SQLite Order By Date - 日付型データをソートする

2024-04-02

SQLiteで日付を昇順または降順に並べ替える方法

このチュートリアルでは、SQLiteデータベースの日付型データを昇順または降順に並べ替える方法について説明します。

使用するもの

  • SQLiteデータベース
  • SQLクエリを実行できるツール

手順

  1. SELECT クエリを使用して、データベースからデータを取得します。
  2. ORDER BY キーワードを使用して、date 列を基準に並べ替えます。
  3. 昇順で並べ替える場合は ASC キーワード、降順で並べ替える場合は DESC キーワードを指定します。

次の例では、dates テーブルのdate 列を昇順に並べ替えています。

SELECT * FROM dates ORDER BY date ASC;
SELECT * FROM dates ORDER BY date DESC;

日付の書式

SQLiteには、DATE または DATETIME 型のデータ型はありません。日付は通常、TEXT 型の文字列として保存されます。

日付の書式は、クエリで日付を比較する方法に影響します。最も一般的な日付書式は次のとおりです。

  • YYYY-MM-DD (例: 2024-03-24)
  • MM/DD/YYYY (例: 03/24/2024)

その他のヒント

  • 複数の列で並べ替える場合は、ORDER BY キーワードで複数の列を指定できます。
  • NULL 値は、昇順ソートでは最初に、降順ソートでは最後に表示されます。
  • 特定の日付範囲のデータを取得するには、WHERE 句を使用できます。

注意

このチュートリアルは、SQLiteデータベースの日付型データを昇順または降順に並べ替えるための基本的な方法を示しています。詳細については、SQLiteの公式ドキュメントを参照してください。

追加情報

  • Android-SQLite で日付を扱う場合は、SQLiteOpenHelper クラスの getReadableDatabase() または getWritableDatabase() メソッドを使用してデータベースへの接続を取得できます。
  • SimpleDateFormat クラスを使用して、日付を異なる書式に変換できます。



例1:昇順で並べ替える

import android.database.sqlite.SQLiteDatabase;
import android.database.sqlite.SQLiteOpenHelper;

public class MainActivity extends AppCompatActivity {

    private SQLiteOpenHelper sqLiteOpenHelper;

    @Override
    protected void onCreate(Bundle savedInstanceState) {
        super.onCreate(savedInstanceState);
        setContentView(R.layout.activity_main);

        // データベースへの接続を取得
        SQLiteDatabase db = sqLiteOpenHelper.getReadableDatabase();

        // SELECT クエリを実行
        String query = "SELECT * FROM dates ORDER BY date ASC";
        Cursor cursor = db.rawQuery(query, null);

        // 結果を処理
        while (cursor.moveToNext()) {
            String date = cursor.getString(cursor.getColumnIndex("date"));
            // ...
        }

        // クローズ
        cursor.close();
        db.close();
    }
}
import android.database.sqlite.SQLiteDatabase;
import android.database.sqlite.SQLiteOpenHelper;

public class MainActivity extends AppCompatActivity {

    private SQLiteOpenHelper sqLiteOpenHelper;

    @Override
    protected void onCreate(Bundle savedInstanceState) {
        super.onCreate(savedInstanceState);
        setContentView(R.layout.activity_main);

        // データベースへの接続を取得
        SQLiteDatabase db = sqLiteOpenHelper.getReadableDatabase();

        // SELECT クエリを実行
        String query = "SELECT * FROM dates ORDER BY date DESC";
        Cursor cursor = db.rawQuery(query, null);

        // 結果を処理
        while (cursor.moveToNext()) {
            String date = cursor.getString(cursor.getColumnIndex("date"));
            // ...
        }

        // クローズ
        cursor.close();
        db.close();
    }
}

上記のコードはサンプルであり、実際のアプリケーションでは変更する必要があります。

変更点

  • sqLiteOpenHelper 変数を実際のデータベースヘルパーに置き換えます。
  • dates テーブルを実際のテーブル名に置き換えます。
  • 結果処理コードを実際の処理に置き換えます。



SQLiteで日付を昇順または降順に並べ替える他の方法

CASE 式を使用する

CASE 式を使用して、日付に基づいてデータを異なる順序で並べ替えることができます。

SELECT * FROM dates ORDER BY CASE date WHEN '2024-03-24' THEN 1 WHEN '2024-03-23' THEN 2 WHEN '2024-03-22' THEN 3 END ASC;

この例では、CASE 式を使用して、date 列の値に基づいてデータに順位を付けています。順位は昇順に並べ替えられます。

SELECT * FROM (SELECT * FROM dates ORDER BY date ASC) AS t;

この例では、ORDER BY キーワードを使用して、サブクエリ内のデータを昇順に並べ替えています。

CREATE VIEW dates_view AS SELECT * FROM dates ORDER BY date ASC;

この例では、CREATE VIEW ステートメントを使用して、dates テーブルに基づいて新しいビューを作成しています。ビューには、date 列に基づいて昇順に並べ替えられたデータが含まれています。

使用する方法は、要件とパフォーマンスのニーズによって異なります。

  • ORDER BY キーワードを使用する方法は、最もシンプルで効率的な方法です。
  • CASE 式を使用する方法は、より複雑な並べ替え順序を定義する場合に役立ちます。
  • サブクエリを使用する方法は、複数の列に基づいてデータを並べ替える場合に役立ちます。
  • ビューを使用する方法は、頻繁に使用される並べ替え順序を保存する場合に役立ちます。

SQLiteで日付型データを昇順または降順に並べ替える方法はいくつかあります。どの方法を使用するかは、要件とパフォーマンスのニーズによって異なります。


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