SQL Server Management Studio を使用して制約付きの列を削除する方法

2024-04-11

SQL Server で制約付きの列を削除する方法

SQL Server Management Studio (SSMS) を使用して、制約付きの列を簡単に削除できます。

  1. オブジェクト エクスプローラーで、列を削除するテーブルに移動します。
  2. テーブルを右クリックし、 [デザイン] を選択します。
  3. テーブル デザイナーが開きます。
  4. 列が削除されます。

Transact-SQL を使用して、制約付きの列を削除することもできます。

DEFAULT 制約

列に DEFAULT 制約がある場合、削除前に削除する必要があります。

ALTER TABLE your_table
DROP CONSTRAINT your_default_constraint;

CHECK 制約

ALTER TABLE your_table
DROP CONSTRAINT your_check_constraint;

外部キー制約

列に外部キー制約がある場合、参照しているテーブルから列を削除する必要があります。さもなければ、エラーが発生します。

参照制約を削除する

ALTER TABLE your_referencing_table
DROP CONSTRAINT your_foreign_key_constraint;

列を削除する

ALTER TABLE your_table
DROP COLUMN your_column;

PRIMARY KEY 制約

列が PRIMARY KEY の一部である場合、列を削除する前に PRIMARY KEY 制約を変更する必要があります。

ALTER TABLE your_table
ALTER COLUMN your_column DROP CONSTRAINT your_primary_key_constraint;
ALTER TABLE your_table
DROP COLUMN your_column;

UNIQUE 制約

ALTER TABLE your_table
DROP CONSTRAINT your_unique_constraint;

その他の注意事項

  • 列を削除すると、その列のすべてのデータが失われます。削除前にデータをバックアップしていることを確認してください。
  • 列が他のテーブルで使用されている場合は、その列を削除できない場合があります。まず、その列を使用しているテーブルから列を削除する必要があります。
  • 列がインデックスの一部である場合、列を削除する前にインデックスを削除する必要があります。

SQL Server 2008 では、DROP COLUMN ステートメントを使用して制約付きの列を削除することはできません。代わりに、上記の Transact-SQL ステートメントを使用して、まず制約を削除してから列を削除する必要があります。




SQL Server で制約付きの列を削除するサンプルコード

-- DEFAULT 制約を削除する
ALTER TABLE your_table
DROP CONSTRAINT your_default_constraint;

-- CHECK 制約を削除する
ALTER TABLE your_table
DROP CONSTRAINT your_check_constraint;

-- 列を削除する
ALTER TABLE your_table
DROP COLUMN your_column;

説明:

  1. ALTER TABLE your_table ステートメントを使用して、変更するテーブルを指定します。
  2. DROP CONSTRAINT your_default_constraint ステートメントを使用して、your_default_constraint という名前の DEFAULT 制約を削除します。
  3. DROP COLUMN your_column ステートメントを使用して、your_column という名前の列を削除します。

補足:

  • この例では、列に外部キー制約、PRIMARY KEY 制約、または UNIQUE 制約がないことを前提としています。これらのいずれかの制約がある場合は、最初に削除する必要があります。
  1. 上記の Transact-SQL ステートメントを使用して、まず制約を削除します。
  2. sp_rename システム プロシージャを使用して、列の名前を一時的な名前に変更します。
  3. ALTER TABLE ステートメントを使用して、列を削除します。

以下の例では、your_table テーブルから your_column という名前の列を削除する方法を示します。この列には、your_default_constraint という名前の DEFAULT 制約と、your_check_constraint という名前の CHECK 制約があります。

-- DEFAULT 制約を削除する
ALTER TABLE your_table
DROP CONSTRAINT your_default_constraint;

-- CHECK 制約を削除する
ALTER TABLE your_table
DROP CONSTRAINT your_check_constraint;

-- 列の名前を一時的な名前に変更する
EXEC sp_rename 'your_column', 'your_column_temp', 'COLUMN';

-- 列を削除する
ALTER TABLE your_table
DROP COLUMN your_column_temp;

-- 列の名前を元の名前に戻す
EXEC sp_rename 'your_column_temp', 'your_column', 'COLUMN';



SQL Server で制約付きの列を削除するその他の方法

DROP COLUMN WITH CONSTRAINT DELETE を使用する

SQL Server 2019 以降では、DROP COLUMN WITH CONSTRAINT DELETE 句を使用して、列とその関連する制約を同時に削除できます。

ALTER TABLE your_table
DROP COLUMN your_column WITH CONSTRAINT DELETE;

利点:

  • この方法は、列と関連する制約をまとめて削除できるため、より簡潔です。
  • SQL Server 2019 以降でのみ使用できます。

ALTER TABLE ... NOCHECK を使用する

ALTER TABLE ... NOCHECK 句を使用して、制約のチェックを無効にしてから列を削除することもできます。 ただし、これは 非推奨 の方法であり、データ破損のリスクがあるため、最後の手段 としてのみ使用してください。

ALTER TABLE your_table NOCHECK;
ALTER TABLE your_table
DROP COLUMN your_column;
ALTER TABLE your_table WITH CHECK;
  • 外部キー制約など、他の方法で削除できない制約がある場合に役立ちます。
  • データ破損のリスクがあるため、最後の手段 としてのみ使用してください。
  • ALTER TABLE ... WITH CHECK ステートメントを実行する前に、必ず データベースをバックアップしてください。

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