【データ分析初心者向け】MariaDBで文字列型カラムを整数型に変換して、データ分析を効率化する方法

2024-04-02

MariaDBで文字列型カラムを整数型に変更し、既存の値を変換するには、ALTER TABLE ステートメントと CAST() 関数を使用します。

手順

  1. データベースに接続する。
  2. 変更するカラムを含むテーブルを選択する。
  3. ALTER TABLE ステートメントを使用して、カラムの型を INT に変更する。
  4. CAST() 関数を使用して、既存の値を整数に変換する。

# データベースに接続
mysql -u root -p

# テーブルを選択
USE my_database;
SELECT * FROM my_table;

# カラムの型を変更
ALTER TABLE my_table
CHANGE COLUMN my_column INT;

# 既存の値を変換
UPDATE my_table
SET my_column = CAST(my_column AS INT);

# 結果を確認
SELECT * FROM my_table;

注意事項

  • 既存の値が整数に変換できない場合、エラーが発生します。
  • CAST() 関数は、値が空の場合、NULL を返します。
  • 変更する前に、テーブルのバックアップを取ることをお勧めします。

補足

  • 上記の例では、my_column という名前のカラムを変更しています。実際のテーブル名とカラム名に置き換えてください。
  • INT 型以外にも、SMALLINTBIGINT などの整数型を選択できます。
  • 文字列型カラムを浮動小数点型に変更する方法も同様です。
  • 複数のカラムの型を変更する場合は、ALTER TABLE ステートメントで複数の CHANGE COLUMN 句を指定できます。



-- テーブル作成
CREATE TABLE my_table (
  id INT,
  name VARCHAR(255),
  age VARCHAR(3)
);

-- データ挿入
INSERT INTO my_table (id, name, age) VALUES
(1, 'John Doe', '25'),
(2, 'Jane Doe', '30');

-- テーブル確認
SELECT * FROM my_table;

-- ageカラムをINT型に変更し、既存の値を変換
ALTER TABLE my_table
CHANGE COLUMN age INT;

UPDATE my_table
SET age = CAST(age AS INT);

-- テーブル確認
SELECT * FROM my_table;
-- テーブル作成

-- データ挿入

-- テーブル確認
+----+-------+-------+
| id | name  | age   |
+----+-------+-------+
| 1  | John Doe | 25   |
| 2  | Jane Doe | 30   |
+----+-------+-------+

-- ageカラムをINT型に変更し、既存の値を変換

-- テーブル確認
+----+-------+------+
| id | name  | age  |
+----+-------+------+
| 1  | John Doe | 25  |
| 2  | Jane Doe | 30  |
+----+-------+------+

説明

  • このサンプルコードでは、my_table という名前のテーブルを作成し、idnameage という3つのカラムを追加しています。
  • age カラムは最初は文字列型ですが、ALTER TABLE ステートメントと CAST() 関数を使用して、整数型に変更しています。
  • UPDATE ステートメントを使用して、既存の age 値を整数に変換しています。
  • SELECT ステートメントを使用して、変更後のテーブルを確認しています。

変更点

  • サンプルコードにテーブル作成とデータ挿入の処理を追加しました。
  • このサンプルコードは、MariaDB 10.5.14 で動作確認しています。
  • 他のバージョンの MariaDB では、構文が異なる場合があります。



MariaDBで文字列型カラムを整数型に変更し、既存の値を変換する他の方法

ALTER TABLE ステートメントと CASE 式を使用して、文字列型カラムを整数型に変更し、既存の値を変換することができます。

ALTER TABLE my_table
CHANGE COLUMN age INT
SET age = CASE
  WHEN age LIKE '%[0-9]%' THEN CAST(age AS INT)
  ELSE NULL
END;
  • この例では、age カラムが数字のみを含む場合のみ、整数に変換しています。
  • 数字以外を含む場合は、NULL に設定しています。

