セキュリティリスクを回避!パスワードなしでMySQLを安全に使うための3つの方法
UbuntuでパスワードなしでMySQLをインストールする方法
このチュートリアルでは、パスワードプロンプトが表示されずにUbuntuにMySQLをインストールする方法を解説します。
方法
- 必要なパッケージをインストールする
sudo apt install mysql-server
- MySQLサービスを起動する
sudo systemctl start mysql
- パスワード認証プラグインを無効にする
sudo vi /etc/mysql/mysql.conf.d/mysqld.cnf
[mysqld]
セクションに以下の行を追加します。
skip-password
sudo systemctl restart mysql
- MySQLに接続する
mysql -u root
パスワードなしでログインできることを確認します。
注意事項
- パスワード認証を無効にすることはセキュリティ上のリスクです。
- この方法は開発環境でのみ使用することを推奨します。
- 本番環境では、パスワード認証を有効にしてください。
パスワード認証を有効にする方法
- /etc/mysql/mysql.conf.d/mysqld.cnf ファイルを開きます。
sudo vi /etc/mysql/mysql.conf.d/mysqld.cnf
skip-password
行をコメントアウトします。
#skip-password
sudo systemctl restart mysql
mysql -u root -p
- パスワードを入力してログインします。
# 必要なパッケージをインストールする
sudo apt install mysql-server
# MySQLサービスを起動する
sudo systemctl start mysql
# パスワード認証プラグインを無効にする
sudo vi /etc/mysql/mysql.conf.d/mysqld.cnf
# [mysqld] セクションに以下の行を追加します。
skip-password
# MySQLサービスを再起動する
sudo systemctl restart mysql
# MySQLに接続する
mysql -u root
# パスワードなしでログインできることを確認します。
sudo vi /etc/mysql/mysql.conf.d/mysqld.cnf
#skip-password
sudo systemctl restart mysql
mysql -u root -p
パスワードなしでMySQLに接続する他の方法
MySQLは、Unixソケットを使用してローカル接続を受け付けることができます。この方法を使用すると、パスワードを入力せずにMySQLに接続できます。
手順
sudo vi /etc/mysql/mysql.conf.d/mysqld.cnf
socket=/var/run/mysqld/mysqld.sock
sudo systemctl restart mysql
mysql -u root -S /var/run/mysqld/mysqld.sock
.my.cnf ファイルを使用する
MySQLクライアントは、.my.cnf
ファイルを使用して接続設定を読み取ることができます。このファイルにパスワードを保存しておけば、パスワードを入力せずにMySQLに接続できます。
- ホームディレクトリに
.my.cnf
ファイルを作成します。
touch ~/.my.cnf
sudo vi ~/.my.cnf
- 以下の内容をファイルに書き込みます。
[client]
user=root
password=your_password
socket=/var/run/mysqld/mysqld.sock
mysql
PAM認証を使用する
PAM (Pluggable Authentication Modules) を使用して、MySQLに認証することができます。PAMは、Linuxシステムで広く使用されている認証システムです。
libpam-mysql
パッケージをインストールします。
sudo apt install libpam-mysql
/etc/pam.d/common-auth
ファイルを開きます。
sudo vi /etc/pam.d/common-auth
- ファイルの末尾に以下の行を追加します。
auth required pam_mysql.so
sudo systemctl restart mysql
mysql -u root
- 上記の方法はいずれも、セキュリティ上のリスクを伴います。
mysql bash ubuntu