SQLite テーブル作成のトラブルシューティング
SQLiteにおける有効なテーブル名
文字数
- テーブル名は、1文字から最大128文字までです。
- 最初の文字は、英字(大文字・小文字)、アンダースコア(_)、またはドル記号()である必要があります。∗2番目以降の文字は、英字(大文字・小文字)、数字、アンダースコア()​、ドル記号()、ピリオド(.)、またはアットマーク(@)を使用できます。
予約語
- SQLiteでは、テーブル名として使用できない予約語がいくつかあります。
大文字と小文字
- SQLiteは、テーブル名で大文字と小文字を区別します。
- 例えば、
table1
とTABLE1
は異なるテーブル名です。
空白
- テーブル名に空白文字を含めることはできません。
特殊文字
- 以下のような特殊文字は、テーブル名に使用できません。
"
'
- `[
]
;
例
-
以下は、有効なテーブル名の例です。
customers
products
orders
_temp
user$info
-
1table
(最初の文字が数字)table name
(空白文字を含む)SELECT
(予約語)
推奨事項
- テーブル名は、分かりやすく、意味のあるものにすることをお勧めします。
- テーブル名は大文字と小文字を区別するため、一貫性のある命名規則を使用することをお勧めします。
SQLiteにおける有効なテーブル名の規則を理解することで、データベース設計をよりスムーズに行うことができます。
import sqlite3
# データベース接続
connection = sqlite3.connect("database.db")
# カーソル取得
cursor = connection.cursor()
# テーブル作成
cursor.execute("""
CREATE TABLE customers (
id INTEGER PRIMARY KEY AUTOINCREMENT,
name TEXT NOT NULL,
email TEXT UNIQUE,
age INTEGER
);
""")
# コミット
connection.commit()
# 接続クローズ
connection.close()
このコードは、customers
という名前のテーブルを作成します。
id
列は、主キーであり、自動的に1ずつ増加します。name
列は、顧客の名前を格納します。email
列は、顧客のメールアドレスを格納します。
テーブル名の規則に従って、テーブル名を設定することができます。
- SQLiteには、
ALTER TABLE
ステートメントを使用して、既存のテーブルを変更することができます。
詳細は、SQLiteの公式ドキュメントを参照してください。
SQLiteでテーブルを作成する他の方法
SQLite GUIツールを使うと、SQLクエリを書かずにテーブルを作成することができます。
これらのツールは、テーブル名や列名、データ型などを設定するウィンドウを提供します。
これらのツールは、SQLクエリを実行するエディタを提供します。
プログラミング言語を使う
PythonやJavaなどのプログラミング言語を使うと、テーブルを作成することができます。
これらの方法は、大量のテーブルを作成する場合や、複雑なテーブル構造を作成する場合に便利です。
SQLiteでテーブルを作成するには、いくつかの方法があります。
- 上記で紹介した方法の中から、自分に合った方法を選択してください。
- それぞれの方法にはメリットとデメリットがあるので、それぞれの方法の特徴を理解した上で選択することをお勧めします。
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