CASE WHENでNULL値を無視してDISTINCT値をカウントする方法

2024-04-02

MySQLでDISTINCT値の出現回数を数えるには、いくつかの方法があります。

方法

  1. COUNT DISTINCT
SELECT COUNT(DISTINCT column_name)
FROM table_name;

この方法は、指定された列のDISTINCT値の数をカウントします。

SELECT COUNT(DISTINCT country)
FROM customers;

このクエリは、customersテーブルのcountry列に存在するDISTINCTな国の数をカウントします。

  1. GROUP BY
SELECT column_name, COUNT(*)
FROM table_name
GROUP BY column_name;

この方法は、指定された列ごとにグループ化し、各グループ内の行数をカウントします。

SELECT country, COUNT(*)
FROM customers
GROUP BY country;
  1. CASE WHEN
SELECT COUNT(CASE WHEN column_name IS NOT NULL THEN 1 END)
FROM table_name;

この方法は、CASE WHEN式を使用して、NULLではない値の数をカウントします。

SELECT COUNT(CASE WHEN country IS NOT NULL THEN 1 END)
FROM customers;

補足

  • COUNT DISTINCTは、GROUP BYよりも高速に実行される場合があります。
  • GROUP BYは、DISTINCT値の出現回数だけでなく、その他の集計値も取得できます。
  • CASE WHENは、NULL値を無視したい場合に便利です。



COUNT DISTINCT

SELECT COUNT(DISTINCT country) AS distinct_countries
FROM customers;

GROUP BY

SELECT country, COUNT(*) AS country_count
FROM customers
GROUP BY country
ORDER BY country_count DESC;

このコードは、customersテーブルのcountry列ごとにグループ化し、各国の顧客数をカウントし、country_countというエイリアスで結果を表示します。 結果は、顧客数の多い順に降順でソートされます。

CASE WHEN

SELECT COUNT(CASE WHEN country IS NOT NULL THEN 1 END) AS non_null_countries
FROM customers;

このコードは、customersテーブルのcountry列がNULLではない値の数をカウントし、non_null_countriesというエイリアスで結果を表示します。

実行環境

上記のコードは、MySQL 5.7以上で実行できます。

注意事項

  • 上記のコードは、サンプルです。実際の使用例に合わせて変更する必要があります。
  • テーブル名、列名、データ型などは、実際の環境に合わせて変更する必要があります。



その他のDISTINCT値の出現回数を数える方法

サブクエリ

SELECT COUNT(*)
FROM (
    SELECT DISTINCT column_name
    FROM table_name
);

この方法は、サブクエリを使用して、DISTINCT値の数を取得します。

SELECT COUNT(*)
FROM (
    SELECT DISTINCT country
    FROM customers
);

JOIN

SELECT COUNT(*)
FROM table_name t1
INNER JOIN (
    SELECT DISTINCT column_name
    FROM table_name
) t2 ON t1.column_name = t2.column_name;
SELECT COUNT(*)
FROM customers t1
INNER JOIN (
    SELECT DISTINCT country
    FROM customers
) t2 ON t1.country = t2.country;

ウィンドウ関数

SELECT COUNT(*) OVER (PARTITION BY column_name)
FROM table_name;
SELECT COUNT(*) OVER (PARTITION BY country) AS country_count
FROM customers;
  • ウィンドウ関数は、複雑なクエリで使用する場合に便利です。

DISTINCT値の出現回数を数える方法はいくつかあります。 どの方法を使用するかは、状況によって異なります。


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