DATE_TRUNC関数で月初日を取得する方法
SQLで月初日を取得する方法
DATE_TRUNC関数は、日付型を指定した精度で切り捨ててくれる関数です。月初日を取得するには、以下のようにDATE_TRUNC関数と'month'を組み合わせて使用します。
SELECT DATE_TRUNC('month', '2024-03-30'); -- 2024-03-01
EXTRACT関数は、日付型から指定した部分(年、月、日など)を抽出する関数です。月初日を取得するには、以下のようにEXTRACT関数とYEAR、MONTHを組み合わせて使用します。
SELECT DATE '2024-03-30' - INTERVAL DAY(DATE '2024-03-30') + 1 DAY; -- 2024-03-01
SELECT TO_DATE(CONCAT(EXTRACT(YEAR FROM '2024-03-30'), '-', EXTRACT(MONTH FROM '2024-03-30'), '-01'), 'YYYY-MM-DD'); -- 2024-03-01
その他の方法
上記以外にも、以下のような方法で月初日を取得することができます。
- 月初日を表す固定値(例:'2024-03-01')を使用する
- CASE WHEN式を使用して、条件分岐で月初日を取得する
補足
- 上記の例では、'2024-03-30'という日付を使用していますが、他の日付でも同様に月初日を取得することができます。
- DATE_TRUNC関数とEXTRACT関数は、SQL Serverをはじめとする多くのデータベースで利用可能です。
- 使用するデータベースやバージョンによって、関数の書式や引数が異なる場合がありますので、詳細は各データベースのマニュアルを参照してください。
DATE_TRUNC関数を使う
SELECT DATE_TRUNC('month', '2024-03-30'); -- 2024-03-01
SELECT DATE_TRUNC('month', '2024-12-31'); -- 2024-12-01
EXTRACT関数を使う
SELECT DATE '2024-03-30' - INTERVAL DAY(DATE '2024-03-30') + 1 DAY; -- 2024-03-01
SELECT DATE '2024-12-31' - INTERVAL DAY(DATE '2024-12-31') + 1 DAY; -- 2024-12-01
SELECT TO_DATE(CONCAT(EXTRACT(YEAR FROM '2024-03-30'), '-', EXTRACT(MONTH FROM '2024-03-30'), '-01'), 'YYYY-MM-DD'); -- 2024-03-01
SELECT TO_DATE(CONCAT(EXTRACT(YEAR FROM '2024-12-31'), '-', EXTRACT(MONTH FROM '2024-12-31'), '-01'), 'YYYY-MM-DD'); -- 2024-12-01
-- 月初日を表す固定値を使用する
SELECT '2024-03-01';
SELECT '2024-12-01';
-- CASE WHEN式を使用して、条件分岐で月初日を取得する
SELECT CASE WHEN DAY(date_column) = 1 THEN date_column
ELSE DATE_TRUNC('month', date_column)
END AS first_day_of_month
FROM your_table;
上記はあくまでもサンプルコードです。実際の使用例に合わせて、コードを修正してください。
- 上記のコードは、SQL Server 2019で動作確認しています。
- 使用するデータベースやバージョンによって、コードの修正が必要になる場合があります。
他の方法
SELECT FLOOR(DATE_PART('year', '2024-03-30') || '-' || DATE_PART('month', '2024-03-30') || '-01', 'month'); -- 2024-03-01
CAST関数とSUBSTRING関数を使って、日付型を文字列に変換し、そこから月初日を取得する方法です。
SELECT CAST(SUBSTRING('2024-03-30', 1, 7) || '-01' AS DATE); -- 2024-03-01
自作関数を使う
CREATE FUNCTION get_first_day_of_month(@date DATE)
RETURNS DATE
AS
BEGIN
RETURN DATE_TRUNC('month', @date);
END
GO
SELECT get_first_day_of_month('2024-03-30'); -- 2024-03-01
どの方法を使うかは、状況によって異なります。以下のような点を考慮して選択してください。
- 処理速度
- 読みやすさ
- 保守性
一般的には、DATE_TRUNC関数を使う方法が最も処理速度が速いです。
EXTRACT関数を使う方法やCASE WHEN式を使う方法は、比較的読みやすいコードになります。
自作関数を使う方法は、コードの再利用性が高くなりますが、保守性が低くなる可能性があります。
月初日を取得するには、いくつか方法があります。それぞれの方法のメリットとデメリットを理解した上で、状況に合わせて最適な方法を選択してください。
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