サンプルコードで学ぶ: PostgreSQLでNULL値を0に変換
2024-04-11
PostgreSQLでNULL値を0に変換する方法
CASE
式は、条件式に基づいて異なる値を返す式です。NULL値の場合とそうでない場合で、それぞれ異なる値を返すように設定することで、NULL値を0に変換できます。
SELECT
CASE
WHEN column_name IS NULL THEN 0
ELSE column_name
END
FROM table_name;
上記の例では、column_name
がNULLの場合、0を返し、NULLでない場合はcolumn_name
そのものを返します。
COALESCE
関数は、複数の引数を順番に評価し、最初のNULLでない値を返します。
SELECT
COALESCE(column_name, 0)
FROM table_name;
CASE
式は、複数の条件に基づいて値を変換したい場合に便利です。COALESCE
関数は、シンプルな方法でNULL値を0に変換したい場合に便利です。
その他の注意点
- NULL値を0に変換する前に、その意味をよく理解する必要があります。
- NULL値を0に変換することで、データの精度が低下する可能性があります。
- NULL値を0に変換する代わりに、
IS NULL
演算子を使用して、NULL値かどうかを判断することもできます。
-- テーブル作成
CREATE TABLE my_table (
id INT PRIMARY KEY,
name VARCHAR(255),
age INT
);
-- データ挿入
INSERT INTO my_table (id, name, age) VALUES (1, 'John Doe', 30);
INSERT INTO my_table (id, name, age) VALUES (2, 'Jane Doe', NULL);
-- CASE式を使用してNULL値を0に変換
SELECT
id,
CASE
WHEN name IS NULL THEN '不明'
ELSE name
END AS name,
CASE
WHEN age IS NULL THEN 0
ELSE age
END AS age
FROM my_table;
-- COALESCE関数を使用してNULL値を0に変換
SELECT
id,
COALESCE(name, '不明') AS name,
COALESCE(age, 0) AS age
FROM my_table;
出力結果
id | name | age
------- | -------- | --------
1 | John Doe | 30
2 | 不明 | 0
PostgreSQLでNULL値を0に変換するその他の方法
IFNULL関数を使う
SELECT
IFNULL(column_name, 0)
FROM table_name;
SELECT
DECODE(column_name, NULL, 0, column_name)
FROM table_name;
UPDATE
文を使用して、NULL値を直接0に更新することもできます。
UPDATE table_name
SET column_name = 0
WHERE column_name IS NULL;
上記の例では、table_name
テーブルのcolumn_name
列でNULL値をすべて0に更新します。
- 他の関数と組み合わせて使用したい場合は、
IFNULL
関数やDECODE
関数が便利です。 - NULL値を直接更新したい場合は、
UPDATE
文が便利です。
-- IFNULL関数を使用してNULL値を0に変換
SELECT
IFNULL(name, '不明') AS name,
IFNULL(age, 0) AS age
FROM my_table;
-- DECODE関数を使用してNULL値を0に変換
SELECT
DECODE(name, NULL, '不明', name) AS name,
DECODE(age, NULL, 0, age) AS age
FROM my_table;
-- UPDATE文を使用してNULL値を0に変換
UPDATE my_table
SET age = 0
WHERE age IS NULL;
出力結果
name | age
------- | --------
John Doe | 30
不明 | 0
PostgreSQLでNULL値を0に変換するには、いくつかの方法があります。どの方法を使うべきかは、状況によって異なります。
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