PostgreSQLテーブルにデフォルト値trueのBoolean型カラムを追加する方法

2024-04-02

PostgreSQLテーブルにデフォルト値trueのBoolean型カラムを追加する方法

ALTER TABLEコマンドを使用する

ALTER TABLE テーブル名 ADD COLUMN カラム名 BOOLEAN DEFAULT true;

例:

ALTER TABLE customers ADD COLUMN is_active BOOLEAN DEFAULT true;

このコマンドは、既存のテーブルに新しいカラムis_activeを追加します。このカラムはBoolean型で、デフォルト値はtrueです。

CREATE TABLEコマンドを使用する

CREATE TABLE テーブル名 (
  カラム名11,
  カラム名22,
  ...
  カラム名N 型N,
  デフォルト値_カラム名 BOOLEAN DEFAULT true
);
CREATE TABLE orders (
  id SERIAL PRIMARY KEY,
  customer_id INTEGER,
  order_date TIMESTAMP,
  is_paid BOOLEAN DEFAULT true
);

このコマンドは、新しいテーブルordersを作成します。このテーブルには、idcustomer_idorder_dateis_paidという4つのカラムがあります。is_paidカラムはBoolean型で、デフォルト値はtrueです。

その他の方法

上記以外にも、以下のような方法でデフォルト値trueのBoolean型カラムを追加することができます。

  • DEFAULT制約を使用して、CHECK制約と組み合わせてデフォルト値をtrueに設定する
  • トリガーを使用して、新しい行が挿入されるたびにtrue値を挿入する

これらの方法は、より複雑な設定が必要な場合に役立ちます。

補足

  • PostgreSQLでは、Boolean型はbooleanまたはboolのいずれかで宣言できます。
  • デフォルト値を省略すると、falseになります。
  • ALTER TABLEコマンドを使用して既存のカラムのデフォルト値を変更することもできます。



ALTER TABLEコマンドを使用する

-- テーブル customers に is_active という Boolean 型カラムを追加します。デフォルト値は true です。

ALTER TABLE customers ADD COLUMN is_active BOOLEAN DEFAULT true;

CREATE TABLEコマンドを使用する

-- orders というテーブルを作成します。このテーブルには、is_paid という Boolean 型カラムがあります。デフォルト値は true です。

CREATE TABLE orders (
  id SERIAL PRIMARY KEY,
  customer_id INTEGER,
  order_date TIMESTAMP,
  is_paid BOOLEAN DEFAULT true
);

DEFAULT制約とCHECK制約を使用する

-- users というテーブルを作成します。このテーブルには、is_admin という Boolean 型カラムがあります。デフォルト値は false です。

CREATE TABLE users (
  id SERIAL PRIMARY KEY,
  username VARCHAR(255) NOT NULL,
  email VARCHAR(255) NOT NULL,
  is_admin BOOLEAN DEFAULT false,
  CHECK (is_admin IN (true, false))
);

トリガーを使用する

-- 新しい行が挿入されるたびに、is_active カラムに true 値を挿入するトリガーを作成します。

CREATE TRIGGER set_is_active_on_insert
BEFORE INSERT ON customers
FOR EACH ROW
BEGIN
  NEW.is_active := true;
END;

このトリガーは、customersテーブルに新しい行が挿入されるたびに、is_activeカラムにtrue値を挿入します。

補足

  • 上記のサンプルコードは、PostgreSQL 10.0以降で使用できます。
  • 他のバージョンの PostgreSQL を使用している場合は、ドキュメントを参照してください。



PostgreSQLテーブルにデフォルト値trueのBoolean型カラムを追加するその他の方法

ビューを使用する

CREATE VIEW view_customers AS
SELECT
  *,
  CASE WHEN is_active IS NULL THEN true ELSE is_active END AS is_active_default
FROM customers;

この例では、customersテーブルに基づいてview_customersビューを作成します。is_active_defaultという新しいカラムは、is_activeカラムがNULLの場合はtrue、それ以外の場合はis_activeカラムの値になります。

PL/pgSQLを使用してデフォルト値を設定する

CREATE FUNCTION set_is_active_default() RETURNS boolean AS
$$
BEGIN
  RETURN true;
END;
$$ LANGUAGE plpgsql;

ALTER TABLE customers ADD COLUMN is_active BOOLEAN DEFAULT set_is_active_default();

この例では、set_is_active_defaultというPL/pgSQL関数を定義します。この関数は常にtrue値を返します。その後、ALTER TABLEコマンドを使用して、customersテーブルにis_activeという新しいカラムを追加し、デフォルト値としてset_is_active_default関数を設定します。

外部キー制約を使用する

CREATE TABLE customers (
  id SERIAL PRIMARY KEY,
  ...
  is_active BOOLEAN REFERENCES statuses (id)
);

CREATE TABLE statuses (
  id SERIAL PRIMARY KEY,
  name VARCHAR(255) NOT NULL,
  is_active BOOLEAN DEFAULT true
);

この例では、statusesテーブルという別のテーブルを作成し、is_activeというBoolean型カラムを含めます。このカラムはデフォルト値trueです。その後、customersテーブルのis_activeカラムをstatusesテーブルのidカラムに外部キー制約で参照します。

この方法を使用すると、customersテーブルのis_activeカラムは常にstatusesテーブルのis_activeカラムの値と一致します。


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