【解決済み】Anaconda Pythonでsqlite3モジュールが見つからない時のエラー解決方法

2024-04-02

Anaconda Pythonでsqlite3をインポートできない問題：詳細解説と解決方法

問題概要

ImportError: No module named 'sqlite3'

この問題は、主に以下の3つの原因によって発生します。

sqlite3モジュールのインストール不足
Python環境とsqlite3モジュールのバージョン不一致
パス設定の問題

原因と解決方法の詳細

sqlite3モジュールのインストール不足

Anaconda Python環境にデフォルトでsqlite3モジュールがインストールされていない場合があります。この場合は、以下のコマンドを実行してインストールします。

conda install sqlite3

補足:

すでにsqlite3モジュールがインストールされている場合は、conda listコマンドを実行して確認できます。
仮想環境を使用している場合は、conda activateコマンドで仮想環境をアクティベートしてから、conda installコマンドを実行する必要があります。

Python環境とsqlite3モジュールのバージョンが一致していない場合、エラーが発生することがあります。以下のコマンドを実行して、Python環境とsqlite3モジュールのバージョンを確認します。

python -c "import sqlite3; print(sqlite3.sqlite_version)"

出力結果を確認し、Python環境とsqlite3モジュールのバージョンが一致していることを確認します。一致していない場合は、以下の方法でバージョンを調整します。

方法1: sqlite3モジュールのバージョンをアップグレードする

以下のコマンドを実行して、sqlite3モジュールを最新バージョンにアップグレードします。

conda update sqlite3

方法2: Python環境のバージョンを変更する

Python環境のバージョンを変更するには、Anaconda Navigatorなどのツールを使用するか、以下のコマンドを実行します。

conda create -n <環境名> python=<バージョン>

Python環境のバージョンを変更する場合は、互換性のあるバージョンのsqlite3モジュールをインストールする必要があります。

パス設定の問題

まれに、パス設定に問題があるために、sqlite3モジュールがインポートできない場合があります。以下のコマンドを実行して、sqlite3モジュールのパスを確認します。

python -c "import sqlite3; print(sqlite3.__file__)"

出力結果を確認し、sqlite3モジュールが正しいパスにインストールされていることを確認します。正しいパスにインストールされていない場合は、以下の方法でパス設定を修正します。

方法1: 環境変数 PYTHONPATH を設定する

以下のコマンドを実行して、環境変数PYTHONPATHにsqlite3モジュールのパスを追加します。

set PYTHONPATH=<sqlite3モジュールのパス>

Anaconda Navigatorを使用している場合は、以下の手順でsqlite3モジュールのパスを設定できます。

Anaconda Navigatorを起動します。
左側のメニューから「Environments」を選択します。
使用している環境を選択します。
右上の「Settings」ボタンをクリックします。
「Packages」タブを選択します。
検索バーに「sqlite3」と入力します。
検索結果から「sqlite3」を選択して、「Install」ボタンをクリックします。
インストールが完了したら、「Apply」ボタンをクリックします。

環境変数PYTHONPATHを設定する場合は、システム環境変数とユーザー環境変数のどちらを設定しても構いません。
Anaconda Navigatorを使用する場合は、GUI操作で簡単にパス設定を変更できます。

その他の解決策

上記の解決方法で問題が解決しない場合は、以下の方法を試してみてください。

Anacondaのキャッシュをクリアする
PythonとAnacondaを再インストールする

import sqlite3

# データベースへの接続
conn = sqlite3.connect('my_database.db')

# カーソルの作成
c = conn.cursor()

# テーブルの作成
c.execute('''
CREATE TABLE IF NOT EXISTS users (
  id INTEGER PRIMARY KEY AUTOINCREMENT,
  name TEXT NOT NULL,
  age INTEGER NOT NULL
)
''')

# データの挿入
c.execute("INSERT INTO users (name, age) VALUES (?, ?)", ("John Doe", 30))
c.execute("INSERT INTO users (name, age) VALUES (?, ?)", ("Jane Doe", 25))

# データの取得
c.execute("SELECT * FROM users")
for row in c.fetchall():
  print(row)

# データベースへの変更の保存
conn.commit()

# データベースとの接続の切断
conn.close()