PythonでPostgreSQLデータベースに接続してクエリを実行する

2024-04-02

PostgreSQLにおけるUSE DATABASEコマンドの詳細解説

コマンドの構文:

USE DATABASE database_name;
  • USE: コマンドの名前
  • DATABASE: キーワード
  • database_name: 使用したいデータベースの名前
# postgresqlデータベースに接続
psql -U postgres

# "mydb"というデータベースを選択
USE mydb;

# 選択したデータベースに対して操作を実行
SELECT * FROM users;
  • USE DATABASEコマンドは、PostgreSQLクライアントツールだけでなく、アプリケーションプログラムからも使用することができます。
  • 複数のデータベースを切り替えて操作する場合は、USE DATABASEコマンドを複数回実行する必要があります。
  • 特定のデータベースに対して操作が完了したら、\qコマンドを実行してデータベースとの接続を切断する必要があります。
  • USE DATABASEコマンドを実行する前に、接続したいデータベースが存在することを確認する必要があります。
  • USE DATABASEコマンドを実行する際に、データベース名に特殊文字が含まれている場合は、二重引用符で囲む必要があります。

補足情報:

  • USE DATABASEコマンドは、PostgreSQLのバージョンによって、オプションや動作が異なる場合があります。詳細は、PostgreSQL公式ドキュメントを参照してください。



PostgreSQLにおけるUSE DATABASEコマンドのサンプルコード

Python

import psycopg2

# 接続情報
host = "localhost"
port = 5432
database = "mydb"
user = "postgres"
password = "password"

# 接続
connection = psycopg2.connect(
    host=host,
    port=port,
    database=database,
    user=user,
    password=password,
)

# カーソル作成
cursor = connection.cursor()

# データベースの選択
cursor.execute("USE mydb")

# クエリ実行
cursor.execute("SELECT * FROM users")

# 結果取得
results = cursor.fetchall()

# クリーンアップ
cursor.close()
connection.close()

# 結果処理
for result in results:
    print(result)

Java

import java.sql.Connection;
import java.sql.DriverManager;
import java.sql.ResultSet;
import java.sql.SQLException;
import java.sql.Statement;

public class UseDatabaseExample {

    public static void main(String[] args) throws SQLException {
        // 接続情報
        String url = "jdbc:postgresql://localhost:5432/mydb";
        String user = "postgres";
        String password = "password";

        // 接続
        Connection connection = DriverManager.getConnection(url, user, password);

        // ステートメント作成
        Statement statement = connection.createStatement();

        // データベースの選択
        statement.executeUpdate("USE mydb");

        // クエリ実行
        ResultSet resultSet = statement.executeQuery("SELECT * FROM users");

        // 結果処理
        while (resultSet.next()) {
            System.out.println(resultSet.getString("username"));
        }

        // クリーンアップ
        resultSet.close();
        statement.close();
        connection.close();
    }
}

Go

package main

import (
    "database/sql"
    "fmt"
    _ "github.com/lib/pq" // PostgreSQLドライバー
)

func main() {
    // 接続情報
    host := "localhost"
    port := 5432
    database := "mydb"
    user := "postgres"
    password := "password"

    // 接続
    db, err := sql.Open("postgres", fmt.Sprintf("host=%s port=%d dbname=%s user=%s password=%s", host, port, database, user, password))
    if err != nil {
        panic(err)
    }
    defer db.Close()

    // ステートメント作成
    stmt, err := db.Prepare("SELECT * FROM users")
    if err != nil {
        panic(err)
    }
    defer stmt.Close()

    // クエリ実行
    rows, err := stmt.Query()
    if err != nil {
        panic(err)
    }
    defer rows.Close()

    // 結果処理
    for rows.Next() {
        var username string
        err := rows.Scan(&username)
        if err != nil {
            panic(err)
        }
        fmt.Println(username)
    }
}



PostgreSQLデータベースを選択するその他の方法

環境変数

PGDATABASE環境変数を設定することで、デフォルトのデータベースを選択することができます。

例:

# bashの場合
export PGDATABASE=mydb

# Windowsの場合
set PGDATABASE=mydb

接続文字列にdatabaseパラメータを指定することで、接続時に使用するデータベースを選択することができます。

# Python
connection = psycopg2.connect(
    host="localhost",
    port=5432,
    database="mydb",
    user="postgres",
    password="password",
)

# Java
Connection connection = DriverManager.getConnection("jdbc:postgresql://localhost:5432/mydb", "postgres", "password");
psql -d mydb -U postgres

libpq接続パラメータ

libpqライブラリを使用する場合は、PQconnectdbParams構造体のdbnameフィールドにデータベース名を指定することで、接続時に使用するデータベースを選択することができます。

#include <libpq-fe.h>

int main() {
    PGconn *conn;
    PQconnectdbParams params;

    params.dbname = "mydb";
    params.user = "postgres";
    params.password = "password";

    conn = PQconnectdbParams(&params);

    if (PQstatus(conn) != CONNECTION_OK) {
        fprintf(stderr, "接続エラー: %s\n", PQerrorMessage(conn));
        PQfinish(conn);
        return 1;
    }

    // ...

    PQfinish(conn);

    return 0;
}

注意事項:

  • 環境変数を使用する場合は、すべてのアプリケーションがその環境変数を読み込めるようにする必要があります。
  • 接続文字列にデータベース名を指定する場合は、接続文字列が安全に管理されていることを確認する必要があります。
  • psqlコマンドオプションを使用する場合は、コマンドラインからデータベースを選択する必要がある場合に便利です。
  • libpq接続パラメータを使用する場合は、C言語などのプログラミング言語からデータベースを選択する必要がある場合に便利です。

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