SQLite初心者必見！AUTOINCREMENT属性って何？設定方法とメリット・デメリットを徹底解説

2024-04-02

SQLiteで作成後に列をAUTOINCREMENTに変更することは可能？

ALTER TABLEコマンドを使う

SQLiteでは、ALTER TABLEコマンドを使って、テーブルの構造を変更できます。AUTOINCREMENT属性を追加するには、以下の構文を使用します。

ALTER TABLE table_name ALTER COLUMN column_name AUTOINCREMENT;

例

CREATE TABLE my_table (
  id INTEGER PRIMARY KEY,
  name TEXT
);

ALTER TABLE my_table ALTER COLUMN id AUTOINCREMENT;

この例では、my_tableテーブルのid列をAUTOINCREMENT属性に変更します。

制限と注意点

AUTOINCREMENT属性は、PRIMARY KEY制約を持つ列にしか設定できません。
すでにデータが挿入されている列にAUTOINCREMENT属性を設定することはできません。
AUTOINCREMENT属性を設定すると、その列の値は自動的に1ずつ増加します。既存のデータの値は変更されません。

他の方法

一度テーブルを削除して、AUTOINCREMENT属性を含む新しいテーブルを作成する方法もあります。

補足

AUTOINCREMENT属性は、主キー列に自動的に一意の値を生成するために使用されます。
AUTOINCREMENT属性は、SQLite特有の機能です。

結論

SQLiteで作成後に列をAUTOINCREMENTに変更することは可能です。ただし、いくつかの制限と注意点があります。上記の情報を参考に、適切な方法で変更を行ってください。

-- テーブルの作成
CREATE TABLE my_table (
  id INTEGER PRIMARY KEY,
  name TEXT
);

-- データの挿入
INSERT INTO my_table (name) VALUES ('John Doe');
INSERT INTO my_table (name) VALUES ('Jane Doe');

-- 列の変更
ALTER TABLE my_table ALTER COLUMN id AUTOINCREMENT;

-- データの確認
SELECT * FROM my_table;

-- 結果
-- id | name
-- -- | --
-- 1 | John Doe
-- 2 | Jane Doe

このコードを実行すると、my_tableテーブルのid列がAUTOINCREMENT属性に変更されます。既存のデータの値は変更されません。

注意: このサンプルコードは、SQLite 3.8.10 で動作確認しています。

SQLiteで作成後に列をAUTOINCREMENTに変更する他の方法

-- テーブルの削除
DROP TABLE my_table;

-- 新しいテーブルの作成
CREATE TABLE my_table (
  id INTEGER PRIMARY KEY AUTOINCREMENT,
  name TEXT
);

-- データの挿入
INSERT INTO my_table (name) VALUES ('John Doe');
INSERT INTO my_table (name) VALUES ('Jane Doe');

-- データの確認
SELECT * FROM my_table;

-- 結果
-- id | name
-- -- | --
-- 1 | John Doe
-- 2 | Jane Doe

-- 新しいテーブルの作成
CREATE TABLE my_table_new (
  id INTEGER PRIMARY KEY AUTOINCREMENT,
  name TEXT
);

-- データのコピー
INSERT INTO my_table_new (name)
SELECT name
FROM my_table;

-- 古いテーブルの削除
DROP TABLE my_table;

-- 新しいテーブルの名前の変更
ALTER TABLE my_table_new RENAME TO my_table;

-- データの確認
SELECT * FROM my_table;

-- 結果
-- id | name
-- -- | --
-- 1 | John Doe
-- 2 | Jane Doe