SQL Server 2005で既存の列をNOT NULLに設定する方法

2024-04-02

SQL Serverで既存の列をNOT NULLに設定する方法

このチュートリアルでは、Microsoft SQL Serverのテーブルで既存の列をNOT NULLに設定する方法について説明します。

手順

  1. SQL Server Management Studio (SSMS) を起動し、データベースに接続します。
  2. オブジェクトエクスプローラーで、変更するテーブルを選択します。
  3. テーブルを右クリックし、「デザイン」を選択します。
  4. テーブルデザイナーで、変更する列を選択します。
  5. プロパティウィンドウで、「許容値」プロパティを「No」に設定します。
  6. ツールバーの「保存」ボタンをクリックして、変更を保存します。

ALTER TABLE テーブル名 ALTER COLUMN 列名 NOT NULL;

注意事項

  • 列にNULL値が含まれている場合、この操作は失敗します。
  • 列がPRIMARY KEYまたはUNIQUE制約の一部である場合、この操作は失敗します。
  • 列がFOREIGN KEY制約の参照列である場合、参照テーブルの対応する列もNOT NULLである必要があります。

追加情報

  • NOT NULL制約を設定すると、データの整合性を向上させることができます。
  • NULL値は、データが欠損していることを示します。
  • NOT NULL制約を設定すると、データベースに保存する前に、列に値が必ず入力されていることを確認できます。

補足

  • SQL Server 2005でも、上記の手順で既存の列をNOT NULLに設定することができます。
  • SSMSを使用せずに、T-SQLクエリを使用して列をNOT NULLに設定することもできます。

関連キーワード

  • SQL Server
  • NOT NULL
  • ALTER TABLE
  • SSMS
  • データベース
  • テーブル
  • 制約



USE AdventureWorks2019;

ALTER TABLE Customers ALTER COLUMN FirstName NOT NULL;

このコードを実行すると、CustomersテーブルのFirstName列にNULL値が含まれている場合、エラーが発生します。

以下のサンプルコードは、OrdersテーブルのOrderDate列がNULLの場合、デフォルト値として今日の日付を設定する方法を示しています。

USE AdventureWorks2019;

ALTER TABLE Orders ALTER COLUMN OrderDate
SET DEFAULT GETDATE();

このコードを実行すると、OrdersテーブルのOrderDate列に値が設定されていない場合、今日の日付が自動的に挿入されます。

  • サンプルコードは、AdventureWorks2019データベースを使用しています。
  • 他のデータベースを使用する場合は、データベース名とテーブル名を変更する必要があります。



既存の列をNOT NULLに設定する他の方法

CHECK制約を使用して、列にNULL値が含まれていないことを確認することができます。

ALTER TABLE テーブル名 ADD CONSTRAINT 制約名 CHECK (列名 IS NOT NULL);
ALTER TABLE Customers ADD CONSTRAINT chkFirstNameNotNull CHECK (FirstName IS NOT NULL);

列にデフォルト値を設定すると、値が設定されていない場合に自動的に挿入されます。

ALTER TABLE テーブル名 ALTER COLUMN 列名 SET DEFAULT 値;
ALTER TABLE Customers ALTER COLUMN FirstName SET DEFAULT 'John Doe';

UPDATEステートメントを使用して、列の値をNULLから別の値に変更することができます。

UPDATE テーブル名 SET 列名 =WHERE 列名 IS NULL;
UPDATE Customers SET FirstName = 'John Doe' WHERE FirstName IS NULL;
  • CHECK制約を使用する場合、既存の行にNULL値が含まれている場合、制約違反が発生します。
  • デフォルト値を設定する場合、データ型が一致する必要があります。
  • UPDATEステートメントを使用する場合、すべてのNULL値を更新する必要があります。
  • データの整合性を最も重視する場合は、ALTER TABLEステートメントを使用してNOT NULL制約を設定するのが最善の方法です。
  • NULL値を許可する必要がある場合は、CHECK制約またはデフォルト値を使用することができます。
  • 既存の行にNULL値が含まれている場合は、UPDATEステートメントを使用して値を変更する必要があります。

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