PostgreSQLでデータベースを切り替える方法
PostgreSQLでデータベースを切り替える方法
\connect
コマンドは、PostgreSQLクライアントの中で最も簡単な方法でデータベースを切り替えることができます。
\connect database_name
ここで、database_name
は接続したいデータベースの名前です。
例:
\connect my_database
このコマンドを実行すると、my_database
データベースに接続されます。
\connect コマンドのオプション
-h host
: 接続するホストを指定します。-U username
: 接続するユーザー名を指定します。-W
: パスワード入力を要求します。
\connect -h localhost -p 5432 -U postgres my_database
このコマンドは、localhost
ホストの 5432
ポートで実行されている postgres
ユーザーの my_database
データベースに接続します。
ALTER DATABASE
コマンドは、データベースの設定を変更するために使用されます。
ALTER DATABASE database_name SET CURRENT DATABASE;
ALTER DATABASE my_database SET CURRENT DATABASE;
ALTER DATABASE -h localhost -p 5432 -U postgres my_database SET CURRENT DATABASE;
- 1つのデータベースにしか接続しない場合は、
\connect
コマンドを使う方が簡単です。 - 複数のデータベースに接続する場合は、
ALTER DATABASE
コマンドを使う方が効率的です。
- PostgreSQLクライアントには、
psql
以外にもpgcli
やdbeaver
などがあります。 - これらのクライアントは、
\connect
コマンドやALTER DATABASE
コマンドと同じようにデータベースを切り替えることができます。
-- 1. `\connect` コマンドを使う
\connect my_database
-- 現在のデータベースを確認
SELECT current_database();
-- 2. `ALTER DATABASE` コマンドを使う
ALTER DATABASE my_database SET CURRENT DATABASE;
-- 現在のデータベースを確認
SELECT current_database();
補足
- 上記のコードは、PostgreSQLクライアント
psql
で実行できます。 current_database()
関数は、現在のデータベースの名前を取得します。
PostgreSQLでデータベースを切り替えるその他の方法
環境変数を使う
PGDATABASE
環境変数を設定することで、デフォルトのデータベースを指定することができます。
export PGDATABASE=my_database
.psqlrc
ファイルは、psql
コマンド起動時に実行される設定ファイルです。
このファイルに \connect
コマンドを記述することで、データベースを切り替えることができます。
\connect my_database
.psqlrc
ファイルは、ホームディレクトリに作成する必要があります。
GUI ツールを使う
pgAdmin や DBeaver などの GUI ツールを使うと、データベースを切り替えることができます。
これらのツールは、データベースの一覧を表示したり、接続したり、操作したりすることができます。
クライアントライブラリを使う
psycopg2 や pg8000 などのクライアントライブラリを使うと、プログラムからデータベースを切り替えることができます。
これらのライブラリは、Python や Java などのプログラミング言語から PostgreSQL に接続するための API を提供しています。
- GUI ツールを使うと、データベースを視覚的に操作できるので、初心者にはおすすめです。
- プログラムからデータベースを切り替えたい場合は、クライアントライブラリを使う必要があります。
postgresql psql