PostgreSQLでCURRENT_TIMESTAMP関数とtimestamp with time zone型を使い分ける

2024-04-02

PostgreSQLで現在時刻をUTCとしてデフォルト値として使用する方法

CURRENT_TIMESTAMP関数は、現在の時刻をUTCで返します。この関数をデフォルト値として使用するには、次のようにします。

CREATE TABLE my_table (
  id INT PRIMARY KEY,
  created_at TIMESTAMP DEFAULT CURRENT_TIMESTAMP
);

このコードは、my_tableというテーブルを作成します。このテーブルには、idというINT型の主キーと、created_atというTIMESTAMP型の列があります。created_at列のデフォルト値は、CURRENT_TIMESTAMP関数によって現在の時刻が設定されます。

timestamp with time zone型は、タイムゾーン情報を含む時刻を表します。この型を使用するには、次のようにします。

CREATE TABLE my_table (
  id INT PRIMARY KEY,
  created_at TIMESTAMP WITH TIME ZONE DEFAULT CURRENT_TIMESTAMP AT TIME ZONE 'UTC'
);
  • 常にUTCで時刻を保存したい場合は、timestamp with time zone型を使うべきです。
  • 時々ローカルタイムで時刻を保存したい場合は、CURRENT_TIMESTAMP関数を使うべきです。

その他の注意事項

  • PostgreSQLは、デフォルトでUTCを使用します。そのため、特にタイムゾーンを指定しなくても、現在の時刻はUTCで保存されます。
  • CURRENT_TIMESTAMP関数は、現在の時刻をUTCで返しますが、タイムゾーン情報は含まれません。




-- テーブルの作成

CREATE TABLE my_table (
  id INT PRIMARY KEY,
  created_at TIMESTAMP DEFAULT CURRENT_TIMESTAMP
);

-- データの挿入

INSERT INTO my_table (created_at) VALUES (CURRENT_TIMESTAMP);

-- データの取得

SELECT created_at FROM my_table;

このコードを実行すると、my_tableテーブルに現在の時刻がUTCで保存されます。

  • PostgreSQLで現在時刻をローカルタイムとしてデフォルト値として使用するには、CURRENT_TIMESTAMP関数の代わりにLOCALTIMESTAMP関数を使用します。



DEFAULT式を使用して、現在時刻をUTCとしてデフォルト値として設定できます。

CREATE TABLE my_table (
  id INT PRIMARY KEY,
  created_at TIMESTAMP DEFAULT (CURRENT_TIMESTAMP AT TIME ZONE 'UTC')
);
CREATE VIEW my_view AS
SELECT id, CURRENT_TIMESTAMP AT TIME ZONE 'UTC' AS created_at
FROM my_table;

INSERT INTO my_table (id) VALUES (1);

SELECT created_at FROM my_view;

トリガーを使用して、レコードが挿入される前に現在時刻をUTCとして設定できます。

CREATE TRIGGER my_trigger BEFORE INSERT ON my_table
FOR EACH ROW
BEGIN
  NEW.created_at = CURRENT_TIMESTAMP AT TIME ZONE 'UTC';
END;
  • シンプルな方法で現在時刻をUTCとしてデフォルト値として設定したい場合は、DEFAULT式を使うべきです。
  • レコードが挿入される前に他の処理を実行したい場合は、トリガーを使うべきです。

postgresql timezone timestamp


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