PostgreSQL: 自作のスクリプトを使用して一部のテーブルのみをダンプする方法
PostgreSQL の一部のテーブルのみを開発スナップショット用にダンプする方法
pg_dump
コマンドは、PostgreSQL データベースをダンプするための標準的なツールです。このコマンドには、特定のテーブルのみをダンプするためのオプションがいくつかあります。
- -t オプション: ダンプするテーブルの名前を指定します。複数のテーブルを指定する場合は、カンマで区切ります。
- -n オプション: ダンプするテーブルのスキーマのみをダンプします。データは含まれません。
- --exclude-table オプション: ダンプから除外するテーブルの名前を指定します。
例:
pg_dump -d my_database -t users,orders -n > dev_snapshot.sql
このコマンドは、my_database
データベースの users
と orders
テーブルのスキーマのみを dev_snapshot.sql
ファイルにダンプします。
pg_dumpall -d my_database -t users,orders > dev_snapshot.sql
自作のスクリプトを使用する
上記の方法では、テーブルを個別に指定する必要があります。テーブル数が多い場合は、自作のスクリプトを使用する方が効率的です。
スクリプトでは、pg_dump
コマンドを繰り返し実行して、必要なテーブルのみをダンプすることができます。
import subprocess
tables = ["users", "orders"]
for table in tables:
subprocess.run(["pg_dump", "-d", "my_database", "-t", table, "-n", ">", f"{table}_schema.sql"])
PostgreSQL では、pg_dump
コマンド、pg_dumpall
コマンド、自作のスクリプトを使用して、一部のテーブルのみを開発スナップショット用にダンプすることができます。
import subprocess
tables = ["users", "orders"]
for table in tables:
# テーブルのスキーマのみをダンプ
subprocess.run(["pg_dump", "-d", "my_database", "-t", table, "-n", ">", f"{table}_schema.sql"])
# テーブルのデータもダンプ
subprocess.run(["pg_dump", "-d", "my_database", "-t", table, ">", f"{table}_data.sql"])
オプションの説明
-d
: ダンプするデータベースの名前を指定します。>
: 出力先ファイル名を指定します。
実行方法
スクリプトを保存して、以下のコマンドを実行します。
python dump_tables.py
- スクリプトを編集して、ダンプするテーブルを追加または削除することができます。
- スクリプトに条件分岐を追加して、環境によってダンプするテーブルを切り替えることができます。
注意事項
- ダンプする前に、データベースをバックアップすることをおすすめします。
- スクリプトを実行する前に、必要な権限を持っていることを確認してください。
PostgreSQL の一部のテーブルのみを開発スナップショット用にダンプする他の方法
pglogical は、PostgreSQL の論理レプリケーションツールです。このツールを使用して、一部のテーブルのみを別のデータベースに複製することができます。
Foreign Data Wrapper (FDW) は、PostgreSQL に外部データソースへのアクセスを提供する機能です。FDW を使用して、別のデータベースのテーブルをあたかも PostgreSQL のテーブルであるかのようにクエリすることができます。
pg_cron は、PostgreSQL データベース内で定期的にジョブを実行するためのツールです。pg_cron を使用して、定期的に一部のテーブルのみをダンプするジョブを作成することができます。
手動でダンプする
上記の方法がすべて使用できない場合は、手動でテーブルをダンプすることができます。
psql
コマンドを使用して、テーブルの内容をテキストファイルにダンプすることができます。- データベース管理ツールを使用して、テーブルをダンプすることができます。
PostgreSQL の一部のテーブルのみを開発スナップショット用にダンプする方法はいくつかあります。どの方法を使用するかは、要件と環境によって異なります。
postgresql