PostgreSQLデータベースの名前変更方法:コマンドラインとGUIツールによる詳細解説
PostgreSQLデータベースの名前変更方法
手順
- 必要に応じて、別のデータベースに接続します。
- 以下のコマンドを実行します。
ALTER DATABASE <旧データベース名> RENAME TO <新データベース名>;
例
データベース名を mydb
から new_mydb
に変更するには、以下のコマンドを実行します。
ALTER DATABASE mydb RENAME TO new_mydb;
注意事項
- データベースの名前を変更すると、そのデータベースに関連するすべてのオブジェクトの名前も変更されます。
- 接続文字列、設定ファイル、バックアップなど、データベース名を参照しているすべての箇所を更新する必要があります。
- 他のユーザーがデータベースを使用している場合は、名前変更前に通知する必要があります。
詳細
ALTER DATABASE
コマンドの詳細については、以下のドキュメントを参照してください。
- 上記の手順はPostgreSQL 9.0以降で使用できます。
- PostgreSQL 8.4以前を使用している場合は、
pg_rename
ツールを使用する必要があります。
-- データベース接続
\connect postgres
-- データベース名の確認
\l
-- データベース名をmydbからnew_mydbに変更
ALTER DATABASE mydb RENAME TO new_mydb;
-- データベース名の確認
\l
このコードを実行すると、データベース名が mydb
から new_mydb
に変更されます。
PostgreSQLデータベースの名前変更方法:その他の方法
上記で説明した方法以外にも、PostgreSQLデータベースの名前を変更するには、以下の方法があります。
- pg_renameツール
pg_rename
ツールは、PostgreSQL 8.4以前で使用されていたデータベースの名前変更ツールです。
pg_rename -d <旧データベース名> <新データベース名>
- GUIツール
pgAdmin IIIやDBeaverなどのGUIツールを使用して、データベースの名前を変更することもできます。
- 上記の方法を使用する前に、必ずデータベースをバックアップしてください。
- 詳細については、PostgreSQLの公式ドキュメントを参照してください。
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