PostgreSQLにおける「Long」データ型と同等のもの: サンプルコード

2024-07-27

PostgreSQLにおける「Long」データ型と同等のもの

Javaにおける「Long」データ型

Javaにおける「Long」データ型は、8バイトの整数を格納するために使用されます。符号付きであり、最小値は -9,223,372,036,854,775,808L、最大値は 9,223,372,036,854,775,807L です。

「Long」データ型は、主に以下の場面で使用されます。

  • 大きな整数を格納する場合
  • メモリ使用量を節約したい場合 (int 型よりもメモリ使用量が少ない)
  • プリミティブ型よりも汎用性の高い型を使用したい場合

PostgreSQLにおけるデータ型

PostgreSQLには、「Long」データ型に直接相当するデータ型はありません。しかし、いくつかのデータ型を使用して、Javaの「Long」データ型と同等の値を格納することができます。

bigint 型

bigint 型は、8バイトの整数を格納するために使用されます。符号付きであり、最小値は -9,223,372,036,854,775,808、最大値は 9,223,372,036,854,775,807 です。Javaの「Long」データ型とほぼ同等の機能を提供します。

CREATE TABLE example (
  id bigint PRIMARY KEY
);

numeric 型

numeric 型は、任意の精度を持つ数値を格納するために使用されます。小数点を含む値も格納できます。Javaの「Long」データ型よりも精度が高い値を格納する必要がある場合に使用します。

CREATE TABLE example (
  id numeric(19, 0) PRIMARY KEY
);

character varying 型

character varying 型は、可変長の文字列を格納するために使用されます。Javaの「Long」データ型を文字列として格納したい場合に使用します。

CREATE TABLE example (
  id character varying(20) PRIMARY KEY
);

最適なデータ型の選択

使用するデータ型は、以下の要素を考慮して選択する必要があります。

  • 格納する値の範囲
  • 必要とされる精度
  • メモリ使用量
  • パフォーマンス

Javaで Long 型の値を生成し、PostgreSQLデータベースに格納する場合、以下のいずれかの方法を使用できます。

long value = 1234567890123456789L;

// bigint 型を使用する場合
try (Connection conn = DriverManager.getConnection("jdbc:postgresql://localhost:5432/mydb", "user", "password")) {
    try (PreparedStatement stmt = conn.prepareStatement("INSERT INTO example (id) VALUES (?)")) {
        stmt.setLong(1, value);
        stmt.executeUpdate();
    }
} catch (SQLException e) {
    e.printStackTrace();
}

// numeric 型を使用する場合
try (Connection conn = DriverManager.getConnection("jdbc:postgresql://localhost:5432/mydb", "user", "password")) {
    try (PreparedStatement stmt = conn.prepareStatement("INSERT INTO example (id) VALUES (?)")) {
        stmt.setBigDecimal(1, BigDecimal.valueOf(value));
        stmt.executeUpdate();
    }
} catch (SQLException e) {
    e.printStackTrace();
}

// character varying 型を使用する場合
try (Connection conn = DriverManager.getConnection("jdbc:postgresql://localhost:5432/mydb", "user", "password")) {
    try (PreparedStatement stmt = conn.prepareStatement("INSERT INTO example (id) VALUES (?)")) {
        stmt.setString(1, String.valueOf(value));
        stmt.executeUpdate();
    }
} catch (SQLException e) {
    e.printStackTrace();
}



import java.sql.*;

public class Example {

    public static void main(String[] args) throws SQLException {
        // データベース接続
        try (Connection conn = DriverManager.getConnection("jdbc:postgresql://localhost:5432/mydb", "user", "password")) {
            // INSERT文を実行
            try (PreparedStatement stmt = conn.prepareStatement("INSERT INTO example (id) VALUES (?)")) {
                // bigint 型の値を設定
                stmt.setLong(1, 1234567890123456789L);
                stmt.executeUpdate();
            }

            // SELECT文を実行
            try (ResultSet rs = conn.createStatement().executeQuery("SELECT * FROM example")) {
                while (rs.next()) {
                    // bigint 型の値を取得
                    long id = rs.getLong("id");
                    System.out.println("id: " + id);
                }
            }
        }
    }
}

PostgreSQL

CREATE TABLE example (
  id bigint PRIMARY KEY
);

