SQL Server 2008とODBCを使用してVisioでデータベース図を作成する
Visioでデータベース図を作成するためのリバースエンジニアリング(SQL Server 2008とODBCを使用)
この解説では、VisioとSQL Server 2008を連携して、既存のデータベースからデータベース図を自動的に生成する方法について説明します。この方法は、リバースエンジニアリングと呼ばれ、データベースの構造を視覚的に理解し、ドキュメント化したい場合に役立ちます。
使用するツール
- Visio Professional 2008
- SQL Server 2008
- ODBCドライバー
手順
-
Visioでデータベースモデル図テンプレートを開く
-
データソースへの接続
-
リバースエンジニアリングの実行
-
データベース図の編集
補足
- ODBCドライバーは、データベースとVisio間の通信を仲介するソフトウェアです。
- リバースエンジニアリングによって生成される図形は、データベースの実際の構造を反映したものとなります。
- 生成された図形は、手動で編集したり、追加したりすることができます。
注意事項
- リバースエンジニアリングによって生成される図形は、あくまでもデータベースの構造を視覚的に表現したものであり、データベースの論理的な設計を反映したものではありません。
using System;
using System.Collections.Generic;
using System.Linq;
using System.Text;
using Microsoft.Office.Interop.Visio;
namespace VisioDatabaseDiagram
{
class Program
{
static void Main(string[] args)
{
// Visio Application オブジェクトを作成
Application visioApp = new Application();
// データベースモデル図テンプレートを開く
Document doc = visioApp.Documents.OpenEx(@"C:\path\to\template.vsdx");
// データソースへの接続
Database database = doc.Databases.Add("ODBC");
database.ConnectionString = "Driver={SQL Server};Server=localhost;Database=test;Trusted_Connection=Yes;";
// リバースエンジニアリングの実行
database.Synchronize(true);
// 図形の配置や書式を編集
// ...
// 図面を保存
doc.Save();
// Visio Application を閉じる
visioApp.Quit();
}
}
}
このコードを実行するには、以下の手順が必要です。
- Visio 2008とSQL Server 2008をインストールする。
- ODBCドライバーをインストールする。
- サンプルコードをC#でコンパイルする。
- サンプルコードを実行する。
- このコードは、サンプルコードとして提供されているものであり、そのまま使用することはできません。
- 使用する前に、環境に合わせてコードを修正する必要があります。
- コードを実行する前に、データベースへの接続情報などを設定する必要があります。
- Visio 2010以降を使用している場合は、上記のコ드を修正する必要があります。
- 詳細については、Visio ヘルプを参照してください。
改善点
- サンプルコードにコメントを追加しました。
- コードを実行する前に必要な設定について説明を追加しました。
Visioでデータベース図を作成するその他の方法
手動で図形を作成する
Visioのデータベースモデル図テンプレートには、テーブル、列、リレーションなどの図形が用意されています。これらの図形をドラッグアンドドロップして、手動でデータベース図を作成することができます。
テンプレートを使用する
Visioには、さまざまなデータベースモデル図テンプレートが用意されています。これらのテンプレートを使用することで、簡単にデータベース図を作成することができます。
サードパーティ製のツールを使用する
Visio用のサードパーティ製アドインやツールを使用して、データベース図を作成することができます。これらのツールには、リバースエンジニアリング機能や自動レイアウト機能などが搭載されているものがあります。
どの方法を選択するかは、以下の要素を考慮する必要があります。
- 作成する図の種類
- 必要な機能
- 予算
以下に、それぞれの方法の利点と欠点をご紹介します。
手動で図形を作成する
利点
- 自由度が高い
- 詳細な図を作成できる
欠点
- 時間と労力がかかる
- 図形が正確に作成されていない可能性がある
テンプレートを使用する
- 簡単
- 迅速
- 詳細な図を作成できない可能性がある
サードパーティ製のツールを使用する
- 機能が豊富
- 自動化できる
- 費用がかかる場合がある
Visioでデータベース図を作成する方法はいくつかあります。それぞれの方法には利点と欠点があるので、目的に合った方法を選択することが重要です。
database sql-server-2008 odbc