さよならもう不要! PostgreSQLデータベースからユーザーを削除する3つの方法

2024-05-22

PostgreSQL データベースからユーザーを削除する方法

DROP USERコマンドは、PostgreSQLデータベースからユーザーを削除するための最も基本的な方法です。このコマンドを使用すると、ユーザーとその所有するすべてのデータベースが削除されます。

DROP USER username;

例:

DROP USER yamada;

このコマンドを実行すると、ユーザーyamadaとその所有するすべてのデータベースが削除されます。

SQLステートメントを使用する

DROP USERコマンドに加えて、SQLステートメントを使用してPostgreSQLデータベースからユーザーを削除することもできます。この方法では、ユーザーを削除する際にオプションをより細かく制御できます。

DROP USER username [OPTIONS];

オプション:

  • CASCADE: このオプションを指定すると、ユーザーが所有するすべてのデータベースおよびオブジェクトも削除されます。
  • RESTRICT: このオプションを指定すると、ユーザーが所有するデータベースまたはオブジェクトが存在する場合は、ユーザーを削除できません。
  • NOINHERIT: このオプションを指定すると、ユーザーが継承した権限は削除されません。
DROP USER yamada CASCADE;

注意事項:

  • ユーザーを削除する前に、そのユーザーが所有するデータベースまたはオブジェクトが不要であることを確認してください。
  • データベースの所有者を変更する場合は、まずその所有者を別のユーザーに変更してから、元の所有者を削除する必要があります。
  • postgresユーザーは、スーパーユーザー権限を持つ特別なユーザーであるため、削除することはできません。



    PostgreSQLデータベースからユーザーを削除するサンプルコード

    DROP USERコマンドを使用する

    DROP USER yamada;
    

    このコードは、yamadaという名前のユーザーを削除します。このユーザーが所有するすべてのデータベースおよびオブジェクトも削除されます。

    DROP USER suzuki CASCADE;
    

    RESTRICTオプションを使用する

    DROP USER tanaka RESTRICT;
    

    このコードは、tanakaという名前のユーザーを削除しようとします。ただし、tanakaが所有するデータベースまたはオブジェクトが存在する場合は、削除されません。

    DROP USER nakamura NOINHERIT;
    

    このコードは、nakamuraという名前のユーザーを削除します。ただし、nakamuraが継承した権限は削除されません。

    • 上記のコードを実行する前に、PostgreSQLデータベースに接続していることを確認してください。



    PostgreSQLデータベースからユーザーを削除するその他の方法

    psqlコマンドラインツールを使用して、DROP USERコマンドを実行することができます。

    psql -U postgres -d postgres
    DROP USER yamada;
    
    psql -U postgres -d postgres
    DROP USER yamada CASCADE;
    

    このコマンドは、postgresユーザーとしてpostgresデータベースに接続し、yamadaユーザーとその所有するすべてのデータベースおよびオブジェクトを削除します。

    pgAdminなどのGUIツールを使用して、PostgreSQLデータベースからユーザーを削除することができます。

    1. pgAdminに接続し、削除するユーザーを含むデータベースを選択します。
    2. ユーザーノードを右クリックし、「削除」を選択します。
    3. 確認ダイアログで「OK」をクリックします。
    • 上記の手順は、pgAdmin 4.2.1でのものです。他のバージョンでは、手順が異なる場合があります。

    これらの方法は、コマンドラインインターフェースが苦手な方や、GUIツールを使用してデータベースを管理することを好む方にとって役立つ場合があります。


      postgresql


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