INFORMATION_SCHEMA.TABLES カタログビューを使用する

2024-04-28

SQL Server 2008 でユーザー定義テーブル型 (UDTT) が存在するかどうかを確認するには、以下のいずれかの方法を使用できます。

方法 1: sys.types システムビューを使用する

SELECT *
FROM sys.types
WHERE name = '<UDTT名>'
AND schema_id = SCHEMA_ID('<スキーマ名>');

このクエリは、指定された名前とスキーマを持つ UDTT が存在するかどうかを確認します。UDTT が存在する場合は、クエリは type_id 列を含む 1 行の結果を返します。

方法 2: sp_describe_type プロシージャを使用する

EXEC sp_describe_type '<UDTT名>', '<スキーマ名>';

方法 3: ISNULL() 関数を使用する

SELECT ISNULL(OBJECT_ID('<UDTT名>', 'UDTT'), 0) AS exists;

以下の例では、MyTableType という名前の UDTT が dbo スキーマ内に存在するかどうかを確認します。

SELECT ISNULL(OBJECT_ID('MyTableType', 'UDTT'), 0) AS exists;

このクエリは 1 を返すため、MyTableType という名前の UDTT が存在します。

  • 上記の方法は、SQL Server 2008 R2 でも使用できます。
  • UDTT が存在するかどうかを確認する他にも、UDTT に関する情報を取得するためにこれらの方法を使用できます。



-- 方法 1: sys.types システムビューを使用する

SELECT *
FROM sys.types
WHERE name = 'MyTableType'
AND schema_id = SCHEMA_ID('dbo');

-- 方法 2: sp_describe_type プロシージャを使用する

EXEC sp_describe_type 'MyTableType', 'dbo';

-- 方法 3: ISNULL() 関数を使用する

SELECT ISNULL(OBJECT_ID('MyTableType', 'UDTT'), 0) AS exists;

説明

  • 上記のコードは、3 つの異なる方法で同じことを行っています。
  • 方法 1 は、sys.types システムビューを使用して UDTT に関する情報を取得します。
  • 方法 3 は、ISNULL() 関数を使用して UDTT が存在するかどうかを直接確認します。

使用方法

  1. 上記のコードをコピーして、SQL Server Management Studio などのクエリエディタに貼り付けます。
  2. MyTableType を実際の UDTT 名に置き換えます。
  3. dbo を実際の UDTT スキーマ名に置き換えます。
  4. コードを実行します。

結果

  • UDTT が存在する場合は、クエリは 1 行の結果を返します。



SQL Server 2008 でユーザー定義テーブル型が存在するかどうかを確認するその他の方法

前述の方法に加えて、SQL Server 2008 でユーザー定義テーブル型 (UDTT) の存在を確認する方法は他にもいくつかあります。以下に、そのうちのいくつかを紹介します。

方法 4: INFORMATION_SCHEMA.TABLES カタログビューを使用する

SELECT *
FROM INFORMATION_SCHEMA.TABLES
WHERE TABLE_TYPE = 'UDTT'
AND TABLE_NAME = 'MyTableType'
AND TABLE_SCHEMA = 'dbo';

方法 5: sys.system_tables カタログビューを使用する

SELECT *
FROM sys.system_tables
WHERE xtype = 'UDTT'
AND name = 'MyTableType'
AND schema_id = SCHEMA_ID('dbo');

方法 6: CATALOG_PROCEDURE_CACHE カタログビューを使用する

SELECT *
FROM CATALOG_PROCEDURE_CACHE
WHERE OBJECT_TYPE = 'UDTT'
AND OBJECT_NAME = 'MyTableType'
AND SCHEMA_NAME = 'dbo';
  • これらの方法は、sys.types システムビュー、sp_describe_type プロシージャ、または ISNULL() 関数よりもパフォーマンスが劣る場合があることに注意してください。
  • ただし、これらの方法は、UDTT に関する追加情報も提供できるため、より有益な場合があります。

SQL Server 2008 でユーザー定義テーブル型 (UDTT) の存在を確認するには、さまざまな方法があります。上記の方法は、それぞれ長所と短所があるため、状況に応じて最適な方法を選択する必要があります。


sql sql-server sql-server-2008


RETURNING句を使って挿入IDを取得する方法 (PostgreSQLの場合)

これは、JDBC 3.0以降で導入された標準的な方法です。この方法は、すべてのデータベースでサポートされているわけではありません。PostgreSQLでは、INSERT文にRETURNING句を追加することで、挿入されたIDを取得することができます。...


SQL Serverデータベースの肥大化を防ぐ: 最大のオブジェクトを見つけて管理する方法

ここでは、SQL Serverデータベースの最大のオブジェクトを見つけるための3つの方法を紹介します。sys. dm_db_partition_stats と sys. partitions システムビューを使用して、データベース内のすべてのパーティションのサイズ情報を取得できます。...


T-SQLとSSMSを使用してSQL Serverテーブルを拡張する:包括的なチュートリアル

このチュートリアルでは、SQL Serverで既存のテーブルに列を追加し、その列に名前付きデフォルト制約と名前付き外部キー制約を設定する方法を説明します。 データベースのスキーマを変更する際に役立つ高度なテクニックです。前提条件このチュートリアルを実行するには、次のものが必要です。...


【SQL Server】クエリ結果を自由自在に操る!整変数と文字列の印刷テクニック集

SQL Server でクエリを実行すると、結果セットが返されます。結果セットは、行と列で構成される表のようなデータ構造です。各行は、1 つ以上の列値を表します。デフォルトでは、SQL Server は各列を新しい行に印刷します。しかし、整変数と文字列を同じ行に印刷したい場合があります。...


SQL SQL SQL SQL Amazon で見る



INFORMATION_SCHEMA.USER_DEFINED_TYPES ビューって何?

sys. table_types システムカタログビューには、データベース内のすべてのユーザー定義型に関する情報が含まれています。このビューを使用して、次のクエリを実行することで、ユーザー定義型のリストを取得できます。このクエリは、次の列を含む結果セットを返します。