PostgreSQL コマンドラインユーティリティ psql の使い方
PostgreSQL コマンドラインユーティリティ psql からの終了方法
この解説では、psqlから正常に終了するための方法を、分かりやすく日本語で説明します。
\q コマンドを使用する
psqlから終了する最も簡単な方法は、\q
コマンドを使用することです。このコマンドは、psqlを即座に終了し、オペレーティングシステムのプロンプトに戻ります。
postgres=# \q
exit
コマンドも、psqlを終了するために使用できます。\q
コマンドと同様に、exit
コマンドもpsqlを即座に終了します。
postgres=# exit
Ctrl+D キーを押す
多くの場合、Ctrl
+D
キーを押すことで、psqlを含むコマンドラインインターフェースから終了することができます。
psqlが応答しなくなった場合は、kill
コマンドを使用して強制終了することができます。kill
コマンドを使用するには、psqlのプロセスID(PID)を知る必要があります。PIDは、ps
コマンドを使用して確認できます。
$ ps aux | grep psql
このコマンドは、実行中のすべてのpsqlプロセスのリストを表示します。PIDを確認したら、以下のコマンドを使用してpsqlを強制終了できます。
$ kill <PID>
SIGKILL シグナルを送信する
kill
コマンドが効かない場合は、SIGKILL
シグナルを送信してpsqlを強制終了することができます。SIGKILL
シグナルは、プロセスを強制終了する最も強力な方法です。
$ kill -9 <PID>
注意事項
\q
コマンドやexit
コマンドを使用する場合は、未保存の変更がある場合は失われます。kill
コマンドやSIGKILL
シグナルを使用する場合は、psqlが異常終了する可能性があります。
# psql コマンドラインユーティリティを起動
postgres=#
# データベースに接続
postgres=# \connect my_database
# データベースの操作
postgres=# SELECT * FROM users;
# `\q` コマンドを使用して psql から終了
postgres=# \q
# オペレーティングシステムのプロンプトに戻る
$
このサンプルコードでは、まず psql
コマンドラインユーティリティを起動し、my_database
データベースに接続しています。次に、SELECT
ステートメントを使用して users
テーブルからデータを取得しています。最後に、\q
コマンドを使用して psql から終了しています。
PostgreSQL コマンドラインユーティリティ psql からの終了方法
\quit
コマンドは、\q
コマンドと同様に psql を終了します。
postgres=# \quit
\.quit
コマンドは、\q
コマンドと \quit
コマンドのエイリアスです。
postgres=# \.quit
postgres=# \!exit
postgres=# \!q
Ctrl
+C
キーを押すと、psql への入力を中断し、コマンドプロンプトに戻ります。ただし、psql は終了しません。
kill
コマンドを使用して、psql に SIGTERM
シグナルを送信できます。SIGTERM
シグナルは、psql に正常に終了するように指示します。
$ kill -TERM <PID>
$ kill -QUIT <PID>
- 上記の方法の中には、psql が異常終了する可能性があるものがあります。
- 未保存の変更がある場合は、失われる可能性があります。
postgresql postgresql-9.1 psql