MariaDBで◯◯◯を簡単操作！日付範囲と履歴期間でレコードを絞り込むテクニック

2024-06-20

SQLとMariaDBで日付範囲と履歴期間を指定してレコードを選択するプログラミング解説

この解説では、SQLとMariaDBを使用して、指定された日付範囲と履歴期間に基づいてレコードを選択する方法について説明します。

シナリオ

あるテーブルに、商品購入履歴を記録するデータがあります。各レコードには、購入日、商品名、購入数量などの情報が格納されています。

このシナリオでは、以下の条件を満たすレコードを選択するクエリを作成します。

購入日が指定された日付範囲内にある
レコードの履歴期間が指定された期間よりも短い

前提条件

MariaDBがインストールされている
以下のテーブルが作成されている

CREATE TABLE purchase_history (
  purchase_id INT PRIMARY KEY AUTO_INCREMENT,
  purchase_date DATE NOT NULL,
  product_name VARCHAR(255) NOT NULL,
  quantity INT NOT NULL
);

手順

日付範囲と履歴期間を指定する

まず、クエリで使用する日付範囲と履歴期間を指定する必要があります。

-- 日付範囲
SET @start_date = '2024-01-01';
SET @end_date = '2024-06-19';

-- 履歴期間 (日数)
SET @history_period = 30;

レコードを選択する
以下のクエリを使用して、指定された条件を満たすレコードを選択します。
```
SELECT
  purchase_id,
  purchase_date,
  product_name,
  quantity
FROM purchase_history
WHERE purchase_date BETWEEN @start_date AND @end_date
AND DATEDIFF(CURDATE(), purchase_date) < @history_period;
```
このクエリは、以下の処理を実行します。
1. purchase_history テーブルからすべてのレコードを選択します。
2. WHERE 句を使用して、条件を満たすレコードのみを抽出します。
  - purchase_date が指定された日付範囲内にあるレコードを選択します。
  - DATEDIFF(CURDATE(), purchase_date) が指定された履歴期間よりも小さいレコードを選択します。
3. 選択したレコードの purchase_id, purchase_date, product_name, quantity カラムを返します。

例

以下の例では、2024年1月1日から2024年6月19日までの間に購入された商品で、購入履歴が30日以内のものでのレコードを選択します。

SET @start_date = '2024-01-01';
SET @end_date = '2024-06-19';
SET @history_period = 30;

SELECT
  purchase_id,
  purchase_date,
  product_name,
  quantity
FROM purchase_history
WHERE purchase_date BETWEEN @start_date AND @end_date
AND DATEDIFF(CURDATE(), purchase_date) < @history_period;

補足

DATEDIFF() 関数は、2つの日付間の差を日数で返します。
CURDATE() 関数は、現在のシステム日付を返します。
このクエリは、MariaDB以外のデータベースでも動作する可能性があります。ただし、データベースによっては、日付範囲と履歴期間を指定する構文が異なる場合があります。

この解説では、SQLとMariaDBを使用して、日付範囲と履歴期間を指定してレコードを選択する方法について説明しました。この方法を使用して、過去のデータから必要な情報のみを効率的に抽出することができます。

-- 日付範囲
SET @start_date = '2024-01-01';
SET @end_date = '2024-06-19';

-- 履歴期間 (日数)
SET @history_period = 30;

SELECT
  purchase_id,
  purchase_date,
  product_name,
  quantity
FROM purchase_history
WHERE purchase_date BETWEEN @start_date AND @end_date
AND DATEDIFF(CURDATE(), purchase_date) < @history_period;

このクエリを実際に実行するには、以下の手順が必要です。

MariaDBに接続します。
上記のクエリをコピーして、MariaDBクライアントに貼り付けます。
Enterキーを押してクエリを実行します。

実行結果

クエリが成功すると、指定された条件を満たすレコードのリストが表示されます。各レコードには、以下の情報が含まれます。

purchase_id: 購入ID
product_name: 商品名
quantity: 購入数量

SET @start_date = '2024-01-01';
SET @end_date = '2024-06-19';
SET @history_period = 30;

SELECT
  purchase_id,
  purchase_date,
  product_name,
  quantity
FROM purchase_history
WHERE purchase_date BETWEEN @start_date AND @end_date
AND DATEDIFF(CURDATE(), purchase_date) < @history_period;

このクエリを実行すると、以下の出力が表示される可能性があります。

purchase_id | purchase_date | product_name           | quantity
-----------+--------------+-------------------------+---------
1           | 2024-01-05  | Laptop                  | 1
2           | 2024-02-12 | Smartphone              | 2
3           | 2024-03-20 | Book                    | 3
4           | 2024-04-04 | Camera                  | 1
5           | 2024-05-18 | Headphones              | 1

注意事項

このサンプルコードは、あくまでも例であり、実際の状況に合わせて変更する必要があります。
テーブル名、カラム名、データ型などは、実際のデータベースに合わせて変更する必要があります。

他の方法

SELECT
  purchase_id,
  purchase_date,
  product_name,
  quantity
FROM purchase_history
WHERE purchase_date BETWEEN @start_date AND @end_date
AND EXISTS (
  SELECT 1
  FROM purchase_history AS h2
  WHERE h2.purchase_id = purchase_history.purchase_id
  AND h2.purchase_date < @start_date
  AND DATEDIFF(@start_date, h2.purchase_date) < @history_period
);

WHERE 句を使用して、条件を満たすレコードのみを抽出します。

CTE (Common Table Expression) を使用する

WITH history AS (
  SELECT
    purchase_id,
    purchase_date
  FROM purchase_history
  WHERE purchase_date < @start_date
  AND DATEDIFF(@start_date, purchase_date) < @history_period
)

SELECT
  purchase_id,
  purchase_date,
  product_name,
  quantity
FROM purchase_history h
WHERE h.purchase_date BETWEEN @start_date AND @end_date
AND EXISTS (
  SELECT 1
  FROM history h2
  WHERE h2.purchase_id = h.purchase_id
);