Laravel 5とMariaDBの組み合わせによる最強のWebアプリケーション開発

2024-04-02

Laravel 5でMariaDBを設定する方法

環境確認

まず、以下の環境を確認する必要があります。

  • OS: 動作確認済みのOSは、以下の通りです。
    • Ubuntu 16.04 LTS
    • CentOS 7
    • macOS 10.12 Sierra
    • Windows 10
  • PHP: PHP 7.1.3以上が必要です。
  • Composer: Composer 1.0以上が必要です。
  • MariaDB: MariaDB 10.1以上が必要です。

MariaDBのインストール

OSによって、MariaDBのインストール方法は異なります。

sudo apt update
sudo apt install mariadb-server
sudo yum update
sudo yum install mariadb-server
brew install mariadb

データベースの作成

MariaDBをインストールしたら、データベースを作成する必要があります。

コマンドラインから作成する場合

mysql -u root -p

パスワードを入力してログイン後、以下のコマンドを実行します。

CREATE DATABASE laravel_db;

MySQL Workbenchから作成する場合

  1. 左側のナビゲーションツリーで「Connections」を右クリックし、「New Connection」を選択します。
  2. 接続名、ホスト名、ユーザー名、パスワードを入力して、「OK」をクリックします。
  3. 左側のナビゲーションツリーで作成した接続を選択し、「Databases」タブを選択します。
  4. 右上の「Create Schema」ボタンをクリックします。
  5. スキーマ名に「laravel_db」と入力して、「OK」をクリックします。

.envファイルの設定

Laravelプロジェクトのルートディレクトリにある .env ファイルを開き、以下の項目を設定します。

DB_CONNECTION=mysql
DB_HOST=127.0.0.1
DB_PORT=3306
DB_DATABASE=laravel_db
DB_USERNAME=root
DB_PASSWORD=

マイグレーションの実行

以下のコマンドを実行して、データベースのマイグレーションを実行します。

php artisan migrate

これで、Laravel 5でMariaDBの設定が完了しました。

補足

  • 上記の手順は、基本的な設定方法です。詳細は、上記の参考資料を参照してください。
  • Laravel 5.7以降では、デフォルトでMariaDBがサポートされています。



app/Models/User.php

<?php

namespace App\Models;

use Illuminate\Database\Eloquent\Model;

class User extends Model
{
    use HasFactory;

    protected $fillable = [
        'name',
        'email',
        'password',
    ];

    protected $hidden = [
        'password',
        'remember_token',
    ];
}

app/Http/Controllers/UserController.php

<?php

namespace App\Http\Controllers;

use App\Models\User;
use Illuminate\Http\Request;

class UserController extends Controller
{
    public function store(Request $request)
    {
        $validatedData = $request->validate([
            'name' => 'required|string|max:255',
            'email' => 'required|string|email|max:255|unique:users',
            'password' => 'required|string|min:8|confirmed',
        ]);

        User::create($validatedData);

        return response()->json('User created successfully.');
    }
}

routes/web.php

<?php

Route::post('/users', 'UserController@store');

このコードは、ユーザー名、メールアドレス、パスワードを受け取り、データベースに保存します。

動作確認

  1. Laravelプロジェクトを起動します。
php artisan migrate
  1. 以下のコマンドを実行して、PostmanなどのAPIテストツールを起動します。
npm run dev
  1. Postmanで、以下の設定でリクエストを送信します。
  • URL: http://localhost:8000/users
  • Method: POST
  • Body:
{
    "name": "John Doe",
    "email": "[email protected]",
    "password": "password1234",
    "password_confirmation": "password1234"
}
  1. リクエストが成功すると、以下のレスポンスが返されます。
{
    "message": "User created successfully."
}
  1. データベースを確認すると、users テーブルにユーザー情報が保存されていることを確認できます。
  • 上記のコードは、基本的な例です。詳細は、Laravel 5のドキュメントを参照してください。



