SQLite 3 で拡張機能の読み込みが有効かどうかを確認する方法

2024-06-09

SQLite 3 で拡張機能の読み込みが有効かどうかを確認する方法

pragma ステートメントを使用する

PRAGMA load_extension;

このステートメントを実行すると、現在有効なすべての拡張機能のリストが表示されます。リストが空の場合、拡張機能の読み込みは無効です。

sqlite3_enable_load_extension() 関数を使用する

int sqlite3_enable_load_extension(sqlite3 *db, int enabled);

この関数は、データベース接続 db で拡張機能の読み込みを有効にするかどうかを指定します。enabled が 1 の場合、読み込みが有効になります。0 の場合、無効になります。

この関数の戻り値は、0 の場合は成功、それ以外の場合はエラーコードとなります。

#include <sqlite3.h>

int main() {
  sqlite3 *db;
  int rc;

  rc = sqlite3_open("test.db", &db);
  if (rc != SQLITE_OK) {
    fprintf(stderr, "Failed to open database: %s\n", sqlite3_errmsg(db));
    return 1;
  }

  rc = sqlite3_enable_load_extension(db, 1);
  if (rc != SQLITE_OK) {
    fprintf(stderr, "Failed to enable extension loading: %s\n", sqlite3_errmsg(db));
    sqlite3_close(db);
    return 1;
  }

  // 拡張機能を使用する...

  sqlite3_close(db);
  return 0;
}

注意事項

  • 拡張機能の読み込みは、デフォルトで無効になっています。
  • 拡張機能を読み込む前に、sqlite3_enable_load_extension() 関数を呼び出して読み込みを有効にする必要があります。
  • 拡張機能は、SQLite 3 のバージョンとコンパイル方法によって異なる場合があります。使用しようとしている拡張機能が、使用している SQLite 3 のバージョンと互換性があることを確認してください。

SQLite 3 で拡張機能の読み込みが有効かどうかを確認するには、pragma ステートメントまたは sqlite3_enable_load_extension() 関数を使用できます。拡張機能を使用する前に、読み込みが有効になっていることを確認してください。




PRAGMA load_extension;
sqlite> PRAGMA load_extension;

出力

sqlite> PRAGMA load_extension;
#include <sqlite3.h>

int main() {
  sqlite3 *db;
  int rc;

  rc = sqlite3_open("test.db", &db);
  if (rc != SQLITE_OK) {
    fprintf(stderr, "Failed to open database: %s\n", sqlite3_errmsg(db));
    return 1;
  }

  rc = sqlite3_enable_load_extension(db, 1);
  if (rc != SQLITE_OK) {
    fprintf(stderr, "Failed to enable extension loading: %s\n", sqlite3_errmsg(db));
    sqlite3_close(db);
    return 1;
  }

  // 拡張機能を使用する...

  sqlite3_close(db);
  return 0;
}

このコードは、test.db という名前のデータベースを開き、拡張機能の読み込みを有効にします。その後、拡張機能を使用することができます。

拡張機能を使用する

SQLite 3 には、さまざまな拡張機能が用意されています。以下に、いくつかの例を示します。

  • FTS5 - フルテキスト検索機能を追加します。
  • GeoIP - 地理情報データに基づいてクエリを実行できます。
  • MD5 - MD5 ハッシュ関数を実装します。

拡張機能を使用するには、まず拡張機能をロードする必要があります。これは、pragma ステートメントまたは sqlite3_enable_load_extension() 関数を使用して行うことができます。

拡張機能がロードされたら、その拡張機能の関数を使用することができます。関数の使用方法については、拡張機能のマニュアルを参照してください。

FTS5 拡張機能を使用して、全文検索を実行する方法を次に示します。

CREATE VIRTUAL TABLE documents USING fts5(title, body);

INSERT INTO documents VALUES ('My Document', 'This is my document.');

SELECT * FROM documents WHERE title MATCH 'document';

このコードは、documents という名前の仮想テーブルを作成します。このテーブルには、titlebody という 2 つの列があります。FTS5 拡張機能を使用して、これらの列で全文検索を実行できます。




SQLite 3 で拡張機能の読み込みが有効かどうかを確認するその他の方法

SQLite 組み込みの SQLITE_HAS_LOAD_EXTENSION マクロを使用する

このマクロは、拡張機能の読み込みがサポートされているかどうかを示します。マクロが定義されている場合、拡張機能の読み込みがサポートされています。そうでない場合、サポートされていません。

#include <sqlite3.h>

int main() {
#ifdef SQLITE_HAS_LOAD_EXTENSION
  printf("Extension loading is supported.\n");
#else
  printf("Extension loading is not supported.\n");
#endif

  return 0;
}

sqlite3_version() 関数を使用して、SQLite 3 のバージョンを取得する

SQLite 3 のバージョン 3.8.0 以降では、拡張機能の読み込みがデフォルトで有効になっています。それ以前のバージョンの場合は、手動で有効にする必要があります。

#include <sqlite3.h>

int main() {
  const char *version = sqlite3_version();

  if (version != NULL) {
    int major, minor, patch;

    sscanf(version, "%d.%d.%d", &major, &minor, &patch);

    if (major >= 3 && minor >= 8) {
      printf("Extension loading is enabled by default in this SQLite 3 version.\n");
    } else {
      printf("Extension loading may need to be enabled manually in this SQLite 3 version.\n");
    }
  }

  return 0;
}

この関数は、SQLite 3 が拡張機能をロードできるかどうかを示します。関数が 1 を返した場合、ロードできます。0 を返した場合、できません。

#include <sqlite3.h>

int main() {
  sqlite3 *db;
  int rc;

  rc = sqlite3_open("test.db", &db);
  if (rc != SQLITE_OK) {
    fprintf(stderr, "Failed to open database: %s\n", sqlite3_errmsg(db));
    return 1;
  }

  if (sqlite3_x_loadable_extension(db)) {
    printf("Extension loading is supported.\n");
  } else {
    printf("Extension loading is not supported.\n");
  }

  sqlite3_close(db);
  return 0;
}

これらの方法はすべて、SQLite 3 で拡張機能の読み込みが有効かどうかを確認するために使用できます。どの方法を使用するかは、状況によって異なります。

  • pragma ステートメントは、現在有効なすべての拡張機能のリストを表示する簡単な方法です。
  • sqlite3_enable_load_extension() 関数は、プログラムで拡張機能の読み込みを有効または無効にするために使用できます。
  • SQLITE_HAS_LOAD_EXTENSION マクロは、コンパイル時に拡張機能の読み込みがサポートされているかどうかを確認するために使用できます。
  • sqlite3_version() 関数は、SQLite 3 のバージョンを取得し、拡張機能の読み込みがデフォルトで有効かどうかを確認するために使用できます。
  • sqlite3_x_loadable_extension() 関数は、プログラムで SQLite 3 が拡張機能をロードできるかどうかを確認するために使用できます。

これらの方法に加えて、特定の拡張機能のマニュアルに記載されている方法を使用して、その拡張機能が読み込まれているかどうかを確認することもできます。


sqlite


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sqlite3_enable_load_extension() 関数を使用する

SQLite にロードされた拡張機能をリストするには、次の方法があります。pragma_module_list プragma は、仮想テーブルを提供する拡張機能のリストを返します。この pragma は、SQLite 3.8.2 以降で使用できます。