SQLiteにおける別々の列にある日付と時刻によるフィルタリング:詳細ガイド

2024-07-27

SQLiteにおける別々の列にある日付と時刻によるフィルタリング

STRFTIME() 関数と比較演算子を使用する

この方法は、日付と時刻を文字列に変換し、比較演算子を使用して必要な範囲に一致するレコードを抽出します。

SELECT * FROM your_table
WHERE STRFTIME('%Y-%m-%d', date_column) = '2024-07-07'
  AND STRFTIME('%H:%M:%S', time_column) >= '10:00:00';

この例では、date_column 列の値が "2024-07-07" であり、time_column 列の値が "10:00:00" 以降であるレコードをすべて選択します。

SELECT * FROM your_table
WHERE DATETIME(date_column, time_column) >= '2024-07-07 10:00:00';

この例では、date_column 列と time_column 列の値を結合した DATETIME 値が "2024-07-07 10:00:00" 以降であるレコードをすべて選択します。

BETWEEN キーワードを使用する

この方法は、BETWEEN キーワードを使用して、日付と時刻の範囲に一致するレコードを抽出します。

SELECT * FROM your_table
WHERE date_column BETWEEN '2024-07-01' AND '2024-07-07'
  AND time_column BETWEEN '10:00:00' AND '18:00:00';

サブクエリを使用する

この方法は、サブクエリを使用して、必要な日付と時刻を含むレコードを特定し、メインクエリでこれらのレコードをフィルタリングします。

SELECT * FROM your_table
WHERE (date_column, time_column) IN (
  SELECT date_column, time_column FROM your_table
  WHERE date_column = '2024-07-07' AND time_column >= '10:00:00'
);

注意事項

  • 必要に応じて、WHERE 句に他の条件を追加することができます。
  • 使用する日付と時刻の形式は、データベースのスキーマに合わせて調整する必要があります。
  • 上記の例では、your_table を実際のテーブル名に置き換える必要があります。



CREATE TABLE events (
  event_id INTEGER PRIMARY KEY AUTOINCREMENT,
  event_date DATE NOT NULL,
  event_time TIME NOT NULL
);

INSERT INTO events (event_date, event_time) VALUES
  ('2024-07-01', '10:00:00'),
  ('2024-07-01', '12:00:00'),
  ('2024-07-02', '14:00:00'),
  ('2024-07-03', '16:00:00'),
  ('2024-07-04', '18:00:00'),
  ('2024-07-05', '20:00:00'),
  ('2024-07-06', '22:00:00'),
  ('2024-07-07', '10:00:00'),
  ('2024-07-07', '11:00:00');

-- Filter events for July 2nd and 3rd
SELECT * FROM events
WHERE event_date BETWEEN '2024-07-02' AND '2024-07-03';

-- Filter events for July 2nd and 3rd, starting at 12:00 PM on July 2nd
SELECT * FROM events
WHERE event_date BETWEEN '2024-07-02' AND '2024-07-03'
  AND event_time >= '12:00:00';

-- Filter events for July 7th, between 10:00 AM and 11:00 AM
SELECT * FROM events
WHERE event_date = '2024-07-07'
  AND event_time BETWEEN '10:00:00' AND '11:00:00';

In this example, the events table has two columns: event_date and event_time. The event_date column stores the date of the event, and the event_time column stores the time of the event.

The first query filters the events table to only include events that occurred on July 2nd and 3rd. The second query filters the events table to only include events that occurred on July 2nd and 3rd, starting at 12:00 PM on July 2nd. The third query filters the events table to only include events that occurred on July 7th, between 10:00 AM and 11:00 AM.




この方法は、CASE 式を使用して、日付と時刻の値を条件に応じて異なる値に変換し、WHERE 句でこれらの値を比較します。

SELECT * FROM your_table
WHERE CASE
  WHEN STRFTIME('%H', time_column) >= 12 THEN
    STRFTIME('%Y-%m-%d', date_column) || ' 12:00:00'
  ELSE
    STRFTIME('%Y-%m-%d', date_column) || ' 00:00:00'
  END >= '2024-07-07';

この例では、time_column 列の値が 12 以上の場合、date_column 列と time_column 列の値を "2024-07-07 12:00:00" という形式の文字列に変換します。そうでない場合は、"2024-07-07 00:00:00" という形式の文字列に変換します。その後、WHERE 句でこれらの変換された値を比較して、必要な日付と時刻に一致するレコードを抽出します。

JOIN 操作を使用する

この方法は、2 つのテーブルを JOIN し、必要な条件に一致するレコードを抽出します。

SELECT * FROM your_table t1
JOIN (
  SELECT date_column, MIN(time_column) AS min_time
  FROM your_table
  GROUP BY date_column
) AS t2
ON t1.date_column = t2.date_column
  AND t1.time_column >= t2.min_time
WHERE date_column = '2024-07-07';

この例では、your_table テーブルを自身と JOIN し、各日付の最小時刻を持つレコードを抽出します。その後、WHERE 句で date_column 列の値が "2024-07-07" であるレコードを抽出します。

仮想テーブルを使用する

この方法は、CTE (Common Table Expression) を使用して、必要な条件に一致するレコードを含む仮想テーブルを作成し、その仮想テーブルに対してクエリを実行します。

WITH filtered_events AS (
  SELECT * FROM your_table
  WHERE date_column BETWEEN '2024-07-01' AND '2024-07-07'
    AND time_column BETWEEN '10:00:00' AND '18:00:00'
)
SELECT * FROM filtered_events;

この例では、CTE filtered_events を作成し、date_column 列の値が "2024-07-01" から "2024-07-07" の間であり、time_column 列の値が "10:00:00" から "18:00:00" の間のレコードを含めます。その後、この CTE に対してクエリを実行して、結果を抽出します。

これらの方法は、それぞれ異なる長所と短所があります。最適な方法は、特定のニーズと要件によって異なります。

ヒント

  • インデックスを作成すると、クエリの速度を向上させることができます。
  • EXPLAIN キーワードを使用して、クエリのクエリプランを確認し、パフォーマンスを最適化することができます。
  • 複雑なクエリを作成する場合は、中間結果を一時テーブルに保存して、クエリをより読みやすく、デバッグしやすくすることができます。

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