SQL:論理式、比較演算子、CASE式を使って真偽値をクエリする

2024-05-22

SQL SELECT ステートメントでブール値を返す

論理式を使用する

WHERE 句に論理式を使用すると、条件が真の場合にのみ行が返されます。これは、ブール値 TRUE を返すのと同じです。

SELECT *
FROM customers
WHERE active = TRUE;

このクエリは、active 列の値が TRUE であるすべての顧客レコードを返します。

比較演算子を使用する

SELECT 句で比較演算子を使用して、2 つの値を比較し、真偽値を返すことができます。

SELECT customer_id,
       CASE WHEN age >= 18 THEN 'adult'
            ELSE 'minor'
       END AS age_group
FROM customers;

このクエリは、age 列の値が 18 歳以上の場合に "adult"、それ以外の場合は "minor" という文字列を含む新しい列 age_group を持つ結果セットを返します。

CASE 式を使用して、条件に基づいてさまざまな値を返すことができます。

SELECT product_id,
       CASE WHEN stock_level > 0 THEN 'in stock'
            ELSE 'out of stock'
       END AS stock_status
FROM products;

このクエリは、stock_level 列の値が 0 より大きい場合に "in stock"、それ以外の場合は "out of stock" という文字列を含む新しい列 stock_status を持つ結果セットを返します。

ブール関数を使用する

SQL には、さまざまなブール値を返す関数があります。たとえば、ISNULL 関数は、値が NULLかどうかを確認し、TRUE または FALSE を返します。

SELECT customer_id,
       ISNULL(email, 'no email address') AS email_address
FROM customers;

このクエリは、email 列に値がある場合はその値を、そうでない場合は "no email address" という文字列を含む新しい列 email_address を持つ結果セットを返します。

補足

  • 上記はほんの一例であり、SQL でブール値を返す方法は他にもたくさんあります。
  • 使用する方法は、特定の要件によって異なります。
  • 結果セットにブール値を含める必要がある場合は、上記のいずれかの方法を使用できます。



    このコードは、customers テーブルから active 列が TRUE のすべてのレコードを選択するクエリです。

    SELECT *
    FROM customers
    WHERE active = TRUE;
    

    このコードは、customers テーブルから age 列が 18 歳以上のすべてのレコードを選択し、新しい列 age_group に "adult" または "minor" という値を含めるクエリです。

    SELECT customer_id,
           CASE WHEN age >= 18 THEN 'adult'
                ELSE 'minor'
           END AS age_group
    FROM customers;
    

    CASE 式を使用する

    このコードは、products テーブルから stock_level 列が 0 より大きいすべてのレコードを選択し、新しい列 stock_status に "in stock" または "out of stock" という値を含めるクエリです。

    SELECT product_id,
           CASE WHEN stock_level > 0 THEN 'in stock'
                ELSE 'out of stock'
           END AS stock_status
    FROM products;
    
    SELECT customer_id,
           ISNULL(email, 'no email address') AS email_address
    FROM customers;
    

    これらの例は、SQL でブール値を返すさまざまな方法を示すほんの一例です。特定の要件に応じて、さまざまな方法を組み合わせて使用できます。




    SQL でブール値を返すその他の方法

    ビット演算子を使用して、ビットレベルで値を操作できます。たとえば、BITXOR 演算子を使用して、2 つのビット値が同じかどうかを確認できます。

    SELECT customer_id,
           BITXOR(active, deleted) AS is_active_but_not_deleted
    FROM customers;
    

    このクエリは、active 列と deleted 列のビット値が異なるすべてのレコードを選択し、新しい列 is_active_but_not_deletedTRUE または FALSE を含めます。

    SQL には、さまざまな論理値を返す関数があります。たとえば、NOT 関数は、論理式の値を反転します。

    SELECT customer_id,
           NOT active AS is_inactive
    FROM customers;
    

    このクエリは、customers テーブルからすべてのレコードを選択し、新しい列 is_inactiveactive 列の値の反対の値を含めます。

    サブクエリを使用して、より複雑な論理をクエリに含めることができます。

    SELECT customer_id,
           EXISTS (
               SELECT 1
               FROM orders
               WHERE customer_id = customers.customer_id
           ) AS has_orders
    FROM customers;
    

    このクエリは、customers テーブルからすべてのレコードを選択し、新しい列 has_orders に、対応する顧客 ID で orders テーブルに少なくとも 1 つのレコードがあるかどうかを示す値を含めます。

    結合を使用して、2 つのテーブルからデータを結合し、ブール値を導き出すことができます。

    SELECT c.customer_id,
           o.order_id IS NOT NULL AS has_orders
    FROM customers c
    LEFT JOIN orders o ON c.customer_id = o.customer_id;
    

        sql select boolean


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