HomebrewでインストールしたMySQLのmy.cnfファイルをトラブルシューティングする方法

2024-04-02

HomebrewでインストールしたMySQLのmy.cnfファイルの場所

MySQLの設定ファイルです。データベースの接続方法、メモリ使用量、インデックス作成方法などの設定を記述できます。

HomebrewでインストールしたMySQLの場合

my.cnfファイルは、以下の場所に格納されます。

/usr/local/etc/my.cnf

確認方法

以下のコマンドを実行することで、my.cnfファイルの場所を確認できます。

brew info mysql

出力結果に、my.cnf の項目が含まれています。

設定ファイルが存在しない場合

HomebrewでインストールしたMySQLには、デフォルトでmy.cnfファイルは存在しません。必要に応じて、上記の場所にファイルを新規作成する必要があります。

設定ファイルの作成

cp /usr/local/Cellar/[email protected]/8.0.28/support-files/my-default.cnf /usr/local/etc/my.cnf

作成したファイルを編集することで、MySQLの設定を変更できます。

設定例

  • データベースの接続方法
[client]
host = localhost
user = root
password = password
  • メモリ使用量
[mysqld]
max_allowed_packet = 100M

補足

  • 上記の情報は、MySQL 8.0.28を例に説明しています。バージョンによって、my.cnfファイルの場所や設定項目が異なる場合があります。
  • 設定ファイルを編集する際は、構文エラーに注意してください。
  • 設定変更後、MySQLを再起動する必要があります。



# デフォルトのHomebrew MySQLサーバー設定

[mysqld]
# localhostからの接続のみ許可
bind-address = 127.0.0.1

# データベースの文字コード
character-set-server = utf8mb4

# インデックス作成方法
innodb_file_per_table = 1

# メモリ使用量
max_allowed_packet = 100M

# 接続数
max_connections = 100

# スロークエリログ
slow_query_log = 1
slow_query_log_file = /var/log/mysql/slow-query.log

# ログレベル
log_error = /var/log/mysql/error.log

MySQLは、起動時にmy.cnfファイルを読み込みます。設定ファイルを変更した場合は、MySQLを再起動する必要があります。

再起動方法

brew services restart mysql

設定の確認

mysql -uroot -p

パスワードを入力後、以下のコマンドを実行します。

SHOW VARIABLES;

出力結果に、my.cnfファイルで設定した項目が表示されます。




my.cnfファイルを編集する他の方法

vim /usr/local/etc/my.cnf

テキストエディタを使用する

Finderで/usr/local/etc/my.cnfファイルをを開き、テキストエディタで編集できます。

MySQL WorkbenchでMySQLに接続し、mysqldセクションのVariablesタブで設定を変更できます。

補足

  • 設定ファイルを編集する際は、バックアップを取ることをお勧めします。
  • 設定変更に不安がある場合は、専門家に相談することをお勧めします。

mysql homebrew


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