Sqlite Provider in Visual Studio 2012:プログラミング解説

2024-06-21

Visual Studio 2012 で SQLite を使用する:詳細ガイド

前提条件

このチュートリアルを開始する前に、以下のものがインストールされていることを確認してください。

  • Visual Studio 2012
  • .NET Framework 4.5
  • SQLite

手順

  1. SQLite 接続を追加する

    SQLite データベースに接続するには、Visual Studio で接続を追加する必要があります。

    1. ソリューション エクスプローラーで、プロジェクトを右クリックし、追加 > 新しい項目 を選択します。
    2. データ カテゴリで、データ接続 を選択し、追加 ボタンをクリックします。
    3. データ接続の追加 ウィザードで、SQLite データベース プロバイダーを選択します。
    4. 新しい接続 ボタンをクリックして、SQLite データベース ファイルを指定します。
    5. 接続名を指定し、テスト接続 ボタンをクリックして接続が成功していることを確認します。
    6. OK ボタンをクリックして接続を追加します。
  2. SQLite 接続を追加したら、ADO.NET コードを使用してデータベースとやり取りできます。

    using (var connection = new System.Data.SQLite.SQLiteConnection("Data Source=mydatabase.sqlite"))
    {
        connection.Open();
    
        using (var command = new System.Data.SQLite.SQLiteCommand(connection, "SELECT * FROM mytable"))
        {
            using (var reader = command.ExecuteReader())
            {
                while (reader.Read())
                {
                    Console.WriteLine(reader["id"] + " " + reader["name"]);
                }
            }
        }
    }
    

Q: Visual Studio 2012 で SQLite を使用するには、Visual C++ ランタイムが必要ですか?

A: いいえ、Visual C++ ランタイムは必要ありません。 System.Data.SQLite NuGet パッケージには、必要なランタイムが含まれています。

A: SQLite データベース ファイルは、アプリケーションの任意の場所に保存できます。 ただし、通常はアプリケーション フォルダーまたはユーザー データ フォルダーに保存することをお勧めします。

A: SQLite のパフォーマンスを向上させるには、次のヒントに従ってください。

  • インデックスを作成する
  • トランザクションを使用する
  • 不要なクエリを回避する
  • データベース ファイルを定期的に圧縮する



Visual Studio 2012 で SQLite を使用する:サンプル コード

データベースの作成

using (var connection = new System.Data.SQLite.SQLiteConnection("Data Source=mydatabase.sqlite"))
{
    connection.Open();

    using (var command = new System.Data.SQLite.SQLiteCommand(connection, "CREATE TABLE mytable (id INTEGER PRIMARY KEY AUTOINCREMENT, name TEXT, price REAL)"))
    {
        command.ExecuteNonQuery();
    }
}

このコードは、mydatabase.sqlite という名前の新しい SQLite データベースを作成し、mytable という名前のテーブルを作成します。 このテーブルには、idnameprice という 3 つの列があります。

データの挿入

using (var connection = new System.Data.SQLite.SQLiteConnection("Data Source=mydatabase.sqlite"))
{
    connection.Open();

    using (var command = new System.Data.SQLite.SQLiteCommand(connection, "INSERT INTO mytable (name, price) VALUES (@name, @price)"))
    {
        command.Parameters.AddWithValue("@name", "Product 1");
        command.Parameters.AddWithValue("@price", 19.99);
        command.ExecuteNonQuery();

        command.Parameters.AddWithValue("@name", "Product 2");
        command.Parameters.AddWithValue("@price", 29.99);
        command.ExecuteNonQuery();
    }
}

このコードは、mytable テーブルに 2 つの新しいレコードを挿入します。

データの読み取り

using (var connection = new System.Data.SQLite.SQLiteConnection("Data Source=mydatabase.sqlite"))
{
    connection.Open();

    using (var command = new System.Data.SQLite.SQLiteCommand(connection, "SELECT * FROM mytable"))
    {
        using (var reader = command.ExecuteReader())
        {
            while (reader.Read())
            {
                Console.WriteLine(reader["id"] + " " + reader["name"] + " " + reader["price"]);
            }
        }
    }
}

このコードは、mytable テーブル内のすべてのレコードを読み取り、コンソールに表示します。

using (var connection = new System.Data.SQLite.SQLiteConnection("Data Source=mydatabase.sqlite"))
{
    connection.Open();

    using (var command = new System.Data.SQLite.SQLiteCommand(connection, "UPDATE mytable SET price = 24.99 WHERE id = 1"))
    {
        command.ExecuteNonQuery();
    }
}

このコードは、mytable テーブル内の id が 1 であるレコードの price 列を 24.99 に更新します。

using (var connection = new System.Data.SQLite.SQLiteConnection("Data Source=mydatabase.sqlite"))
{
    connection.Open();

    using (var command = new System.Data.SQLite.SQLiteCommand(connection, "DELETE FROM mytable WHERE id = 2"))
    {
        command.ExecuteNonQuery();
    }
}

このサンプル コードは、Visual Studio 2012 で SQLite を使用する基本的な方法を示しています。 SQLite を使用してより複雑な操作を実行する方法については、SQLite の公式ドキュメントを参照してください。




上記以外にも、SQLite データベースにアクセスするにはさまざまな方法があります。 最適な方法は、特定のニーズと要件によって異なります。


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