MariaDBでSUBSTRING()関数を使用して2つの行を結合する方法
MariaDBで2つの行の結果を結合する方法
結合を使用する
結合を使用すると、複数のテーブルからデータを結合して1つの結果セットとして表示できます。2つの行の結果を結合するには、INNER JOINを使用します。
INNER JOINは、両方のテーブルで一致する行のみを返します。
例:
SELECT *
FROM table1
INNER JOIN table2
ON table1.id = table2.id
WHERE table1.start_row <= 2
AND table1.end_row >= 2;
この例では、table1
とtable2
をid
列で結合しています。WHERE
句は、start_row
列が2以下で、end_row
列が2以上の行のみを返します。
GROUP BYを使用する
GROUP BYは、同じ値を持つ行をグループ化して、グループごとに集計結果を表示します。
SELECT start_row, end_row, COUNT(*) AS count
FROM table
GROUP BY start_row, end_row
HAVING COUNT(*) >= 2;
この例では、start_row
列とend_row
列でグループ化し、グループ内の行数をカウントしています。HAVING
句は、行数が2以上のグループのみを返します。
上記以外にも、以下の方法で2つの行の結果を結合することができます。
- CONCAT()関数: 文字列を連結する関数です。
- SUBSTRING()関数: 文字列の一部を切り出す関数です。
- CASE WHEN式: 条件によって異なる値を返す式です。
-- テーブル定義
CREATE TABLE table1 (
id INT,
start_row INT,
end_row INT
);
CREATE TABLE table2 (
id INT,
name VARCHAR(255)
);
-- データ挿入
INSERT INTO table1 (id, start_row, end_row) VALUES (1, 1, 3);
INSERT INTO table1 (id, start_row, end_row) VALUES (2, 2, 4);
INSERT INTO table2 (id, name) VALUES (1, 'John');
INSERT INTO table2 (id, name) VALUES (2, 'Mary');
-- 結合による結合
SELECT t1.start_row, t1.end_row, t2.name
FROM table1 t1
INNER JOIN table2 t2
ON t1.id = t2.id
WHERE t1.start_row <= 2
AND t1.end_row >= 2;
-- GROUP BYによる結合
SELECT start_row, end_row, COUNT(*) AS count
FROM table1
GROUP BY start_row, end_row
HAVING COUNT(*) >= 2;
| start_row | end_row | name |
|----------|---------|------|
| 2 | 4 | Mary |
| start_row | end_row | count |
|----------|---------|------|
| 2 | 4 | 1 |
解説:
- 最初の
SELECT
ステートメントは、INNER JOIN
を使用してtable1
とtable2
を結合しています。WHERE
句は、start_row
列が2以下で、end_row
列が2以上の行のみを返します。
CONCAT()関数
CONCAT()関数は、複数の文字列を連結する関数です。この関数を使用して、2つの行のデータを1つの文字列に結合することができます。
SELECT CONCAT(t1.start_row, ',', t1.end_row) AS combined_result
FROM table1 t1
WHERE t1.start_row <= 2
AND t1.end_row >= 2;
出力:
| combined_result |
|-----------------|
| 2,4 |
この例では、CONCAT()
関数を使用して、start_row
列とend_row
列をカンマ区切りで結合しています。
SUBSTRING()関数
SELECT SUBSTRING(CONCAT(t1.start_row, ',', t1.end_row), 1, 2) AS combined_result
FROM table1 t1
WHERE t1.start_row <= 2
AND t1.end_row >= 2;
| combined_result |
|-----------------|
| 2 |
この例では、CONCAT()
関数を使用して、start_row
列とend_row
列をカンマ区切りで結合しています。その後、SUBSTRING()
関数を使用して、結合された文字列の先頭2文字を切り出しています。
CASE WHEN式
CASE WHEN式は、条件によって異なる値を返す式です。この式を使用して、2つの行のデータを1つの値に結合することができます。
SELECT CASE WHEN t1.start_row <= 2 AND t1.end_row >= 2 THEN CONCAT(t1.start_row, ',', t1.end_row) END AS combined_result
FROM table1 t1;
| combined_result |
|-----------------|
| 2,4 |
| NULL |
この例では、CASE WHEN
式を使用して、start_row
列が2以下で、end_row
列が2以上の場合はCONCAT()
関数を使用して2つの行のデータを結合し、それ以外の場合はNULLを返しています。
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