MySQL/MariaDB 10.3 で PID ファイルの場所を簡単変更! 〜 初心者でも安心の3つの方法

2024-05-21

MySQL/MariaDB 10.3 の PID ファイルの場所を変更する方法

MySQL/MariaDB 10.3 では、デフォルトで /var/run/mysqld/mysqld.pid というファイルに PID 情報が保存されます。このファイルの場所は、起動オプションを使用して変更することができます。

手順

  1. MariaDB の設定ファイルは、通常 /etc/my.cnf です。このファイルを開き、以下の行を追加します。

    pid-file = /path/to/new/pid/file
    

    path/to/new/pid/file は、PID ファイルを保存する新しい場所を指定します。

  2. MariaDB を再起動する

    設定変更を反映するには、MariaDB を再起動する必要があります。以下のコマンドを実行します。

    sudo systemctl restart mysql
    

注意事項

  • 新しい PID ファイルの場所は、書き込み権限を持つユーザーがアクセスできる必要があります。
  • PID ファイルは、複数のユーザーが同時にアクセスできないように、ロックファイルとして使用されます。

    補足

    MariaDB 10.3 では、デフォルトの PID ファイルの場所を変更する以外にも、以下の方法で PID 情報を取得することができます。

    • SHOW PROCESSLIST ステートメントを使用する
    • mysqladmin processlist コマンドを使用する
    • /proc/pid/status ファイルを確認する

    これらの方法は、MariaDB サーバーが実行されているマシンに直接アクセスできる場合にのみ使用できます。




    # /etc/my.cnf
    
    [mysqld]
    pid-file = /tmp/mysql.pid
    

    このコードを実行すると、以下のようになります。

    • MariaDB の設定ファイル /etc/my.cnf に、pid-file = /tmp/mysql.pid という行が追加されます。
    • MariaDB を再起動すると、PID ファイルが /tmp/mysql.pid というファイルに保存されます。
    • このコードは、MariaDB がインストールされているシステムで実行する必要があります。
    • このコードを実行する前に、MariaDB が停止していることを確認してください。
    • このコードを実行する際には、root 権限が必要です。

    テスト

    MariaDB を再起動した後、以下のコマンドを実行して、PID ファイルの内容を確認することができます。

    cat /tmp/mysql.pid
    

    このコマンドを実行すると、MariaDB のメインプロセスの PID が表示されます。




    MariaDB 10.3 の PID ファイルの場所を変更するその他の方法

    systemd を使用している場合は、以下の設定ファイルを作成して、PID ファイルの場所を指定することができます。

    [Unit]
    Description=MariaDB 10.3 Server
    After=network.target
    
    [Service]
    Type=forked
    User=mysql
    Group=mysql
    ExecStart=/usr/sbin/mysqld --defaults-file=/etc/my.cnf
    PIDFile=/tmp/mysql.pid
    
    [Install]
    WantedBy=multi-user.target
    

    この設定ファイルを /etc/systemd/system/mysqld.service という名前で保存し、以下のコマンドを実行して MariaDB を再起動します。

    sudo systemctl daemon-reload
    sudo systemctl restart mysql
    

    環境変数を使用する

    以下のコマンドを実行して、MYSQL_PID_FILE 環境変数を設定することができます。

    MYSQL_PID_FILE=/tmp/mysql.pid export MYSQL_PID_FILE
    

    このコマンドを実行すると、MYSQL_PID_FILE 環境変数が /tmp/mysql.pid に設定されます。MariaDB を起動するたびに、この環境変数の値が PID ファイルの場所として使用されます。

    起動オプションを使用する

    mysqld --pid-file=/tmp/mysql.pid
    
    • 上記の方法を使用する場合は、MariaDB の設定ファイルを変更する必要はありません。
    • systemd を使用する場合は、mysqld.service ファイルが /etc/systemd/system ディレクトリに存在する必要があります。
    • 環境変数を使用する場合は、MariaDB を起動するたびに、MYSQL_PID_FILE 環境変数を設定する必要があります。
    • 起動オプションを使用する場合は、MariaDB を起動するたびに、--pid-file オプションを指定する必要があります。

    どの方法を使用するかは、個々のニーズと好みによります。


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