状況に合わせた最適な方法でSQLiteで文字列形式dd-mm-yyyyの日付を比較

2024-05-22

SQLite で文字列形式 dd-mm-yyyy で日付を比較する方法

方法 1: 文字列比較

最も簡単な方法は、文字列比較を使用することです。これは、次のようなクエリで行うことができます。

SELECT * FROM mytable WHERE mydate = '2024-05-21';

このクエリは、mydate 列が "2024-05-21" と一致するすべての行を返します。

利点:

  • シンプルで分かりやすい
  • 日付のフォーマットが異なる場合は一致しません。
  • 01/02/2024 と 02/01/2024 は同じ日付ですが、文字列比較では一致しません。

方法 2: strftime() 関数を使用する

strftime() 関数を使用して、文字列形式の日付を YYYY-MM-DD 形式に変換してから比較することができます。これは、次のようなクエリで行うことができます。

SELECT * FROM mytable WHERE strftime('%Y-%m-%d', mydate) = '2024-05-21';
    • strftime() 関数は、文字列比較よりも処理が重くなります。
    SELECT * FROM mytable WHERE mydate = strptime('2024-05-21', '%Y-%m-%d');
    
      • strptime() 関数は、sqlite3.OperationalError 例外をスローする可能性があります。
      • シンプルで分かりやすい方法が必要な場合は、方法 1 を使用します。
      • 日付のフォーマットが異なる場合でも一致する必要がある場合は、方法 2 または 方法 3 を使用します。
      • 処理速度が最も重要な場合は、方法 3 を使用します。

      補足

      • 上記のクエリはすべて、mydate 列が TEXT 型であることを前提としています。mydate 列が DATE 型の場合は、変換する必要はありません。



      CREATE TABLE mytable (
        id INTEGER PRIMARY KEY AUTOINCREMENT,
        mydate TEXT
      );
      
      INSERT INTO mytable (mydate) VALUES ('2024-05-21');
      INSERT INTO mytable (mydate) VALUES ('2024-05-20');
      INSERT INTO mytable (mydate) VALUES ('2024-05-22');
      
      SELECT * FROM mytable WHERE mydate = '2024-05-21';
      

      このコードは、次の結果を返します。

      id | mydate
      ---|---
      1  | 2024-05-21
      
      CREATE TABLE mytable (
        id INTEGER PRIMARY KEY AUTOINCREMENT,
        mydate TEXT
      );
      
      INSERT INTO mytable (mydate) VALUES ('2024-05-21');
      INSERT INTO mytable (mydate) VALUES ('2024-05-20');
      INSERT INTO mytable (mydate) VALUES ('2024-05-22');
      
      SELECT * FROM mytable WHERE strftime('%Y-%m-%d', mydate) = '2024-05-21';
      
      id | mydate
      ---|---
      1  | 2024-05-21
      
      CREATE TABLE mytable (
        id INTEGER PRIMARY KEY AUTOINCREMENT,
        mydate TEXT
      );
      
      INSERT INTO mytable (mydate) VALUES ('2024-05-21');
      INSERT INTO mytable (mydate) VALUES ('2024-05-20');
      INSERT INTO mytable (mydate) VALUES ('2024-05-22');
      
      SELECT * FROM mytable WHERE mydate = strptime('2024-05-21', '%Y-%m-%d');
      
      id | mydate
      ---|---
      1  | 2024-05-21
      

      説明

      • 上記のコードは、mytable という名前のテーブルを作成します。
      • このテーブルには、id 列と mydate 列があります。
      • id 列はプライマリ キーであり、自動的にインクリメントされます。
      • mydate 列は、文字列形式の日付を格納します。
      • コードは、3 つの行を mytable テーブルに挿入します。
      • 各行には、異なる文字列形式の日付が格納されています。
      • コードは、3 つの方法で日付を比較します。

      注意事項

      • 上記のコードは、SQLite 3.36.0 以降を使用していることを前提としています。
      • コードを実行する前に、SQLite がインストールされていることを確認してください。



      SQLite で文字列形式 dd-mm-yyyy で日付を比較するその他の方法

      BETWEEN キーワードを使用して、日付の範囲を指定することができます。これは、次のようなクエリで行うことができます。

      SELECT * FROM mytable WHERE mydate BETWEEN '2024-05-20' AND '2024-05-22';
      
      • 複数の条件を簡単に指定できます。
      • 日付の範囲を指定する必要があります。
      SELECT * FROM mytable
      WHERE CASE
               WHEN mydate = '2024-05-21' THEN 1
               ELSE 0
             END = 1;
      
      • 複雑な条件を処理できます。
      • コードが冗長になる可能性があります。
      CREATE FUNCTION is_date_equal(date1 TEXT, date2 TEXT)
      RETURNS INTEGER
      AS
      BEGIN
        IF strftime('%Y-%m-%d', date1) = strftime('%Y-%m-%d', date2) THEN
          RETURN 1;
        ELSE
          RETURN 0;
        END IF;
      END;
      
      SELECT * FROM mytable WHERE is_date_equal(mydate, '2024-05-21');
      
      • コードを再利用できます。
        • 日付の範囲を指定する必要がある場合は、方法 2 を使用します。

        SQLite で文字列形式 dd-mm-yyyy で日付を比較するには、さまざまな方法があります。それぞれの方法の長所と短所があるので、状況に応じて最適な方法を選択する必要があります。


        sqlite


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