【保存版】TEXTとSTRINGデータ型を使いこなしてSQLiteをマスターしよう

2024-04-02

SQLiteにおけるTEXTとSTRINGデータ型の違い

データ型としての違い

  • TEXT: バリアント長文字列型。最大4294967295バイト(4GB)までのテキストデータを格納できます。
  • STRING: 固定長文字列型。事前に指定した長さのテキストデータを格納します。

例:

  • 顧客の名前を格納するカラム:TEXT型が適切
  • パスワードを格納するカラム:STRING型が適切

ストレージ容量

  • TEXT: データ長に応じてストレージ容量を割り当てます。
  • STRING: 空白文字も含めて、事前に指定した長さ分のストレージ容量を常に割り当てます。
  • 10文字以内の名前を格納するカラム:STRING(10)型の方がストレージ容量を節約できます。

パフォーマンス

  • TEXT: データ長が可変なので、挿入・更新時の処理が比較的重くなります。
  • 頻繁に更新されるカラム:STRING型の方がパフォーマンスが向上する可能性があります。

互換性

  • TEXT: 他のデータベースとの互換性が高いです。
  • 他のデータベースとのデータ連携を想定している場合:TEXT型の方が安全です。

その他

  • TEXT: NULL値を格納できます。

TEXTSTRINGはそれぞれ異なる特性を持つため、目的に合わせて使い分けることが重要です。




-- テーブル作成
CREATE TABLE users (
  id INTEGER PRIMARY KEY AUTOINCREMENT,
  name TEXT,
  email STRING(255) UNIQUE NOT NULL,
  password STRING(64) NOT NULL
);

-- データ挿入
INSERT INTO users (name, email, password)
VALUES ('山田太郎', '[email protected]', 'password123'),
       ('佐藤花子', '[email protected]', 'password456');

-- データ更新
UPDATE users
SET name = '田中次郎'
WHERE id = 2;

-- データ検索
SELECT * FROM users
WHERE email LIKE '%example.com%';
  • nameカラム:TEXT型。ユーザーの名前を格納します。名前の長さは可変なので、TEXT型が適切です。
  • emailカラム:STRING(255)型。ユーザーのメールアドレスを格納します。メールアドレスは最大255文字なので、STRING(255)型が適切です。



TEXTとSTRINGデータ型の比較:その他の方法

情報源

  • データベース関連書籍
  • オンラインチュートリアル

実験

実際にSQLiteデータベースを作成し、TEXTとSTRINGデータ型をそれぞれ使用してデータの挿入、更新、検索処理を行い、性能やストレージ容量を比較してみるのも有効です。

専門家への相談

データベースに精通した専門家や開発者に相談することで、より詳細な情報を得ることができます。

これらのツールを使用することで、テーブル構造やデータ型を視覚的に確認することができます。

TEXTとSTRINGデータ型の比較方法は様々です。上記の情報を参考に、目的に合った方法を選択してください。


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