BINARY LIKE句で特殊文字も逃さない!MariaDBで完全一致検索の極意
MariaDBで完全一致検索を行う方法
LIKE句は、文字列の一部に一致するかどうかを検索するのに使用されます。完全一致検索を行うには、%
ワイルドカードを使用せずに、検索したい文字列をそのまま指定します。
SELECT * FROM mytable WHERE mycolumn LIKE '検索したい文字列';
このクエリは、mytable
テーブルのmycolumn
列で、"検索したい文字列"と完全に一致するレコードをすべて選択します。
BINARY LIKE句は、文字列のバイト列を比較して完全一致検索を行います。これは、大文字と小文字の区別や、特殊文字の扱いなどに影響を受けない検索を行う場合に役立ちます。
SELECT * FROM mytable WHERE mycolumn BINARY LIKE '検索したい文字列';
REGEXP句は、正規表現を使用して文字列を検索するのに使用されます。完全一致検索を行うには、^と$を使用して、検索したい文字列を囲みます。
SELECT * FROM mytable WHERE mycolumn REGEXP '^検索したい文字列$';
= 演算子は、2つの値が等しいかどうかを比較するのに使用されます。文字列の完全一致検索を行うには、= 演算子を使用して、検索したい文字列と比較します。
SELECT * FROM mytable WHERE mycolumn = '検索したい文字列';
使用例
以下に、これらの方法をどのように使用するかを示すいくつかの例を示します。
例 1: 名前が "山田太郎" であるすべてのユーザーを取得する
SELECT * FROM users WHERE name = '山田太郎';
例 2: メールアドレスが "[email protected]" であるすべてのユーザーを取得する
SELECT * FROM users WHERE email BINARY LIKE '[email protected]';
例 3: 電話番号が "090-1234-5678" であるすべてのユーザーを取得する
SELECT * FROM users WHERE phone REGEXP '^090-1234-5678$';
SELECT * FROM users WHERE age = 30;
これらの例はほんの一例であり、完全一致検索を行う方法は他にもたくさんあります。状況に応じて、最適な方法を選択してください。
MariaDBで完全一致検索を行うサンプルコード
例 1: LIKE句
-- customersテーブルのcustomer_name列で「山田太郎」と完全に一致するレコードをすべて選択する
SELECT * FROM customers WHERE customer_name LIKE '山田太郎';
例 2: BINARY LIKE句
-- employeesテーブルのemail列で「[email protected]」とバイト列が完全に一致するレコードをすべて選択する
SELECT * FROM employees WHERE email BINARY LIKE '[email protected]';
例 3: REGEXP句
-- productsテーブルのproduct_code列で「PR-001」と正規表現が完全に一致するレコードをすべて選択する
SELECT * FROM products WHERE product_code REGEXP '^PR-001$';
例 4: =演算子
-- ordersテーブルのorder_status列で「完了」と完全に一致するレコードをすべて選択する
SELECT * FROM orders WHERE order_status = '完了';
これらのコードは、MariaDBのバージョンやテーブル構造によって変更する必要がある場合があります。コードを実行する前に、必ずドキュメントを確認してください。
- 完全一致検索を行う場合、大文字と小文字の区別を忘れないでください。MariaDBは、大文字と小文字を区別するデータベースです。
- 特殊文字を検索する場合は、エスケープする必要があります。たとえば、"*" や "%" などの特殊文字を検索するには、前に "\ " を付ける必要があります。
- ワイルドカードを使用する場合は、注意が必要です。ワイルドカードは、1文字または複数の文字に一致させることができます。たとえば、"%" は、任意の文字に一致させることができます。"*" は、0文字以上の一連の文字に一致させることができます。
- 複数の条件で検索する場合は、AND または OR 演算子を使用できます。たとえば、名前が "山田太郎" で、年齢が 30 歳であるすべてのユーザーを取得するには、次のクエリを使用します。
SELECT * FROM users WHERE name = '山田太郎' AND age = 30;
これらの注意事項を参考に、MariaDBで完全一致検索をうまく活用してください。
MariaDBで完全一致検索を行うその他の方法
IN句は、複数の値のいずれかに一致するかどうかを検索するのに使用されます。完全一致検索を行うには、検索したい文字列をIN句のリスト内に指定します。
SELECT * FROM mytable WHERE mycolumn IN ('検索したい文字列1', '検索したい文字列2', ...);
CASE WHEN式は、条件に応じてさまざまな値を返すのに使用されます。完全一致検索を行うには、CASE WHEN式を使用して、検索条件に一致するかどうかを判断し、一致する場合には検索したい文字列を返します。
SELECT
CASE
WHEN mycolumn = '検索したい文字列' THEN '一致'
ELSE '不一致'
END AS match_result
FROM mytable;
このクエリは、mytable
テーブルのmycolumn
列を調べ、"検索したい文字列"と一致するレコードがあれば "一致" 、そうでない場合は "不一致" という文字列を match_result
列に返します。
EXISTS句は、サブクエリで結果が見つかったかどうかを判断するのに使用されます。完全一致検索を行うには、EXISTS句を使用して、サブクエリで検索したい文字列に一致するレコードがあるかどうかを判断します。
SELECT * FROM mytable
WHERE EXISTS (
SELECT 1 FROM myothertable
WHERE othercolumn = '検索したい文字列'
);
このクエリは、mytable
テーブルのすべてのレコードを調べ、myothertable
テーブルのothercolumn
列で "検索したい文字列" に一致するレコードがあるかどうかを判断します。一致するレコードがあれば、そのレコードをすべて返します。
これらの方法は、状況に応じて使い分けることができます。どの方法が最適かは、検索するデータや必要な結果によって異なります。
MariaDBで完全一致検索を行うには、さまざまな方法があります。それぞれの方法の利点と欠点を理解し、状況に応じて最適な方法を選択することが重要です。
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