PostgreSQL 8.4: ALTER DOMAIN、pg_dump/pg_restore、外部ツールによるデータ型変更
PostgreSQL 8.4で列のデータ型を文字型から数値型に変更する方法
ALTER TABLE ステートメントを使用する
最も一般的な方法は、ALTER TABLE
ステートメントを使用する方法です。この方法は、既存の列のデータ型を変更するのに役立ちます。
ALTER TABLE テーブル名 ALTER COLUMN 列名 SET DATA TYPE 新しいデータ型;
例:
ALTER TABLE customers ALTER COLUMN age SET DATA TYPE numeric;
この例では、customers
テーブルの age
列のデータ型を numeric
に変更します。
UPDATE
ステートメントを使用して、列の値を新しいデータ型に変換することもできます。
UPDATE テーブル名 SET 列名 = CAST(列名 AS 新しいデータ型);
UPDATE customers SET age = CAST(age AS numeric);
CREATE TABLE ステートメントと INSERT INTO ステートメントを使用する
新しいテーブルを作成し、既存のテーブルからデータを新しいデータ型で挿入することもできます。
CREATE TABLE new_table (
列名1 新しいデータ型,
列名2 新しいデータ型,
...
);
INSERT INTO new_table (列名1, 列名2, ...)
SELECT 列名1, 列名2, ...
FROM 旧テーブル名;
CREATE TABLE new_customers (
id integer,
name text,
age numeric
);
INSERT INTO new_customers (id, name, age)
SELECT id, name, CAST(age AS numeric)
FROM customers;
データ型変更時の注意事項
- データ型を変更する前に、列の値が新しいデータ型に変換できることを確認する必要があります。
- データ型を変更すると、インデックスやトリガーなどの関連するデータベースオブジェクトが無効になる可能性があります。
- データ型変更は、テーブル全体のパフォーマンスに影響を与える可能性があります。
ALTER TABLE ステートメントを使用する
-- customers テーブルに age 列が存在することを確認
SELECT * FROM customers;
-- age 列のデータ型を numeric に変更
ALTER TABLE customers ALTER COLUMN age SET DATA TYPE numeric;
-- 変更後のデータ型を確認
SELECT * FROM customers;
-- customers テーブルに age 列が存在することを確認
SELECT * FROM customers;
-- age 列の値を numeric 型に変換
UPDATE customers SET age = CAST(age AS numeric);
-- 変換後の値を確認
SELECT * FROM customers;
CREATE TABLE ステートメントと INSERT INTO ステートメントを使用する
-- 新しいテーブル new_customers を作成
CREATE TABLE new_customers (
id integer,
name text,
age numeric
);
-- 旧テーブル customers のデータを new_customers に挿入
INSERT INTO new_customers (id, name, age)
SELECT id, name, CAST(age AS numeric)
FROM customers;
-- 新しいテーブルの内容を確認
SELECT * FROM new_customers;
これらのサンプルコードは、PostgreSQL 8.4で列のデータ型を文字型から数値型に
PostgreSQL 8.4で列のデータ型を文字型から数値型に変更するその他の方法
ALTER DOMAIN ステートメントを使用する
ドメインを使用している場合、ALTER DOMAIN
ステートメントを使用してドメインのデータ型を変更できます。
ALTER DOMAIN ドメイン名 SET DATA TYPE 新しいデータ型;
ALTER DOMAIN age_domain SET DATA TYPE numeric;
pg_dump
と pg_restore
を使用して、テーブルをダンプし、新しいデータ型で復元することもできます。
pg_dump -t テーブル名 > dump.sql
-- dump.sql ファイルを編集し、列のデータ型を新しいデータ型に変更
pg_restore -d データベース名 dump.sql
pg_dump -t customers > dump.sql
-- dump.sql ファイルを開き、age 列の型を "character varying" から "numeric" に変更
pg_restore -d my_database dump.sql
外部ツールを使用する
データ型変換を専門とする外部ツールを使用することもできます。
注意: 外部ツールを使用する前に、データのバックアップを取ることを忘れずに。
- 既存の列のデータ型を変更する場合は、
ALTER TABLE
ステートメントを使用するのが最も簡単です。 - テーブル全体を新しいデータ型で復元したい場合は、
pg_dump
とpg_restore
を使用するのが良いでしょう。 - 外部ツールは、複雑なデータ型変換が必要な場合に役立ちます。
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