結論から言う!MySQL、PostgreSQL、SQLiteのデータベース列タイプはこの3つだけ覚えればOK

2024-04-02

MySQL、PostgreSQL、SQLiteのデータベース列タイプの比較:詳細解説

データベースは、データを効率的に保存、管理するための重要なツールです。MySQL、PostgreSQL、SQLiteは、それぞれ異なる特徴を持つ代表的なデータベース管理システム(DBMS)です。これらのDBMSは、データの保存に様々な列タイプを提供していますが、互換性がない場合もあります。

本解説では、MySQL、PostgreSQL、SQLiteにおける主要な列タイプを比較し、それぞれの対応関係を詳細に説明します。

数値データ型

  • 整数型:
    • MySQL: TINYINTSMALLINTMEDIUMINTINTBIGINT
    • PostgreSQL: SMALLINTINTEGERBIGINT
    • SQLite: INTEGER
    • 対応関係:
      • TINYINTSMALLINT に対応
      • MEDIUMINTINTEGER に対応
  • 浮動小数点型:
    • MySQL: FLOATDOUBLEDECIMAL
    • PostgreSQL: REALDOUBLE PRECISIONDECIMAL
    • SQLite: REALFLOAT
    • 対応関係:
      • FLOATREAL に対応
      • DOUBLEDOUBLE PRECISION に対応
      • DECIMALDECIMAL に対応

文字列データ型

  • 固定長文字列:
    • MySQL: CHAR(n)
    • 対応関係:

その他のデータ型

  • 日付・時間型:
    • MySQL: DATETIMEDATETIME
    • PostgreSQL: DATETIMETIMESTAMP

特殊なデータ型

  • UUID型:
    • SQLite: UNIQUEIDENTIFIER
    • 対応関係:
      • 直接的な対応関係はない
      • アプリケーション側で変換が必要

まとめ

MySQL、PostgreSQL、SQLiteは、それぞれ異なる強みと弱みを持つDBMSです。これらのDBMSを効果的に利用するためには、それぞれの列タイプの特性と対応関係を理解することが重要です。

補足

  • 本解説は、主要な列タイプのみを比較しています。各DBMSには、ここに記載されていない列タイプも存在します。
  • 詳細情報は、各DBMSの公式ドキュメントを参照してください。



サンプルコード:各DBMSにおける列タイプの使用例

CREATE TABLE users (
  id INT NOT NULL AUTO_INCREMENT,
  name VARCHAR(255) NOT NULL,
  email VARCHAR(255) UNIQUE,
  age TINYINT,
  created_at DATETIME DEFAULT CURRENT_TIMESTAMP,
  PRIMARY KEY (id)
);
CREATE TABLE users (
  id SERIAL PRIMARY KEY,
  name VARCHAR(255) NOT NULL,
  email VARCHAR(255) UNIQUE,
  age SMALLINT,
  created_at TIMESTAMP DEFAULT CURRENT_TIMESTAMP
);

SQLite

CREATE TABLE users (
  id INTEGER PRIMARY KEY AUTOINCREMENT,
  name VARCHAR(255) NOT NULL,
  email VARCHAR(255) UNIQUE,
  age INTEGER,
  created_at DATETIME DEFAULT CURRENT_TIMESTAMP
);

上記のコードは、各DBMSにおける列タイプの使用例です。

各列の説明

  • id: 主キー
  • name: ユーザー名
  • email: メールアドレス
  • age: 年齢
  • created_at: 作成日時

各DBMSにおける列タイプの対応関係を理解し、適切な列タイプを選択することで、効率的なデータ管理を実現できます。




これらのツールは、複数のDBMSの列タイプを比較し、視覚的に分かりやすく表示することができます。

オンラインマニュアル

各DBMSの公式マニュアルには、詳細な列タイプ情報が掲載されています。

専門書籍

データベースに関する専門書籍には、列タイプ比較の情報が掲載されている場合があります。

コミュニティ

各DBMSの公式フォーラムやコミュニティに参加することで、他のユーザーから情報を得ることができます。

これらの方法を組み合わせることで、より詳細な情報を得ることができます。

これらの情報源を活用することで、データベース列タイプに関する知識を深めることができます。

データベース列タイプを比較するには、様々な方法があります。


mysql database sqlite


SQL Serverで複数のユーザーがデータベースレコードを編集する方法

最も基本的な方法は、レコードを編集する前にロックすることです。これにより、他のユーザーがレコードを編集するのを防ぐことができます。ロックの種類共有ロック: 他のユーザーがレコードを読み取ることはできますが、編集することはできません。ロックの取得方法...


EAV モデル、ORM、NoSQL データベース:電話番号を保存する最適な方法

国際標準化機構 (ISO) は、国番号、地域番号、加入者番号を含む電話番号を標準化する E.164 規格を策定しています。この規格に基づくと、電話番号は次の形式で保存されます。国番号: 2桁または3桁地域番号: 可変桁数例:日本の電話番号の場合...


MySQL、SQL、MariaDBでエラーを回避する:バッククォートとアポストロフィの正しい使い方

MySQL、SQL、MariaDBなどのデータベースでは、バッククォート()とアポストロフィ(' ')は区切り文字として使用されます。しかし、両者の間には重要な違いがあり、混同するとエラーが発生する可能性があります。バッククォートテーブル名、列名、データベース名など、識別子を囲むために使用されます。...


SQLite でプログラムライブラリを使用して挿入IDを取得する方法

SQLiteで複数行のデータを挿入する場合、個々の行の挿入IDを取得する方法がいくつかあります。それぞれの特徴と使用方法を以下に詳しく説明します。INSERT オペレーションの last_insert_rowid() 関数を使用する最もシンプルな方法は、INSERT オペレーションの後に last_insert_rowid() 関数を使用して、最後に挿入された行のIDを取得する方法です。この方法は、1行ずつ挿入する場合に有効です。...


SQL SQL SQL SQL Amazon で見る



MySQLで効率的なデータ管理:適切なデータ型を選択する

テーブルは、行と列で構成されます。各行はレコードと呼ばれ、特定のエンティティを表します。各列はフィールドと呼ばれ、レコードの特定の属性を表します。フィールドにはそれぞれデータ型が割り当てられます。データ型は、フィールドに保存できるデータの種類を決定します。


5分で完了!SQLダンプファイルを使ってSQLiteをPostgreSQLに移行する

手順SQLiteデータベースをダンプするPostgreSQLデータベースを作成するダンプファイルをPostgreSQLにインポートする注意点テーブル名やカラム名が異なる場合、事前に修正する必要があります。データ型が異なる場合、PostgreSQLで対応するデータ型に変換する必要があります。