MySQL: プリペアドステートメントとストアドプロシージャで変数を使用する方法
MySQL: @variable と変数の違い
- セッション変数: 現在のセッションでのみ有効な変数です。
- システム変数: サーバー全体で有効な変数です。
@variable と変数の主な違いは以下のとおりです。
- スコープ: @variable はセッション変数、変数はローカル変数です。
- 名前: @variable は
@
記号で始まり、変数は@
記号で始まりません。 - 設定方法: @variable は
SET
ステートメントで設定し、変数はSET @variable_name = value;
ステートメントで設定します。 - 参照方法: @variable は
@variable_name
のように参照し、変数はvariable_name
のように参照します。
例
-- セッション変数を設定
SET @my_variable = 1;
-- ローカル変数を設定
SET variable_name = 2;
-- セッション変数を参照
SELECT @my_variable;
-- ローカル変数を参照
SELECT variable_name;
@variable の使用例
- クエリの実行中に一時的な値を保存する場合
- ユーザー定義変数を定義する場合
変数の使用例
- クエリ内で繰り返し使用される値を保存する場合
- スクリプト内で変数を渡す場合
@variable と変数は、スコープ、名前、設定方法、参照方法が異なります。 それぞれの特徴を理解して、適切な場面で使用しましょう。
-- セッション変数を設定
SET @my_variable = 1;
-- ローカル変数を設定
SET variable_name = 2;
-- セッション変数を参照
SELECT @my_variable;
-- ローカル変数を参照
SELECT variable_name;
-- セッション変数を使用してクエリを実行
SELECT * FROM table WHERE value > @my_variable;
-- ローカル変数を使用してクエリを実行
SELECT * FROM table WHERE value > variable_name;
-- ユーザー定義変数を定義
SET @my_function = CONCAT('Hello, ', user_name);
-- ユーザー定義変数を使用
SELECT @my_function;
- 最初の2つの
SET
ステートメントは、セッション変数@my_variable
とローカル変数variable_name
を設定します。 - 次の2つの
SELECT
ステートメントは、セッション変数とローカル変数を参照します。 - 最後の2つの
SET
ステートメントは、ユーザー定義変数@my_function
を定義し、使用します。
- プリペアドステートメント: プリペアドステートメントを使用すると、クエリ内で変数をパラメータとして渡すことができます。
- ストアドプロシージャ: ストアドプロシージャを使用すると、ローカル変数を定義して、クエリ内で使用することができます。
これらの方法は、より複雑なクエリやロジックを処理する場合に役立ちます。
プリペアドステートメントの使用例
-- プリペアドステートメントを作成
PREPARE stmt FROM 'SELECT * FROM table WHERE value > ?';
-- プリペアドステートメントを実行
EXECUTE stmt USING @my_variable;
ストアドプロシージャの使用例
DELIMITER //
CREATE PROCEDURE my_procedure(IN value INT)
BEGIN
DECLARE local_variable INT;
SET local_variable = value;
SELECT * FROM table WHERE value > local_variable;
END //
DELIMITER ;
CALL my_procedure(@my_variable);
これらの方法は、@variable と変数よりも高度な方法ですが、より多くの機能と柔軟性を提供します。
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