PythonでSQLiteデータベースのテーブルのカラムリストを取得する方法

2024-04-02

SQLiteデータベースのテーブルのカラムリストを取得する方法

概要

前提条件

  • Python、Java、またはC#の開発環境
  • SQLiteデータベース

方法

Python

  1. sqlite3モジュールをインポートします。
  2. データベースに接続します。
  3. cursor.execute()を使用して、PRAGMA table_info(table_name)クエリを実行します。
  4. fetchall()を使用して、クエリ結果を取得します。
  5. 結果の各行から、カラム名を取得します。
import sqlite3

# データベースへの接続
conn = sqlite3.connect("database.db")
cursor = conn.cursor()

# テーブル名
table_name = "my_table"

# クエリの実行
cursor.execute("PRAGMA table_info({})".format(table_name))

# 結果の取得
results = cursor.fetchall()

# カラム名のリスト
column_names = [result[1] for result in results]

# 結果の表示
print(column_names)

# データベースのクローズ
cursor.close()
conn.close()

Java

  1. java.sqlパッケージをインポートします。
  2. DriverManagerを使用して、データベースに接続します。
  3. ResultSetオブジェクトから、カラム名を取得します。
import java.sql.*;

public class Main {

    public static void main(String[] args) throws Exception {
        // データベースへの接続
        Connection conn = DriverManager.getConnection("jdbc:sqlite:database.db");
        Statement stmt = conn.createStatement();

        // テーブル名
        String table_name = "my_table";

        // クエリの実行
        ResultSet rs = stmt.executeQuery("PRAGMA table_info(" + table_name + ")");

        // カラム名のリスト
        List<String> columnNames = new ArrayList<>();
        while (rs.next()) {
            columnNames.add(rs.getString("name"));
        }

        // 結果の表示
        for (String columnName : columnNames) {
            System.out.println(columnName);
        }

        // データベースのクローズ
        rs.close();
        stmt.close();
        conn.close();
    }
}

C#

  1. System.Data.SQLite名前空間をインポートします。
  2. SQLiteConnectionオブジェクトを作成して、データベースに接続します。
using System;
using System.Data.SQLite;

namespace Example {
    class Program {
        static void Main(string[] args) {
            // データベースへの接続
            string dbPath = "database.db";
            SQLiteConnection connection = new SQLiteConnection("Data Source=" + dbPath + ";Version=3;");
            connection.Open();

            // テーブル名
            string tableName = "my_table";

            // クエリの実行
            SQLiteCommand command = new SQLiteCommand(connection);
            command.CommandText = "PRAGMA table_info(" + tableName + ")";
            SQLiteDataReader reader = command.ExecuteReader();

            // カラム名のリスト
            List<string> columnNames = new List<string>();
            while (reader.Read()) {
                columnNames.Add(reader.GetString(1));
            }

            // 結果の表示
            foreach (string columnName in columnNames) {
                Console.WriteLine(columnName);
            }

            // データベースのクローズ
            reader.Close();
            connection.Close();
        }
    }
}

上記の方法




Python

import sqlite3

# データベースへの接続
conn = sqlite3.connect("database.db")
cursor = conn.cursor()

# テーブル名
table_name = "my_table"

# クエリの実行
cursor.execute("PRAGMA table_info({})".format(table_name))

# 結果の取得
results = cursor.fetchall()

# カラム名のリスト
column_names = [result[1] for result in results]

# 結果の表示
for column_name in column_names:
    print(column_name)

# データベースのクローズ
cursor.close()
conn.close()

Java

import java.sql.*;

public class Main {

    public static void main(String[] args) throws Exception {
        // データベースへの接続
        Connection conn = DriverManager.getConnection("jdbc:sqlite:database.db");
        Statement stmt = conn.createStatement();

        // テーブル名
        String table_name = "my_table";

        // クエリの実行
        ResultSet rs = stmt.executeQuery("PRAGMA table_info(" + table_name + ")");

        // カラム名のリスト
        List<String> columnNames = new ArrayList<>();
        while (rs.next()) {
            columnNames.add(rs.getString("name"));
        }

        // 結果の表示
        for (String columnName : columnNames) {
            System.out.println(columnName);
        }

        // データベースのクローズ
        rs.close();
        stmt.close();
        conn.close();
    }
}

C#

using System;
using System.Data.SQLite;

namespace Example {
    class Program {
        static void Main(string[] args) {
            // データベースへの接続
            string dbPath = "database.db";
            SQLiteConnection connection = new SQLiteConnection("Data Source=" + dbPath + ";Version=3;");
            connection.Open();

            // テーブル名
            string tableName = "my_table";

            // クエリの実行
            SQLiteCommand command = new SQLiteCommand(connection);
            command.CommandText = "PRAGMA table_info(" + tableName + ")";
            SQLiteDataReader reader = command.ExecuteReader();

            // カラム名のリスト
            List<string> columnNames = new List<string>();
            while (reader.Read()) {
                columnNames.Add(reader.GetString(1));
            }

            // 結果の表示
            foreach (string columnName in columnNames) {
                Console.WriteLine(columnName);
            }

            // データベースのクローズ
            reader.Close();
            connection.Close();
        }
    }
}

説明

各コードの詳細:

  • Python:
    • PRAGMA table_info(table_name)クエリを実行し、結果を取得します。
    • リスト内のカラム名を出力します。




SQLiteデータベースのテーブルのカラムリストを取得する他の方法

データベースブラウザツールを使用する

SQLiteデータベースを視覚的に操作できるツール(SQLiteStudio、DB Browser for SQLiteなど)を使用すれば、GUI上で簡単にカラムリストを取得できます。

SQLクエリを使用する

SELECT * FROM table_nameクエリを実行すると、テーブルのすべてのデータが取得できます。結果の最初の行には、カラム名が表示されます。

プログラミング言語のライブラリを使用する

Python、Java、C#などのプログラミング言語には、SQLiteデータベースを操作するためのライブラリが用意されています。これらのライブラリを使用すれば、プログラムコードから簡単にカラムリストを取得できます。

情報スキーマテーブルを使用する

SQLiteデータベースには、テーブルに関する情報が格納された情報スキーマテーブルがあります。これらのテーブルを使用すれば、SQLクエリによってカラムリストを取得できます。

  • 簡単な方法でカラムリストを取得したい場合は、データベースブラウザツールを使用するのがおすすめです。
  • プログラムからカラムリストを取得したい場合は、プログラミング言語のライブラリを使用するのが効率的です。
  • 詳細な情報を知りたい場合は、SQLクエリや情報スキーマテーブルを使用するのも良いでしょう。

SQLiteデータベースのテーブルのカラムリストを取得するには、いくつかの方法があります。状況に合わせて適切な方法を選択してください。


reflection sqlite list


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