SQLiteのATTACHコマンドを使ってデータベースのモードを変更する
SQLiteデータベースのモードを「読み書き」に変更する方法
データベースを「読み書き」モードに変更するには、以下の方法があります。
方法1:SQLiteコマンドラインツールを使用する
- コマンドプロンプトまたはターミナルを開きます。
- 次のコマンドを入力します。
sqlite3 database_name.sqlite
- データベースが開いたら、次のコマンドを入力して「読み書き」モードに変更します:
PRAGMA read_write = 1;
- 以下のコマンドを入力して変更を保存します:
.save
SQLiteライブラリを使用してプログラムからデータベースを開く場合は、open()
関数のフラグ引数に READWRITE
オプションを指定する必要があります。
例:Python
import sqlite3
connection = sqlite3.connect("database_name.sqlite", sqlite3.OPEN_READWRITE)
# データベースへの読み書き処理を行う
connection.close()
方法3:GUIツールを使用する
SQLiteデータベースを管理するためのGUIツールを使用する場合は、ツールによって設定方法が異なります。一般的には、データベースのプロパティ設定画面で「読み書き」モードを選択できるようになっています。
注意事項
- データベースを「読み書き」モードに変更する前に、必ずバックアップを取るようにしてください。
- 複数のユーザーがデータベースにアクセスしている場合は、「読み書き」モードに変更すると、他のユーザーがデータベースを閲覧できなくなる可能性があります。
補足
- SQLiteデータベースには、「読み取り専用」モードと「読み書き」モードの他に、「読み取り専用トランザクション」モードと「書き込みトランザクション」モードがあります。
- トランザクションモードの詳細については、SQLite公式ドキュメントを参照してください。
方法1:SQLiteコマンドラインツールを使用する
sqlite3 database_name.sqlite
PRAGMA read_write = 1;
.save
方法2:SQLiteライブラリを使用する
Python
import sqlite3
connection = sqlite3.connect("database_name.sqlite", sqlite3.OPEN_READWRITE)
# データベースへの読み書き処理を行う
connection.close()
C++
#include <sqlite3.h>
int main() {
sqlite3 *db;
int rc;
rc = sqlite3_open("database_name.sqlite", &db, SQLITE_OPEN_READWRITE, NULL);
if (rc != SQLITE_OK) {
fprintf(stderr, "Cannot open database: %s\n", sqlite3_errmsg(db));
sqlite3_close(db);
return 1;
}
// データベースへの読み書き処理を行う
sqlite3_close(db);
return 0;
}
方法3:GUIツールを使用する
SQLiteデータベースのモードを「読み書き」に変更する方法
SQLiteの ATTACH コマンドを使用すると、別のデータベースを「読み書き」モードで現在のデータベースに接続することができます。
例
ATTACH DATABASE 'database_name.sqlite' AS rw_database;
このコマンドを実行すると、rw_database
という名前の仮想テーブルが作成され、その仮想テーブルを通じてデータベースに「読み書き」アクセスできるようになります。
方法5:SQLiteのジャーナリング機能を使用する
SQLiteのジャーナリング機能を有効にすると、データベースへの変更がWALファイルと呼ばれるログファイルに記録されます。WALファイルを使用することで、データベースのロールバックや復旧が可能になります。
ジャーナリング機能を有効にするには、PRAGMA journal_mode
コマンドを使用します。
PRAGMA journal_mode = WAL;
ジャーナリング機能を有効にすると、データベースは自動的に「読み書き」モードになります。
注意点
- 方法4と方法5は、上級者向けの機能です。これらの方法を使用する前に、SQLiteのドキュメントをよく読んで理解してください。
- 方法4と方法5を使用する場合は、データベースのバックアップを取ることを強くお勧めします。
sqlite