MySQL Workbench を使って MariaDB 5.5 のデータディレクトリを変更する
MariaDB 5.5 でデータディレクトリを変更する方法
MariaDB サービスを停止する
sudo service mariadb stop
設定ファイルを編集する
テキストエディタで /etc/my.cnf
ファイルを開きます。
sudo vi /etc/my.cnf
データディレクトリの場所を指定する
以下の行を追加します。
datadir = /新しいデータディレクトリのパス
例:
datadir = /home/mariadb/data
設定ファイルを保存して閉じる
以下のコマンドを実行して、既存のデータディレクトリを新しい場所に移動します。
sudo mv /var/lib/mysql /新しいデータディレクトリのパス
所有権を変更する
以下のコマンドを実行して、新しいデータディレクトリの所有権を mysql
ユーザーに変更します。
sudo chown -R mysql:mysql /新しいデータディレクトリのパス
sudo service mariadb start
データベースの接続を確認する
以下のコマンドを実行して、データベースに接続できることを確認します。
mysql -u root -p
パスワードを入力してログインする
SHOW DATABASES;
必要に応じて設定ファイルを調整する
新しいデータディレクトリの場所を反映するために、その他の設定ファイルも調整する必要がある場合があります。
注意事項
- データディレクトリを変更する前に、必ずデータベースをバックアップしてください。
- データディレクトリを変更する際は、慎重に操作してください。
- 設定ファイルを変更する際は、構文エラーがないことを確認してください。
- データディレクトリを変更する代わりに、シンボリックリンクを使用することもできます。
- MariaDB 10.0 以降では、
datadir
オプションは廃止されました。代わりに、innodb_data_home_dir
オプションとinnodb_data_file_path
オプションを使用する必要があります。
# /etc/my.cnf
# データディレクトリの場所を指定する
datadir = /home/mariadb/data
# その他の設定
...
# データベースに接続する
mysql -u root -p
# パスワードを入力してログイン
# データベースが存在することを確認する
SHOW DATABASES;
MariaDB 5.5 でデータディレクトリを変更するその他の方法
-
MySQL Workbench は、MariaDB を管理するための GUI ツールです。
- MySQL Workbench を開き、接続したいサーバーを選択します。
- Administration タブをクリックします。
- Data Directories セクションで、Add ボタンをクリックします。
- OK ボタンをクリックします。
-
- 以下のコマンドを実行します。
mysqld_safe --datadir=/新しいデータディレクトリのパス
-
- 以下の行を init スクリプトに追加します。
export MYSQLD_DATADIR=/新しいデータディレクトリのパス
mysql configuration path