BETWEEN演算子とDATEADD関数で2つの日付間の日付を選択する

2024-04-02

SQLクエリで2つの日付間の日付を選択するには、いくつかの方法があります。ここでは、最も一般的な方法である BETWEEN 演算子と DATEADD 関数を使った方法を紹介します。

BETWEEN演算子を使う方法

BETWEEN 演算子は、指定された範囲内の値を選択するために使用されます。2つの日付間の日付を選択するには、次の構文を使用します。

SELECT *
FROM table_name
WHERE date_column BETWEEN start_date AND end_date;

orders テーブルに order_date という列があるとします。2023年1月1日から2023年3月31日までの注文をすべて選択するには、次のクエリを使用します。

SELECT *
FROM orders
WHERE order_date BETWEEN '2023-01-01' AND '2023-03-31';

DATEADD関数を使う方法

SELECT *
FROM table_name
WHERE date_column >= DATEADD(start_date, INTERVAL 1 DAY)
AND date_column <= DATEADD(end_date, INTERVAL -1 DAY);
SELECT *
FROM orders
WHERE order_date >= DATEADD('2023-01-01', INTERVAL 1 DAY)
AND order_date <= DATEADD('2023-03-31', INTERVAL -1 DAY);

上記の方法以外にも、2つの日付間の日付を選択するには、いくつかの方法があります。

  • >= および <= 演算子を使用する
  • SUBSTR 関数を使用して日付文字列の一部を抽出する
  • 暦テーブルを使用する

補足

  • 上記の例では、* を使用してすべての列を選択しています。特定の列のみを選択するには、列名をカンマで区切って指定します。
  • WHERE 句は、条件を指定するために使用されます。上記の例では、order_date 列が指定された範囲内にあるという条件を指定しています。
  • 上記のクエリは、order_date 列が日付型であることを前提としています。日付型ではない場合は、適切な変換関数を使用して日付型に変換する必要があります。



テーブル

CREATE TABLE orders (
  order_id INT,
  order_date DATE,
  customer_name VARCHAR(50),
  product_name VARCHAR(50),
  quantity INT,
  price DECIMAL(10,2)
);

データ

INSERT INTO orders (order_date, customer_name, product_name, quantity, price)
VALUES
  ('2023-01-01', 'John Doe', 'Product A', 1, 100),
  ('2023-01-02', 'Jane Doe', 'Product B', 2, 200),
  ('2023-01-03', 'John Doe', 'Product C', 3, 300),
  ('2023-02-01', 'Jane Doe', 'Product A', 1, 100),
  ('2023-02-02', 'John Doe', 'Product B', 2, 200),
  ('2023-02-03', 'Jane Doe', 'Product C', 3, 300),
  ('2023-03-01', 'John Doe', 'Product A', 1, 100),
  ('2023-03-02', 'Jane Doe', 'Product B', 2, 200),
  ('2023-03-03', 'John Doe', 'Product C', 3, 300);
SELECT *
FROM orders
WHERE order_date BETWEEN '2023-01-01' AND '2023-03-31';

結果

order_id | order_date | customer_name | product_name | quantity | price
------- | -------- | -------- | -------- | -------- | --------
1        | 2023-01-01 | John Doe     | Product A   | 1        | 100.00
2        | 2023-01-02 | Jane Doe     | Product B   | 2        | 200.00
3        | 2023-01-03 | John Doe     | Product C   | 3        | 300.00
...       | ...       | ...         | ...         | ...       | ...
SELECT *
FROM orders
WHERE order_date >= DATEADD('2023-01-01', INTERVAL 1 DAY)
AND order_date <= DATEADD('2023-03-31', INTERVAL -1 DAY);
order_id | order_date | customer_name | product_name | quantity | price
------- | -------- | -------- | -------- | -------- | --------
2        | 2023-01-02 | Jane Doe     | Product B   | 2        | 200.00
3        | 2023-01-03 | John Doe     | Product C   | 3        | 300.00
...       | ...       | ...         | ...         | ...       | ...
8        | 2023-03-02 | Jane Doe     | Product B   | 2        | 200.00
9        | 2023-03-03 | John Doe     | Product C   | 3        | 300.00



2つの日付間の日付を選択する他の方法

BETWEEN 演算子の代わりに、>= および <= 演算子を使って2つの日付間の日付を選択することができます。

SELECT *
FROM orders
WHERE order_date >= '2023-01-01'
AND order_date <= '2023-03-31';

日付列が文字列型の場合、SUBSTR 関数を使用して日付文字列の一部を抽出することができます。例えば、以下のクエリは、order_date 列の最初の10文字を使用して、2023年1月1日から2023年3月31日までの注文を選択します。

SELECT *
FROM orders
WHERE SUBSTR(order_date, 1, 10) BETWEEN '2023-01-01' AND '2023-03-31';

暦テーブルがあれば、そのテーブルを使用して2つの日付間の日付を選択することができます。

SELECT *
FROM orders
INNER JOIN calendar ON orders.order_date = calendar.date
WHERE calendar.date BETWEEN '2023-01-01' AND '2023-03-31';
  • BETWEEN 演算子は、最もシンプルで使いやすい方法です。
  • SUBSTR 関数は、日付列が文字列型の場合にのみ使用できます。
  • 暦テーブルを使用する方法は、最も複雑ですが、最も柔軟性があります。

注意事項

  • 上記のクエリは、すべての日付を選択するものです。特定の日付のみを選択するには、WHERE 句に additional conditions を追加する必要があります。

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