状況に合わせた最適な方法でSQLiteで文字列形式dd-mm-yyyyの日付を比較
SQLite で文字列形式 dd-mm-yyyy で日付を比較する方法
方法 1: 文字列比較
最も簡単な方法は、文字列比較を使用することです。これは、次のようなクエリで行うことができます。
SELECT * FROM mytable WHERE mydate = '2024-05-21';
このクエリは、mydate
列が "2024-05-21" と一致するすべての行を返します。
利点:
- シンプルで分かりやすい
- 日付のフォーマットが異なる場合は一致しません。
- 01/02/2024 と 02/01/2024 は同じ日付ですが、文字列比較では一致しません。
方法 2: strftime() 関数を使用する
strftime() 関数を使用して、文字列形式の日付を YYYY-MM-DD 形式に変換してから比較することができます。これは、次のようなクエリで行うことができます。
SELECT * FROM mytable WHERE strftime('%Y-%m-%d', mydate) = '2024-05-21';
- strftime() 関数は、文字列比較よりも処理が重くなります。
SELECT * FROM mytable WHERE mydate = strptime('2024-05-21', '%Y-%m-%d');
- strptime() 関数は、sqlite3.OperationalError 例外をスローする可能性があります。
- シンプルで分かりやすい方法が必要な場合は、方法 1 を使用します。
- 日付のフォーマットが異なる場合でも一致する必要がある場合は、方法 2 または 方法 3 を使用します。
- 処理速度が最も重要な場合は、方法 3 を使用します。
補足
- 上記のクエリはすべて、
mydate
列が TEXT 型であることを前提としています。mydate
列が DATE 型の場合は、変換する必要はありません。
CREATE TABLE mytable (
id INTEGER PRIMARY KEY AUTOINCREMENT,
mydate TEXT
);
INSERT INTO mytable (mydate) VALUES ('2024-05-21');
INSERT INTO mytable (mydate) VALUES ('2024-05-20');
INSERT INTO mytable (mydate) VALUES ('2024-05-22');
SELECT * FROM mytable WHERE mydate = '2024-05-21';
このコードは、次の結果を返します。
id | mydate
---|---
1 | 2024-05-21
CREATE TABLE mytable (
id INTEGER PRIMARY KEY AUTOINCREMENT,
mydate TEXT
);
INSERT INTO mytable (mydate) VALUES ('2024-05-21');
INSERT INTO mytable (mydate) VALUES ('2024-05-20');
INSERT INTO mytable (mydate) VALUES ('2024-05-22');
SELECT * FROM mytable WHERE strftime('%Y-%m-%d', mydate) = '2024-05-21';
id | mydate
---|---
1 | 2024-05-21
CREATE TABLE mytable (
id INTEGER PRIMARY KEY AUTOINCREMENT,
mydate TEXT
);
INSERT INTO mytable (mydate) VALUES ('2024-05-21');
INSERT INTO mytable (mydate) VALUES ('2024-05-20');
INSERT INTO mytable (mydate) VALUES ('2024-05-22');
SELECT * FROM mytable WHERE mydate = strptime('2024-05-21', '%Y-%m-%d');
id | mydate
---|---
1 | 2024-05-21
説明
- 上記のコードは、
mytable
という名前のテーブルを作成します。 - このテーブルには、
id
列とmydate
列があります。 id
列はプライマリ キーであり、自動的にインクリメントされます。mydate
列は、文字列形式の日付を格納します。- コードは、3 つの行を
mytable
テーブルに挿入します。 - 各行には、異なる文字列形式の日付が格納されています。
- コードは、3 つの方法で日付を比較します。
注意事項
- 上記のコードは、SQLite 3.36.0 以降を使用していることを前提としています。
- コードを実行する前に、SQLite がインストールされていることを確認してください。
SQLite で文字列形式 dd-mm-yyyy で日付を比較するその他の方法
BETWEEN キーワードを使用して、日付の範囲を指定することができます。これは、次のようなクエリで行うことができます。
SELECT * FROM mytable WHERE mydate BETWEEN '2024-05-20' AND '2024-05-22';
- 複数の条件を簡単に指定できます。
- 日付の範囲を指定する必要があります。
SELECT * FROM mytable
WHERE CASE
WHEN mydate = '2024-05-21' THEN 1
ELSE 0
END = 1;
- 複雑な条件を処理できます。
- コードが冗長になる可能性があります。
CREATE FUNCTION is_date_equal(date1 TEXT, date2 TEXT)
RETURNS INTEGER
AS
BEGIN
IF strftime('%Y-%m-%d', date1) = strftime('%Y-%m-%d', date2) THEN
RETURN 1;
ELSE
RETURN 0;
END IF;
END;
SELECT * FROM mytable WHERE is_date_equal(mydate, '2024-05-21');
- コードを再利用できます。
- 日付の範囲を指定する必要がある場合は、方法 2 を使用します。
SQLite で文字列形式 dd-mm-yyyy で日付を比較するには、さまざまな方法があります。それぞれの方法の長所と短所があるので、状況に応じて最適な方法を選択する必要があります。
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