Laravel 5でMariaDBを設定する他の方法

Laravel Installerを使用する

laravel new コマンドを使用して新しいプロジェクトを作成すると、MariaDB用の設定ファイルが自動的に作成されます。

composer global require laravel/installer

laravel new my-project

作成された .env ファイルには、以下の項目が設定されています。

DB_CONNECTION=mysql
DB_HOST=127.0.0.1
DB_PORT=3306
DB_DATABASE=my_project
DB_USERNAME=root
DB_PASSWORD=

Homesteadは、Laravel開発用の仮想マシン環境です。Homesteadをインストールすると、MariaDBが既にインストールされ、設定されています。

Dockerを使用して、LaravelとMariaDBを個別のコンテナとして実行することができます。

Laravel 5でMariaDBを設定するには、いくつかの方法があります。上記の手順を参考に、自分に合った方法を選択してください。


database mariadb


SQLiteでインデックスを使いこなす! 作成・削除方法とパフォーマンスへの影響を徹底解説

データベースインデックスは、特定の列にアクセスする際のクエリのパフォーマンスを向上させるために使用されるデータ構造です。インデックスは、テーブル内のデータの論理的な順序とは異なる順序でデータを格納することにより機能します。これにより、クエリエンジンは、テーブル全体をスキャンするのではなく、インデックスを使用して必要なデータに直接アクセスできるようになります。...


NOT DEFERRABLE vs DEFERRABLE INITIALLY IMMEDIATE

SQLデータベースにおける制約は、データの整合性を保つために重要な役割を果たします。制約には様々な種類があり、それぞれ異なる動作を持っています。この解説では、NOT DEFERRABLEとDEFERRABLE INITIALLY IMMEDIATEという2つの制約オプションについて、詳細な説明と比較を行います。...


MariaDBのパフォーマンスを最大限に引き出す:リソース割り当てのベストプラクティス

RAM は、MariaDB がデータをキャッシュし、クエリを処理するために使用します。十分な RAM がないと、パフォーマンスが低下し、スワップが発生する可能性があります。小規模なワークロード: 4GB の RAM で十分です。ディスクMariaDB は、データをディスクに保存します。 SSD (Solid State Drive) を使用すると、パフォーマンスが大幅に向上します。...


MariaDBに接続する際のライブラリ選択: libmariadbclient vs. libmysqlclient

MariaDB 10. 2 以降の機能を使う場合は libmariadbclient を選択パフォーマンスや接続安定性を重視する場合は libmariadbclient を選択既存のコードベースが libmysqlclient を使用している場合は、変更の必要性を考慮...


Docker初心者向け!MariaDBをパスワード設定なしで起動する

Dockerを使ってMariaDBを起動する場合、パスワードを設定せずに実行したいケースがあります。例えば、開発環境やテスト環境では、パスワード設定の手間を省きたい場合があります。パスワード設定なしの起動方法DockerでMariaDBをパスワード設定なしで起動するには、以下の方法があります。...


SQL SQL SQL SQL Amazon で見る



【保存できない!?】Laravelで「SQLSTATE[HY000]: General error: 2053」が発生したときの対処法5選

このエラーは、Laravel で MariaDB を使用している場合に発生する可能性があります。データベースサーバーとの接続の問題が原因であることが多く、いくつかの解決策があります。原因このエラーにはいくつかの潜在的な原因があります。最も一般的な原因は以下の通りです。


Laravel 5.4 で MariaDB に接続: ステップバイステップガイド

以下の手順で、Laravel 5.4 アプリケーションで MariaDB に接続できます。必要なパッケージをインストールするまず、Composer を使用して mysql パッケージをインストールする必要があります。.env ファイルを編集する


初心者でも安心!WordPressでMariaDB起動エラー「no such process」を解決する方法

このエラーは、MariaDBサーバーの起動時に発生します。原因は、MariaDBサービスが停止している、またはプロセスが異常終了しているなど、様々です。影響を受ける環境:MySQL: MariaDBはMySQLと互換性のあるデータベースサーバーです。このエラーは、MySQLを使用している環境でも発生する可能性があります。