PostgreSQLで日付範囲を抽出する

2024-04-02

PostgreSQLで日付範囲を抽出するクエリ

基本的な日付範囲抽出

SELECT * FROM テーブル名
WHERE 列名 BETWEEN 開始日 AND 終了日;

例: 2024年3月10日から2024年3月18日までのデータを抽出

SELECT * FROM 注文
WHERE 注文日 BETWEEN '2024-03-10' AND '2024-03-18';

開いた範囲と閉じた範囲

上記例では、BETWEEN演算子は閉じた範囲を指定します。つまり、開始日と終了日を含むデータが抽出されます。

開いた範囲を指定するには、BETWEENの代わりにBETWEEN SYMMETRICを使用します。

SELECT * FROM テーブル名
WHERE 列名 BETWEEN SYMMETRIC 開始日 AND 終了日;
SELECT * FROM 注文
WHERE 注文日 BETWEEN SYMMETRIC '2024-03-10' AND '2024-03-18';

日付比較演算子

BETWEEN以外にも、日付比較演算子を使用して日付範囲を指定できます。

  • =: 等号。指定された日付と一致するデータを取得します。

例: 2024年3月18日より後のデータを取得

SELECT * FROM 注文
WHERE 注文日 > '2024-03-18';

その他のヒント

  • WHERE句で複数の条件を指定するには、ANDまたはORを使用できます。
  • 日付型のカラムにインデックスを作成しておくと、クエリのパフォーマンスが向上します。



基本的な日付範囲抽出

-- 2024年3月10日から2024年3月18日までの注文データを取得

SELECT *
FROM 注文
WHERE 注文日 BETWEEN '2024-03-10' AND '2024-03-18';

開いた範囲と閉じた範囲

-- 2024年3月10日より後の注文データと2024年3月18日より前の注文データを取得

SELECT *
FROM 注文
WHERE 注文日 BETWEEN SYMMETRIC '2024-03-10' AND '2024-03-18';

-- 2024年3月10日を含む注文データを取得

SELECT *
FROM 注文
WHERE 注文日 >= '2024-03-10';

-- 2024年3月18日を含む注文データを取得

SELECT *
FROM 注文
WHERE 注文日 <= '2024-03-18';

日付比較演算子

-- 2024年3月18日より後の注文データを取得

SELECT *
FROM 注文
WHERE 注文日 > '2024-03-18';

-- 2024年3月10日より前の注文データを取得

SELECT *
FROM 注文
WHERE 注文日 < '2024-03-10';

複数の条件

-- 2024年3月10日から2024年3月18日までの、かつ金額が1000円以上の注文データを取得

SELECT *
FROM 注文
WHERE 注文日 BETWEEN '2024-03-10' AND '2024-03-18'
AND 金額 >= 1000;




PostgreSQLで日付範囲を抽出するその他の方法

date_trunc()関数

-- 2024年3月の注文データを取得

SELECT *
FROM 注文
WHERE date_trunc('month', 注文日) = '2024-03';

generate_series()関数は、指定された日付範囲の連続した日付を生成します。

-- 2024年3月10日から2024年3月18日までの日付を生成

SELECT generate_series('2024-03-10', '2024-03-18', interval 1 day);

CTE (Common Table Expressions)

CTEを使用して、複雑なクエリを複数のステップに分割できます。

-- 2024年3月の注文データを取得

WITH t AS (
  SELECT *
  FROM 注文
  WHERE date_trunc('month', 注文日) = '2024-03'
)
SELECT *
FROM t;

PostgreSQLで日付範囲を抽出するには、さまざまな方法があります。

  • 基本的な日付範囲抽出: BETWEEN演算子
  • 開いた範囲と閉じた範囲: BETWEEN SYMMETRIC演算子
  • 日付比較演算子: =, <, <=, >, >=
  • 複数の条件: AND, OR
  • その他の方法: date_trunc(), generate_series(), CTE

状況に応じて適切な方法を選択してください。


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