SQLiteで日付を比較する:初心者向けガイド
SQLiteで2つの日付を比較する方法
比較演算子を使う
SQLiteでは、以下の比較演算子を使って2つの日付を比較できます。
=
: 等しい<>
: 等しくない<
: 小さい<=
: 小さいか等しい>
: 大きい
例えば、以下のクエリは、date
列の値が2024年4月11日より前のものをすべて選択します。
SELECT * FROM table WHERE date < '2024-04-11';
strftime()
関数を使って、日付を文字列に変換してから比較することもできます。
SELECT * FROM table WHERE strftime('%Y-%m', date) = '2024-04';
ユリウス日とは、紀元前4713年1月1日午前0時を起点とした日数です。
例えば、以下のクエリは、date
列の値のユリウス日が、@start_date
変数の値よりも大きいものをすべて選択します。
SELECT * FROM table WHERE julianday(date) > @start_date;
BETWEENを使って、日付の範囲を指定して比較することもできます。
SELECT * FROM table WHERE date BETWEEN '2024-04-01' AND '2024-04-10';
CASE式を使って、日付の比較結果に基づいて異なる値を返すこともできます。
例えば、以下のクエリは、date
列の値が今日より前の場合はold
、今日と同じ場合はtoday
、今日より後の場合はnew
という値を返します。
SELECT CASE WHEN date < date('now') THEN 'old'
WHEN date = date('now') THEN 'today'
ELSE 'new'
END AS date_status
FROM table;
これらの方法の中から、目的に合った方法を選択して使用することができます。
-- 比較演算子を使う
SELECT * FROM table WHERE date < '2024-04-11';
-- strftime()関数を使う
SELECT * FROM table WHERE strftime('%Y-%m', date) = '2024-04';
-- julianday()関数を使う
SELECT * FROM table WHERE julianday(date) > @start_date;
-- BETWEENを使う
SELECT * FROM table WHERE date BETWEEN '2024-04-01' AND '2024-04-10';
-- CASE式を使う
SELECT CASE WHEN date < date('now') THEN 'old'
WHEN date = date('now') THEN 'today'
ELSE 'new'
END AS date_status
FROM table;
- SQLiteで日付を扱う場合は、
date
型を使用することをお勧めします。 - 日付を文字列として保存する場合は、
YYYY-MM-DD
形式を使用することをお勧めします。 - 日付を比較する前に、両方の日付が同じ形式であることを確認してください。
SQLiteで2つの日付を比較するその他の方法
Unix timestampは、1970年1月1日午前0時00秒からの経過秒数を表す数値です。
SQLiteでは、date
型の日付をUnix timestampに変換するために、julianday()
関数とstrftime()
関数を組み合わせて使用することができます。
SELECT * FROM table WHERE julianday(date) * 86400 > @start_timestamp;
カレンダー関数を使う
SQLiteには、日付を操作するためのカレンダー関数がいくつか用意されています。
これらの関数を使って、2つの日付の間の日数や、特定の日付が何曜日かを計算することができます。
例えば、以下のクエリは、date
列の値と@end_date
変数の値の間の日数を計算します。
SELECT date_diff(@end_date, date) AS days_between
FROM table;
外部ライブラリを使う
SQLiteには標準で用意されていない、より高度な日付比較機能を提供する外部ライブラリも存在します。
SQLiteで2つの日付を比較するには、さまざまな方法があります。
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