SQL初心者でも安心! PostgreSQL 9+ で列を削除する4つのステップ

2024-05-23

PostgreSQL 9+ で既存の列を削除する方法

ALTER TABLE table_name
DROP COLUMN column_name;

ここで、

  • table_name は、列を削除するテーブルの名前です。
  • column_name は、削除する列の名前です。

ALTER TABLE customers
DROP COLUMN phone_number;

このコマンドは、customers テーブルから phone_number 列を削除します。

注意事項

  • 列を削除する前に、その列に依存する制約やインデックスを削除する必要があります。
  • 列に格納されているデータは削除されます。削除前に、必要なデータのバックアップを取ることを忘れないでください。
  • 列が主キーの一部である場合、その列を削除することはできません。

オプション

  • CASCADE オプションを指定すると、削除する列に依存する制約やインデックスも自動的に削除されます。
ALTER TABLE customers
DROP COLUMN phone_number CASCADE;
    ALTER TABLE customers
    DROP COLUMN phone_number RESTRICT;
    

    補足

    • PostgreSQL 9.5以降では、DROP COLUMN 操作をより安全に行うために IF EXISTS 句を使用することができます。この句を使用すると、列が存在しない場合でもエラーが発生せずにコマンドが成功します。
    ALTER TABLE customers
    DROP COLUMN IF EXISTS phone_number;
    
    • PostgreSQL 10以降では、ALTER TABLE コマンドを使用して、列を削除すると同時に、新しい列を追加することができます。
    ALTER TABLE customers
    DROP COLUMN phone_number,
    ADD COLUMN email text;
    



    PostgreSQL 9+ で既存の列を削除する際のサンプルコード

    -- 既存の列を削除する
    ALTER TABLE customers
    DROP COLUMN phone_number;
    

    このコードを実行すると、customers テーブルから phone_number 列が削除されます。削除前に、phone_number 列に格納されているデータのバックアップを取ることを忘れないでください。

    以下のコードは、CASCADE オプションを使用して、phone_number 列に依存する制約やインデックスも自動的に削除する例です。

    -- 既存の列を削除し、依存する制約とインデックスを自動的に削除する
    ALTER TABLE customers
    DROP COLUMN phone_number CASCADE;
    
    -- 既存の列を削除しようとするが、依存する制約やインデックスがある場合はエラーが発生する
    ALTER TABLE customers
    DROP COLUMN phone_number RESTRICT;
    

    以下のコードは、IF EXISTS 句を使用して、phone_number 列が存在しない場合でもエラーが発生せずにコマンドが成功するようにする例です。

    -- 既存の列を削除するが、列が存在しない場合はエラーが発生しない
    ALTER TABLE customers
    DROP COLUMN IF EXISTS phone_number;
    

    以下のコードは、ALTER TABLE コマンドを使用して、phone_number 列を削除すると同時に、新しい email 列を追加する例です。

    -- 既存の列を削除し、新しい列を追加する
    ALTER TABLE customers
    DROP COLUMN phone_number,
    ADD COLUMN email text;
    



    PostgreSQL 9+ で既存の列を削除するその他の方法

    DROP TABLE コマンドと CREATE TABLE コマンドを使用する

    この方法は、列を削除してから、必要な列を含む新しいテーブルを作成するものです。手順は以下の通りです。

    1. 既存のテーブルを DROP TABLE コマンドを使用して削除します。
    2. 新しいテーブルを CREATE TABLE コマンドを使用して作成し、必要な列を含めます。
    3. 削除したテーブルにあったデータがあれば、新しいテーブルにインポートします。
    -- 既存のテーブルを削除する
    DROP TABLE customers;
    
    -- 新しいテーブルを作成し、必要な列を含める
    CREATE TABLE customers (
      id serial PRIMARY KEY,
      name text,
      email text
    );
    
    -- 削除したテーブルにあったデータを新しいテーブルにインポートする
    INSERT INTO customers (name, email)
    SELECT name, email
    FROM old_customers;
    
    • この方法は、テーブルに大量のデータがある場合に時間がかかる場合があります。
    • 外部キー制約などのテーブル間の依存関係を処理する必要がある場合があります。

    この方法は、列の値をすべて削除してから、列を削除するものです。手順は以下の通りです。

    1. UPDATE コマンドを使用して、列の値をすべて NULL に設定します。
    2. ALTER TABLE コマンドを使用して、列を削除します。
    -- 列の値をすべて NULL に設定する
    UPDATE customers
    SET phone_number = NULL;
    
    -- 列を削除する
    ALTER TABLE customers
    DROP COLUMN phone_number;
    
    • 列にデフォルト値がある場合は、デフォルト値が NULL であることを確認する必要があります。

    pgAdmin は、PostgreSQL データベースを管理するためのグラフィカルツールです。pgAdmin を使用して、既存の列を削除することもできます。手順は以下の通りです。

    1. pgAdmin でデータベースに接続します。
    2. 削除する列を含むテーブルをナビゲートします。
    3. 列を右クリックし、[削除] を選択します。
    4. 変更を確認します。
    • pgAdmin を使用するには、PostgreSQL サーバーにインストールする必要があります。
    • データ量が少ない場合は、ALTER TABLE コマンドを使用するのが最も簡単です。
    • データ量が多い場合は、DROP TABLE コマンドと CREATE TABLE コマンドを使用するか、UPDATE コマンドと DELETE コマンドを使用する方が効率的です。
    • グラフィカルなインターフェースを好む場合は、pgAdmin を使用することができます。

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