SQLiteデータベースのカラム名一覧を取得する方法
SQLiteでカラム名のリストを取得する方法
PRAGMA table_info
は、テーブルに関する情報を取得するための特別なSQLiteコマンドです。このコマンドを使用するには、以下のSQLクエリを実行します。
PRAGMA table_info(テーブル名);
このクエリは、指定されたテーブルのカラムに関する情報を含むテーブルを返します。各行には、カラム名、データ型、その他の属性に関する情報が含まれます。
例:
sqlite> PRAGMA table_info(users);
cid | name | type | notnull | dflt_value | pk
-----|------|------|---------|-----------|-----
0 | id | INTEGER | 0 | NULL | 1
1 | name | TEXT | 0 | NULL | 0
2 | email | TEXT | 0 | NULL | 0
この例では、users
テーブルには id
、name
、email
という3つのカラムがあり、それぞれ INTEGER
、TEXT
、TEXT
型であることが分かります。
sqlite3.Cursor オブジェクトを使用する
Pythonなどのプログラミング言語を使用している場合は、sqlite3
モジュールを使用してデータベースに接続し、Cursor
オブジェクトを使用してカラム名のリストを取得できます。
例 (Python):
import sqlite3
# データベースへの接続
conn = sqlite3.connect("database.db")
# Cursorオブジェクトの作成
cursor = conn.cursor()
# カラム名のリストを取得
cursor.execute("PRAGMA table_info(?)", ("users",))
column_names = [column[1] for column in cursor.fetchall()]
# 結果の出力
print(column_names)
# データベースのクローズ
conn.close()
このコードは、database.db
データベースにある users
テーブルのカラム名のリストを取得し、出力します。
その他の方法
上記以外にも、いくつかの方法でカラム名のリストを取得できます。
- データベース管理ツールを使用する: SQLite Studioなどのデータベース管理ツールを使用すると、GUI操作で簡単にカラム名のリストを取得できます。
- SQL クエリを使用する:
SELECT
ステートメントを使用して、テーブルからすべてのデータを取得し、カラム名を取得できます。
どの方法を使用するかは、状況や使用しているプログラミング言語によって異なります。
import sqlite3
# データベースへの接続
conn = sqlite3.connect("database.db")
# Cursorオブジェクトの作成
cursor = conn.cursor()
# テーブル名を入力
table_name = "users"
# カラム名のリストを取得
cursor.execute("PRAGMA table_info(?)", (table_name,))
column_names = [column[1] for column in cursor.fetchall()]
# 結果の出力
print(f"テーブル '{table_name}' のカラム名:")
for column_name in column_names:
print(f" - {column_name}")
# データベースのクローズ
conn.close()
このコードを実行すると、以下の出力が得られます。
テーブル 'users' のカラム名:
- id
- name
- email
このコードは、任意のテーブル名を入力することで、そのテーブルのカラム名のリストを取得することができます。
SQLiteでカラム名のリストを取得するその他の方法
sqlite3.Row オブジェクトを使用する
Pythonでは、sqlite3.Row
オブジェクトを使用して、カラム名にアクセスできます。sqlite3.Row
オブジェクトは、テーブルの各行を表す辞書のようなオブジェクトです。
import sqlite3
# データベースへの接続
conn = sqlite3.connect("database.db")
# Cursorオブジェクトの作成
cursor = conn.cursor()
# テーブル名を入力
table_name = "users"
# クエリの実行
cursor.execute(f"SELECT * FROM {table_name}")
# 結果の取得
for row in cursor:
# カラム名にアクセス
for column_name in row.keys():
print(f"{column_name}: {row[column_name]}")
# データベースのクローズ
conn.close()
このコードは、users
テーブルのすべての行をループし、各行の各カラム名と値を出力します。
データベース管理ツールを使用する
- SQLite Studio を開き、データベースファイルを開きます。
- テーブルリストから目的のテーブルを選択します。
- テーブル構造ペインが表示されます。
- ペインには、テーブルのカラム名とデータ型が表示されます。
SQL クエリを使用する
SELECT name, email FROM users;
このクエリは、users
テーブルの name
と email
カラムの値をすべて返します。
sqlite