C# で SQLite データベースが存在するかどうかを簡単に確認:File.Exists() メソッドと SQLiteConnection クラス

2024-07-27

C# で SQLite データベースの存在を確認する方法

File.Exists() メソッドを使用する

最も単純な方法は、System.IO 名前空間にある File.Exists() メソッドを使用することです。このメソッドは、指定されたファイルパスのファイルが存在するかどうかを返します。

string dbPath = "myDatabase.db";

if (File.Exists(dbPath))
{
    Console.WriteLine("データベースが存在します。");
}
else
{
    Console.WriteLine("データベースが存在しません。");
}

SQLiteConnection クラスを使用する

より詳細な情報が必要な場合は、System.Data.SQLite 名前空間にある SQLiteConnection クラスを使用することができます。このクラスには、データベースが存在するかどうかを確認するための Exists() メソッドがあります。

string dbPath = "myDatabase.db";

using (var connection = new SQLiteConnection($"Data Source={dbPath}"))
{
    if (connection.Exists())
    {
        Console.WriteLine("データベースが存在します。");
    }
    else
    {
        Console.WriteLine("データベースが存在しません。");
    }
}
  • SQLiteConnection.Exists() メソッドは、データベースファイルが存在し、かつ接続可能かどうかを確認します。
  • File.Exists() メソッドは、データベースファイルが存在するかどうかのみを確認します。データベースが破損しているかどうかは確認できません。
  • 上記のコード例では、myDatabase.db という名前のデータベースファイルを使用しています。実際のパスに置き換えてください。



string dbPath = "myDatabase.db";

if (File.Exists(dbPath))
{
    Console.WriteLine("データベース 'myDatabase.db' は存在します。");
}
else
{
    Console.WriteLine("データベース 'myDatabase.db' は存在しません。");
}
string dbPath = "myDatabase.db";

using (var connection = new SQLiteConnection($"Data Source={dbPath}"))
{
    if (connection.Exists())
    {
        Console.WriteLine("データベース 'myDatabase.db' は存在し、接続可能です。");
    }
    else
    {
        Console.WriteLine("データベース 'myDatabase.db' は存在しません。");
    }
}

説明:

  • File.Exists() メソッドは、データベースファイルが存在するかどうかのみを確認します。

実行方法:

  1. 上記のコードをテキストエディタに保存します。
  2. ファイル拡張子を .cs に変更します。
  3. C# コンパイラを使用して、コードをコンパイルします。
  4. コンパイルされた実行ファイルをを実行します。

出力例:

データベース 'myDatabase.db' は存在します。



System.Data.SqlClient 名前空間には、SqlConnectionStringBuilder クラスと SqlCommand クラスがあります。これらのクラスを使用して、データベースが存在するかどうかを確認できます。

string dbPath = "myDatabase.db";
string connectionString = $"Data Source={dbPath};Mode=Share on Open";

using (var connection = new SqlConnection(connectionString))
{
    connection.Open();

    using (var command = new SqlCommand("SELECT name FROM sqlite_master WHERE type = 'table'", connection))
    {
        if (command.ExecuteScalar() != null)
        {
            Console.WriteLine("データベース 'myDatabase.db' は存在します。");
        }
        else
        {
            Console.WriteLine("データベース 'myDatabase.db' は存在しません。");
        }
    }
}
string dbPath = "myDatabase.db";
string connectionString = $"Driver={{{SQLite Driver ODBC}}};Database={dbPath};Mode=Share on Open";

using (var connection = new OdbcConnection(connectionString))
{
    connection.Open();

    using (var command = new OdbcCommand("SELECT name FROM sqlite_master WHERE type = 'table'", connection))
    {
        if (command.ExecuteScalar() != null)
        {
            Console.WriteLine("データベース 'myDatabase.db' は存在します。");
        }
        else
        {
            Console.WriteLine("データベース 'myDatabase.db' は存在しません。");
        }
    }
}

System.EnterpriseLibrary.Data アセンブリを使用する

System.EnterpriseLibrary.Data アセンブリには、DatabaseFactory クラスと DbCommand インターフェースがあります。これらのクラスを使用して、データベースが存在するかどうかを確認できます。

string dbPath = "myDatabase.db";
string connectionString = $"Data Source={dbPath};Mode=Share on Open";

var database = DatabaseFactory.CreateDatabase("SQLite");

using (var connection = database.CreateConnection(connectionString))
{
    connection.Open();

    using (var command = database.CreateCommand("SELECT name FROM sqlite_master WHERE type = 'table'", connection))
    {
        if (command.ExecuteScalar() != null)
        {
            Console.WriteLine("データベース 'myDatabase.db' は存在します。");
        }
        else
        {
            Console.WriteLine("データベース 'myDatabase.db' は存在しません。");
        }
    }
}

注意事項:

  • これらの方法は、前面で紹介した方法よりも複雑な場合があります。
  • 上記の方法は、いずれも SQLite Driver ODBC または System.EnterpriseLibrary.Data アセンブリがインストールされている必要があることに注意してください。

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