もう悩まない!Mariadb - information_schema クエリ処理速度を向上させるための完全ガイド

2024-04-10

Mariadb - information schema queries 処理速度低下の原因と解決策

MariaDBでinformation_schemaクエリ処理速度が遅い場合、いくつかの原因が考えられます。本記事では、これらの原因と解決策について、分かりやすく解説します。

原因

information_schemaクエリ処理速度低下の主な原因は以下の3つです。

  1. 統計情報の更新頻度: MariaDBはデフォルトで15分ごとに統計情報を更新します。頻繁な更新はパフォーマンスに影響を与えます。
  2. テーブルサイズ: information_schemaテーブルは、データベースの規模に合わせて大きくなる場合があります。大きなテーブルはクエリ処理速度を低下させます。
  3. インデックス: information_schemaテーブルに適切なインデックスが作成されていない場合、クエリ処理速度が低下します。

解決策

以下の解決策を試すことで、information_schemaクエリ処理速度を向上させることができます。

  1. 統計情報の更新頻度調整: 統計情報の更新頻度を低くすることで、パフォーマンスを向上させることができます。ただし、更新頻度を低くすると、統計情報の精度が低下する可能性があります。
  2. テーブルサイズ削減: 不要なデータや古いデータを削除することで、テーブルサイズを削減することができます。
  3. インデックス作成: よく使用されるクエリに合わせて、information_schemaテーブルにインデックスを作成することで、クエリ処理速度を向上させることができます。

解決策の詳細

統計情報の更新頻度調整

以下のコマンドを実行することで、統計情報の更新頻度を変更できます。

SET GLOBAL innodb_stats_persistent=0;
SET GLOBAL innodb_stats_auto_recalc=OFF;

上記の例では、統計情報の更新を無効にしています。必要に応じて、更新頻度を調整してください。

テーブルサイズ削減

以下のコマンドを実行することで、information_schemaテーブルの不要なデータや古いデータを削除できます。

OPTIMIZE TABLE information_schema.tables;
OPTIMIZE TABLE information_schema.columns;

インデックス作成

CREATE INDEX idx_table_name ON information_schema.tables (table_name);
CREATE INDEX idx_column_name ON information_schema.columns (column_name);

上記は、tablesテーブルとcolumnsテーブルにインデックスを作成する例です。必要に応じて、他のテーブルにもインデックスを作成してください。

上記以外にも、information_schemaクエリ処理速度を向上させる方法はいくつかあります。詳細は、MariaDB公式ドキュメントを参照してください。




統計情報の更新頻度調整

-- 統計情報の更新を無効にする
SET GLOBAL innodb_stats_persistent=0;
SET GLOBAL innodb_stats_auto_recalc=OFF;

-- 統計情報の更新を有効にする
SET GLOBAL innodb_stats_persistent=1;
SET GLOBAL innodb_stats_auto_recalc=ON;

テーブルサイズ削減

-- 不要なデータや古いデータを削除する
OPTIMIZE TABLE information_schema.tables;
OPTIMIZE TABLE information_schema.columns;

インデックス作成

-- tables テーブルにインデックスを作成する
CREATE INDEX idx_table_name ON information_schema.tables (table_name);

-- columns テーブルにインデックスを作成する
CREATE INDEX idx_column_name ON information_schema.columns (column_name);



information_schemaクエリ処理速度を向上させるための他の方法

キャッシュの使用

MariaDBは、information_schemaクエリ結果をキャッシュすることができます。キャッシュを使用することで、同じクエリを繰り返し実行した場合の処理速度を向上させることができます。

クエリの見直し

information_schemaクエリを見直し、不要な部分がないか確認してください。不要な部分があれば、削除することで処理速度を向上させることができます。

パーティショニングの使用

information_schemaテーブルをパーティショニングすることで、クエリ処理速度を向上させることができます。

別のデータベースの使用

MariaDBのバージョンアップ

新しいバージョンのMariaDBでは、information_schemaクエリ処理速度が向上している場合があります。

注意事項

上記の方法を試す前に、必ずバックアップを取ってください。


mariadb


【MySQL/MariaDB】"SELECT binary FROM agents" クエリが構文エラーになる原因と解決策

シンプルな "SELECT binary FROM agents" クエリが MySQL/MariaDB で構文エラーになる場合があります。原因:このエラーは、主に以下の2つの原因が考えられます。データ型不一致:列 agents がバイナリデータ型ではない場合、このエラーが発生します。列のデータ型を確認し、適切なデータ型でクエリを実行する必要があります。...


MariaDB 10とCentOS 7の意外な関係!?open_files_limit設定で知っておくべき重要ポイント

CentOS 7 で MariaDB 10 を使用する場合、open_files_limit をデフォルトの 1024 から増やせないことがあります。これは、MariaDB が多くのファイルを開く必要がある場合に問題が発生する可能性があります。...


MariaDB: INSERT後にトリガーが実行されると構文エラーが発生する問題

MariaDBで、INSERT操作後にトリガーが実行されると、構文エラーが発生する問題があります。この問題は、トリガーの定義に誤りがあることが原因で発生します。原因この問題の最も一般的な原因は、トリガーの定義に誤りがあることです。具体的には、以下の原因が考えられます。...


MariaDB:パスワード再試行回数設定時のエラー「Cannot set the number of password retries」の解決策

MariaDBでパスワード認証時に「Cannot set the number of password retries」エラーが発生する場合、いくつかの原因が考えられます。本記事では、エラーの原因と解決方法について分かりやすく解説します。エラーメッセージ...


DockerでMariaDBを起動する際のエラー「Error starting mariadb」の対処法

このエラーは、MariaDB コンテナの起動に必要なファイルのパーミッションが不足していることが原因です。具体的には、以下のファイルのパーミッションが関係しています。/docker-entrypoint. sh/etc/my. cnf以下の方法で、それぞれのファイルのパーミッションを設定します。...