PostgreSQL 8.4: ALTER DOMAIN、pg_dump/pg_restore、外部ツールによるデータ型変更

2024-04-02

PostgreSQL 8.4で列のデータ型を文字型から数値型に変更する方法

ALTER TABLE ステートメントを使用する

最も一般的な方法は、ALTER TABLE ステートメントを使用する方法です。この方法は、既存の列のデータ型を変更するのに役立ちます。

ALTER TABLE テーブル名 ALTER COLUMN 列名 SET DATA TYPE 新しいデータ型;

例:

ALTER TABLE customers ALTER COLUMN age SET DATA TYPE numeric;

この例では、customers テーブルの age 列のデータ型を numeric に変更します。

UPDATE ステートメントを使用して、列の値を新しいデータ型に変換することもできます。

UPDATE テーブル名 SET 列名 = CAST(列名 AS 新しいデータ型);
UPDATE customers SET age = CAST(age AS numeric);

CREATE TABLE ステートメントと INSERT INTO ステートメントを使用する

新しいテーブルを作成し、既存のテーブルからデータを新しいデータ型で挿入することもできます。

CREATE TABLE new_table (
    列名1 新しいデータ型,
    列名2 新しいデータ型,
    ...
);

INSERT INTO new_table (列名1, 列名2, ...)
SELECT 列名1, 列名2, ...
FROM 旧テーブル名;
CREATE TABLE new_customers (
    id integer,
    name text,
    age numeric
);

INSERT INTO new_customers (id, name, age)
SELECT id, name, CAST(age AS numeric)
FROM customers;

データ型変更時の注意事項

  • データ型を変更する前に、列の値が新しいデータ型に変換できることを確認する必要があります。
  • データ型を変更すると、インデックスやトリガーなどの関連するデータベースオブジェクトが無効になる可能性があります。
  • データ型変更は、テーブル全体のパフォーマンスに影響を与える可能性があります。



ALTER TABLE ステートメントを使用する

-- customers テーブルに age 列が存在することを確認
SELECT * FROM customers;

-- age 列のデータ型を numeric に変更
ALTER TABLE customers ALTER COLUMN age SET DATA TYPE numeric;

-- 変更後のデータ型を確認
SELECT * FROM customers;
-- customers テーブルに age 列が存在することを確認
SELECT * FROM customers;

-- age 列の値を numeric 型に変換
UPDATE customers SET age = CAST(age AS numeric);

-- 変換後の値を確認
SELECT * FROM customers;

CREATE TABLE ステートメントと INSERT INTO ステートメントを使用する

-- 新しいテーブル new_customers を作成
CREATE TABLE new_customers (
    id integer,
    name text,
    age numeric
);

-- 旧テーブル customers のデータを new_customers に挿入
INSERT INTO new_customers (id, name, age)
SELECT id, name, CAST(age AS numeric)
FROM customers;

-- 新しいテーブルの内容を確認
SELECT * FROM new_customers;

これらのサンプルコードは、PostgreSQL 8.4で列のデータ型を文字型から数値型に




PostgreSQL 8.4で列のデータ型を文字型から数値型に変更するその他の方法

ALTER DOMAIN ステートメントを使用する

ドメインを使用している場合、ALTER DOMAIN ステートメントを使用してドメインのデータ型を変更できます。

ALTER DOMAIN ドメイン名 SET DATA TYPE 新しいデータ型;
ALTER DOMAIN age_domain SET DATA TYPE numeric;

pg_dumppg_restore を使用して、テーブルをダンプし、新しいデータ型で復元することもできます。

pg_dump -t テーブル名 > dump.sql

-- dump.sql ファイルを編集し、列のデータ型を新しいデータ型に変更

pg_restore -d データベース名 dump.sql
pg_dump -t customers > dump.sql

-- dump.sql ファイルを開き、age 列の型を "character varying" から "numeric" に変更

pg_restore -d my_database dump.sql

外部ツールを使用する

データ型変換を専門とする外部ツールを使用することもできます。

注意: 外部ツールを使用する前に、データのバックアップを取ることを忘れずに。

  • 既存の列のデータ型を変更する場合は、ALTER TABLE ステートメントを使用するのが最も簡単です。
  • テーブル全体を新しいデータ型で復元したい場合は、pg_dumppg_restore を使用するのが良いでしょう。
  • 外部ツールは、複雑なデータ型変換が必要な場合に役立ちます。

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