その他の方法:環境変数、database.ymlファイル、config/initializers/time_zone.rbファイル

2024-04-10

RailsとPostgreSQLでタイムゾーンを完全に無視するには、いくつかの方法があります。

方法

  • データベース設定

config/database.ymlファイルで、time_zone オプションを nil に設定します。

default: &default
  adapter: postgresql
  encoding: unicode
  host: localhost
  database: my_database
  username: postgres
  password:
  pool: 5
  timeout: 5000

development:
  <<: *default
  database: my_database_development

test:
  <<: *default
  database: my_database_test
  • モデル設定

DateTime 型の属性を持つモデルで、time_zone オプションを nil に設定します。

class User < ApplicationRecord
  # タイムゾーンを無視
  attribute :created_at, :datetime, time_zone: nil

  # ...
end
  • クエリ

DateTime 型の値を比較するクエリでは、::without_time_zone メソッドを使用します。

User.where(created_at: ::without_time_zone('2024-04-10 05:44:00'))

注意事項

  • タイムゾーンを無視すると、データの解釈が誤解を招く可能性があります。
  • 異なるタイムゾーンにあるユーザー間でデータを共有する場合、タイムゾーンを考慮する必要があります。

補足

  • 上記以外にも、タイムゾーンを扱う方法はいくつかあります。 詳細は Rails と PostgreSQL のドキュメントを参照してください。
  • タイムゾーンは複雑なトピックです。 完全に理解するには、時間をかけて調査する必要があります。



# モデル

class User < ApplicationRecord
  # タイムゾーンを無視
  attribute :created_at, :datetime, time_zone: nil

  # ...
end

# クエリ

# 現在時刻より前に作成されたユーザーを取得
User.where(created_at: ::without_time_zone('2024-04-10 05:44:00').lt)

# 特定のタイムゾーンにあるユーザーを取得
User.where(created_at: ::without_time_zone('2024-04-10 05:44:00').in_time_zone('Asia/Tokyo'))

# ...
  • タイムゾーンを無視する代わりに、time_zone オプションを使用して特定のタイムゾーンを設定することができます。
  • Time 型の属性には、time_zone オプションは使用できません。



RailsとPostgreSQLでタイムゾーンを完全に無視するその他の方法

ENV['TZ'] 環境変数を nil に設定します。

# .bash_profile または .zshrc

export TZ=
default: &default
  adapter: postgresql
  encoding: unicode
  host: localhost
  database: my_database
  username: postgres
  password:
  pool: 5
  timeout: 5000
  timezone: nil

development:
  <<: *default
  database: my_database_development

test:
  <<: *default
  database: my_database_test

config/initializers/time_zone.rb ファイルを作成し、以下のコードを追加します。

# タイムゾーンを無効化
Time.zone = nil

# ...

Time.zone メソッド

コード内で Time.zone メソッドを使用して、一時的にタイムゾーンを無効化することができます。

# タイムゾーンを一時的に無効化
Time.zone = nil

# タイムゾーンを無視して処理を実行
# ...

# タイムゾーンを元に戻す
Time.zone = 'Asia/Tokyo'
  • 上記の方法はいずれも、すべてのタイムゾーン設定を無視します。

ruby-on-rails postgresql datetime


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