psqlを使いこなしてデータ分析をレベルアップ!列名を1行に表示するテクニック
PostgreSQL の psql で列名を1行に1つずつ表示する代替出力形式
このページでは、psql で列名を1行に1つずつ表示する代替出力形式について、以下の内容を解説します。
- psql の出力形式
- 列名を1行に1つずつ表示する方法
- 出力形式をカスタマイズする方法
- その他の出力オプション
psql の出力形式
psql は、\t
タブ文字で区切られたテキスト形式でデータをデフォルトで出力します。この形式は、CSV ファイル等にデータを書き出す場合に便利です。
しかし、列名を1行に1つずつ表示したい場合は、\x
オプションを使用できます。このオプションは、出力形式をカスタマイズするためのコマンドラインオプションです。
列名を1行に1つずつ表示するには、\x
オプションと -F
オプションを組み合わせます。-F
オプションは、フィールド区切り文字を指定するオプションです。
psql -x -F, -c "SELECT * FROM テーブル名"
このコマンドは、テーブル名
テーブルのすべての列を、列名を1行に1つずつ、カンマ区切りで表示します。
出力形式をカスタマイズする方法
\x
オプションと -F
オプションに加えて、psql はさまざまな出力オプションを提供しています。これらのオプションを組み合わせることで、出力形式を自由にカスタマイズできます。
例:
- 列名を縦並びに表示する
psql -x -F, -c "SELECT * FROM テーブル名" | column -t
- 列名を囲み文字で囲む
psql -x -F, -c "SELECT * FROM テーブル名" | sed 's/,/\",\"/g'
その他の出力オプション
psql の出力オプションの詳細については、以下のリソースを参照してください。
psql は、\x
オプションと -F
オプションを組み合わせることで、列名を1行に1つずつ表示することができます。さらに、さまざまな出力オプションを組み合わせることで、出力形式を自由にカスタマイズできます。
サンプルコード1:カンマ区切りで列名を1行に1つずつ表示
psql -x -F, -c "SELECT * FROM テーブル名"
psql -x -F, -c "SELECT * FROM テーブル名" | column -t
サンプルコード3:列名を囲み文字で囲んで表示
psql -x -F, -c "SELECT * FROM テーブル名" | sed 's/,/\",\"/g'
サンプルコード4:テーブル情報をHTML形式で表示
psql -x -c "SELECT * FROM テーブル名" | html2text
psql -x -c "SELECT * FROM テーブル名" | jq -R .
これらのサンプルコードを参考に、psql の出力形式をカスタマイズし、データ分析や可視化に役立ててください。
psqlで列名を1行に1つずつ表示する他の方法
\d
コマンドは、テーブルの構造情報を表示します。このコマンドの出力には、列名も含まれます。
psql -c "\d テーブル名"
このコマンドは、テーブル名、列名、データ型、デフォルト値、制約情報などを表示します。
\t
コマンドは、テーブルデータをタブ区切りで表示します。このコマンドの出力結果を加工することで、列名を1行に1つずつ表示することができます。
psql -c "SELECT * FROM テーブル名" | sed 's/\t/\n/g'
このコマンドは、テーブル名の各列を1行ずつ表示します。
外部ツール
psql の出力結果を加工する外部ツールを使用することで、列名を1行に1つずつ表示することができます。
例えば、awk
コマンドを使用すると、以下のように列名を1行に1つずつ表示することができます。
psql -c "SELECT * FROM テーブル名" | awk -F'\t' '{print $1}'
psqlで列名を1行に1つずつ表示するには、いくつかの方法があります。
postgresql output-formatting psql