Java

import java.math.BigDecimal;
import java.sql.*;

public class Example {

    public static void main(String[] args) throws SQLException {
        // データベース接続
        try (Connection conn = DriverManager.getConnection("jdbc:postgresql://localhost:5432/mydb", "user", "password")) {
            // INSERT文を実行
            try (PreparedStatement stmt = conn.prepareStatement("INSERT INTO example (id) VALUES (?)")) {
                // numeric 型の値を設定
                stmt.setBigDecimal(1, BigDecimal.valueOf(1234567890123456789L));
                stmt.executeUpdate();
            }

            // SELECT文を実行
            try (ResultSet rs = conn.createStatement().executeQuery("SELECT * FROM example")) {
                while (rs.next()) {
                    // numeric 型の値を取得
                    BigDecimal id = rs.getBigDecimal("id");
                    System.out.println("id: " + id);
                }
            }
        }
    }
}
CREATE TABLE example (
  id numeric(19, 0) PRIMARY KEY
);
import java.sql.*;

public class Example {

    public static void main(String[] args) throws SQLException {
        // データベース接続
        try (Connection conn = DriverManager.getConnection("jdbc:postgresql://localhost:5432/mydb", "user", "password")) {
            // INSERT文を実行
            try (PreparedStatement stmt = conn.prepareStatement("INSERT INTO example (id) VALUES (?)")) {
                // character varying 型の値を設定
                stmt.setString(1, String.valueOf(1234567890123456789L));
                stmt.executeUpdate();
            }

            // SELECT文を実行
            try (ResultSet rs = conn.createStatement().executeQuery("SELECT * FROM example")) {
                while (rs.next()) {
                    // character varying 型の値を取得
                    String id = rs.getString("id");
                    System.out.println("id: " + id);
                }
            }
        }
    }
}
CREATE TABLE example (
  id character varying(20) PRIMARY KEY
);
  • 上記のコードはあくまで一例です。必要に応じて修正してください。
  • エラー処理は省略しています。本番環境で使用する場合には、適切なエラー処理を実装してください。



integer 型は、4バイトの整数を格納するために使用されます。符号付きであり、最小値は -2,147,483,648、最大値は 2,147,483,647 です。

smallint 型

smallint 型は、2バイトの整数を格納するために使用されます。符号付きであり、最小値は -32,768、最大値は 32,767 です。

tinyint 型

boolean 型

boolean 型は、真偽値を格納するために使用されます。

date 型

date 型は、日付を格納するために使用されます。

time 型

timestamp 型

interval 型

bytea 型

bytea 型は、バイナリデータを格納するために使用されます。

json 型

json 型は、JSON形式のデータを格納するために使用されます。

uuid 型

hstore 型

hstore 型は、キーと値のペアのリストを格納するために使用されます。

domain 型

domain 型は、他のデータ型の制約を定義するために使用されます。

enum 型

enum 型は、事前に定義された値のリストから値を選択するために使用されます.

range 型

LUSERDEF 型

LUSERDEF 型は、ユーザー定義型のデータ型を格納するために使用されます。

これらのデータ型は、それぞれ異なる特性を持っています。使用するデータ型は、格納する値の範囲、必要とされる精度、メモリ使用量、パフォーマンスなどを考慮して選択する必要があります。

long value = 1234567890123456789L;

// integer 型を使用する場合
try (Connection conn = DriverManager.getConnection("jdbc:postgresql://localhost:5432/mydb", "user", "password")) {
    try (PreparedStatement stmt = conn.prepareStatement("INSERT INTO example (id) VALUES (?)")) {
        // integer 型の値を設定
        stmt.setInt(1, (int) value);
        stmt.executeUpdate();
    }
} catch (SQLException e) {
    e.printStackTrace();
}

// smallint 型を使用する場合
try (Connection conn = DriverManager.getConnection("jdbc:postgresql://localhost:5432/mydb", "user", "password")) {
    try (PreparedStatement stmt = conn.prepareStatement("INSERT INTO example (id) VALUES (?)")) {
        // smallint 型の値を設定
        stmt.setShort(1, (short) value);
        stmt.executeUpdate();
    }
} catch (SQLException e) {
    e.printStackTrace();
}

// tinyint 型を使用する場合
try (Connection conn = DriverManager.getConnection("jdbc:postgresql://localhost:5432/mydb", "user", "password")) {
    try (PreparedStatement stmt = conn.prepareStatement("INSERT INTO example (id) VALUES (?)")) {
        // tinyint 型の値を設定
        stmt.setByte(1, (byte) value);
        stmt.executeUpdate();
    }
} catch (SQLException e) {
    e.printStackTrace();
}
  • エラー処理は省略しています。本番環境で使用する場合には、適切な

java postgresql



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