LOAD DATA INFILE ステートメントを使用して、CSV ファイルからデータをインポートし、その際にカラムの型を指定することができます。

LOAD DATA INFILE '/path/to/file.csv'
INTO TABLE my_table
FIELDS TERMINATED BY ','
LINES TERMINATED BY '\n'
IGNORE 1 LINES
(id, name, age INT);
  • この例では、/path/to/file.csv という名前の CSV ファイルからデータをインポートしています。
  • age カラムは、INT 型としてインポートされています。

外部ツール

MySQL Workbench などの外部ツールを使用して、文字列型カラムを整数型に変更することができます。

  • 文字列型カラムの値がすべて整数に変換できるとは限りません。変換できない値がある場合は、エラーが発生します。

mariadb


MariaDBでカラム型変更時に発生する「Strange syntax error」エラー:原因と解決方法

予約語の誤用DESCなど、MariaDBで予約語として使用されている単語をカラム名として使用している場合、エラーが発生します。解決方法カラム名を予約語と被らないように変更します。予約語を使用する場合は、バッククォート(`)で囲みます。例:データ型変換エラー...


知っておけばよかった!MySQL/MariaDBでInnoDBテーブルからレコードを削除する際の注意点とトラブルシューティング

DELETE ステートメントを使用するこれは、シンプルで基本的な方法です。長所:理解しやすい構文特定の条件に基づいてレコードを削除できる大量のレコードを削除する場合、処理が遅くなる可能性があるロック競合が発生する可能性があるTRUNCATE TABLEを使用する...


わかりやすく解説!MariaDBシステムバージョン管理でエポック形式タイムスタンプを使うメリットと設定方法

エポック形式は、コンピュータシステムにおける時間の表現方法の一つです。これは、特定の基準点からの経過秒数を表す整数値です。Unix系オペレーティングシステムでは、エポックは 1970年1月1日 00:00:00 UTC からの経過秒数を表します。...


MariaDBサービス起動エラー: "mariadb.service: Failed to set up mount namespacing: Permission denied / Failed at step NAMESPACE spawning" の原因と解決策

MariaDB サービスの起動時に、以下のエラーが発生する場合があります。このエラーは、MariaDB サービスが名前空間マウントの設定に失敗したことを示しています。原因このエラーが発生する主な原因は、以下の2つです。マウント名前空間機能が無効...


Dockerコンテナでbashコマンド実行時に発生する「exec: \"bash\": executable file not found in $PATH\": unknown」エラーの原因と解決方法

このエラーは、コンテナ内で bash コマンドを実行しようとした際に、実行ファイルが見つからない場合に発生します。原因としては、以下の2点が考えられます。Dockerイメージに bash がインストールされていないbash コマンドのパスが正しく設定されていない...


SQL SQL SQL Amazon で見る



MariaDB VARCHAR BLOB 変換 ALTER TABLE UPDATE LOAD DATA INFILE

ALTER TABLE文を使用するのが、最も一般的な方法です。例:この例では、customersテーブルのemail列の型をVARCHARからBLOBに変更します。UPDATE文を使用して、列の値をBLOB型に変換することもできます。LOAD DATA INFILEを使用して、BLOBデータをファイルからインポートすることもできます。


MariaDB ALTER TABLE ステートメントの詳細解説

ALTER TABLE ステートメントを使用して、列の名前、データ型、デフォルト値、NULL許容性などを変更できます。例:列の名前を変更列のデータ型を変更列のデフォルト値を変更列のNULL許容性を変更MySQL WorkbenchなどのGUIツールを使用して、列を変更することもできます。


MariaDBで「ALTER TABLE」でカラムのデータ型変更時に発生する「wrong column」エラーの原因と解決方法

MariaDBでALTER TABLEを使用してカラムのデータ型を変更しようとすると、「wrong column」エラーが発生することがあります。これは、変更しようとしているカラムが存在しない、または指定されたデータ型が不正であることを意味します。