\pset format コマンドで結果表示形式を "vertical" に設定する
PostgreSQL/psql での垂直方向のクエリ結果表示
方法 1: UNSET pager コマンドを使用する
UNSET pager
コマンドを実行して、デフォルトのページャーを無効にします。
UNSET pager;
- クエリを実行します。結果は垂直方向に表示されます。
SELECT * FROM customers;
- デフォルトのページャーに戻すには、
SET pager
コマンドを使用します。
SET pager;
方法 2: \pset format コマンドを使用する
\pset format
コマンドを使用して、結果の表示形式を "vertical" に設定します。
\pset format vertical;
SELECT * FROM customers;
- 元の表示形式に戻すには、
\pset format
コマンドを再度実行して "default" または別の形式を指定します。
\pset format default;
方法 3: 外部ツールを使用する
psql
の出力をcolumn
コマンドなどの外部ツールにパイプして、垂直方向にフォーマットすることができます。
psql -d mydatabase -c "SELECT * FROM customers" | column
補足
- 上記の方法に加えて、
psql
の GUI クライアントを使用している場合は、クライアントの設定で垂直方向の表示を有効化できる場合があります。 - 垂直方向の表示は、一時的なものです。
psql
セッションを終了すると、デフォルトの表示形式に戻ります。
これらの方法を参考に、状況に合わせて最適な方法を選択してください。
PostgreSQL/psql での垂直方向クエリ結果表示 - サンプルコード
方法 1: UNSET pager コマンドを使用する
-- デフォルトのページャーを無効にする
UNSET pager;
-- サンプルクエリを実行する (この例では顧客テーブル)
SELECT * FROM customers;
-- デフォルトのページャーに戻す
SET pager;
方法 2: \pset format コマンドを使用する
-- 結果の表示形式を "vertical" に設定
\pset format vertical;
-- サンプルクエリを実行する (この例では顧客テーブル)
SELECT * FROM customers;
-- 元の表示形式に戻す
\pset format default;
方法 3: 外部ツールを使用する
# サンプルクエリを実行し、出力を 'column' コマンドにパイプする
psql -d mydatabase -c "SELECT * FROM customers" | column
上記はあくまで一例であり、使用するデータベースやクエリ、環境によって適宜調整する必要があります。
- 実際のコードでは、データベース名、テーブル名、カラム名などを置き換えてください。
- より複雑なクエリやフォーマット要件の場合は、
psql
の組み込み関数や外部ツールを組み合わせて利用することもできます。
PostgreSQL/psql でクエリ結果を垂直方向に表示するその他の方法
psql の -t オプションを使用する
psql
コマンドラインツールには、結果をタブ区切りテキストとして表示する -t
オプションがあります。このオプションを使用すると、結果を簡単に垂直方向に並べ替えることができます。
psql -d mydatabase -t -c "SELECT * FROM customers"
COPY
コマンドを使用して、クエリ結果を CSV 形式などのファイルにエクスポートし、その後、テキストエディタで垂直方向に表示することができます。
COPY (SELECT * FROM customers) TO '/tmp/customers.csv' CSV;
awk
や sed
などの外部ツールを使用して、psql
の出力を垂直方向にフォーマットすることができます。
psql -d mydatabase -c "SELECT * FROM customers" | awk '{ print $0 }'
GUI クライアントを使用する
多くの PostgreSQL GUI クライアントには、結果を垂直方向に表示するオプションが用意されています。
カスタムページャーを作成する
高度なフォーマットや機能が必要な場合は、独自のページャーを作成することができます。
上記以外にも、様々な方法で PostgreSQL/psql でクエリ結果を垂直方向に表示することができます。最適な方法は、個々のニーズと要件によって異なります。
postgresql psql